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モヤモヤして不安な気持ちでいっぱいです

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まず、お坊さまへは何度も家の事情を聞いていただきその度に丁寧なご回答をいただき感謝しています。
どうしてもまたモヤモヤして不安な事が湧いてしまいました。気分転換にヨガをしたり本を読んでみたけれど全く晴れないのでまたこちらで書かせてください。

先月、父が亡くなり、来週法要と納骨になります。亡くなった父が悲しむと思い、49日までは何とか母と揉め事は起こしたくないと努めてきました。
両親は離婚しているため喪主は私ですが、やはり元とはいえ本来ならば妻である母が喪主ですから、父の葬儀の事は全て母の意向に沿うようにしてきました。母の希望でコロナ渦で親戚は呼ばない家族葬で見送りましたし、コロナ渦なので親戚への連絡もすぐにはしたくないと母が言うので私からは連絡しませんでした。結局向こうから連絡があった時に話すことにはなったのですが。

そして、納骨には親戚の方々もみなさん行きたいと言ってくれたのですがコロナが治らないからと母が全て断りました。
それなのに、父に縁もゆかりもない自分が信仰する新興宗教の友人を3人も呼ぶというのです。コロナ渦だから親戚を呼びたくないという意見と矛盾しています。
結局のところ、母は自分と疎遠になっている親戚よりも自分のよく知った友人を呼んで安心したいだけなのです。
父と親戚は生前元気な時は毎年お正月に集まっていた仲でしたので、せっかく行きたいと行ってくれたのに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今さら私からその方々にお断りするということはしませんがその事にずっとモヤモヤしています。

母から7日毎に一緒にお経をあげようと提案されそれも朝早く起きお勤めをし、今朝が最後だったのに、昨日から母は不機嫌で今朝もうお経はあげたからお前はいいと言われ、それもとても残念で悲しいです。

母も歳なので辻褄の合わないことを言う事が多くなっているのは理解しております。こちらが筋の通った事を言ったとしても理解できないで怒り喚き散らし周りに迷惑をかけるだけなので何も言いません。しかし何も言わなければ言わないで母は私は何も出来ない人間だと思っているようです。親戚の若い子にまでうちの子はこれもダメあれもダメと話してるのを聞きまた悲しくなりました。

父の納骨の日までには何とか自分の気持ちを立て直して父を見送ってあげたいのですが、どういった心持ちでいれば良いでしょうか。

2022年2月27日 23:36

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自立の機会にしてください

ご質問有難うございます。
お父様の事はお悔やみ申し上げます。安らかでありますように。
南無阿弥陀仏
ところで、喪主はあなたです。喪主というのは故人のあとを引き継ぐということです。その家の主を引き継ぐという事です。ですから、あなたが考えあなたが実行する必要があると思います。
お父様にご兄弟がいるのなら呼ぶべきです。
コロナが蔓延していますがワクチンを接種し、マスクを着用し、手をアルコール消毒して、法要は間隔をあけて座り、換気をして、納骨後の会食を無しにすれば問題ありません。
お母様の宗教上の友人などお断りしたほうがいいです。
この機に母親から巣立ちしてはどうでしょうか。
母親の言いなりの人生を終えて、これからは自分の人生を歩んで欲しいです。
とはいえ納骨については今更遅いかもしれません。
今回納骨は母の希望通りにするとしても、一周忌はご親族と相談しあなたが考えるように実行することをお勧めします。母親に反対されても。
可能なら別居したほうがあなたの精神的な健康には良いと思います。
あなた達の事を何も知らない他人が勝手なことを書いてすみません。
合わない話であればスルーしてください。
ただ、あなたに自分の人生を歩んで欲しいと願っています。
自立した精神を持つことが自分の気持ちを立て直すことに繋がると思います。
亡き父に「これからは自分で考え実行できるように生きていきます。見守っていてください。」と祈りながらお過ごしくださいね。

2022年2月28日 15:35
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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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法要は故人を偲ぶ機会です。

お父様のご逝去、心よりご冥福をお祈り致します。お悩みを拝読し、お母様のご意向と合わないこと、一番身近な存在故に大変なお気持ちをお察しします。

コロナ禍という理由で親戚の皆さん大勢でお見送りが出来ない今、見送る側の心の整理が付きにくくなっておりますが、お悩みに対するお応えは、許される範囲で親族で集まり御供養していただきたいということです。

お通夜、葬儀、その後の法要など、全て故人のためであると同様、故人を偲ぶ場であります。毎年必ず会っていた親戚であれば尚のことです。残された方々が集い、悲嘆を抱えている方がいたら話を聞き、思い出を共有し、亡くなってもそれぞれの心の中で生きているお父様の存在を確かめること。多くの方がお父様を思っている、忘れていないということがわかれば、水晶さんも親戚のみなさんの生き方にも影響していきます。辛い思いをしている人がいれば、みんなで聴くことで癒しの機会になるのです。

お父様と縁のないお母様のお友達を呼ぶことは、お母様の都合です。
告別式まではお母様のご意向を聞いたことで一区切りし、上記の理由をお母様にお話ししてみてください。もし、お母様との関係が崩れてしまうことを危惧されるようでしたら、公にはお母様のご意向に添い、後日にお父様の縁のある方々で集まって「偲ぶ会」とし、御供養をして差し上げる機会を作るとするという方法もありますね。いずれにしてもお父様もお喜びになる、偲ぶ機会になりますようお祈りしております。

2022年2月28日 21:40
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有り難し
おきもち

曹洞宗(禅宗)僧侶。スピリチュアルケア師。 もの心がついた頃から「生きる...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
お二方のご回答とても考えさせられるものであり、有り難く噛み締めております。
コロナの状況にもよりますが、一周忌には納得の出来る法要にしようと思いました。
父の兄弟の方は皆亡くなっているので(1人音信不通の弟がいますが連絡先もわからず生死もわかりません)親戚は父からみて姪の家族のみなさんです。
考えてみたらそちらの親戚も家族ぐるみで別の新興宗教の熱心な信者です。
うちの母が信じている新興宗教は父の母から引き継いだもので、それに反発した叔母が入会したのがあちらの親戚の信じる新興宗教です。
あちらの新興宗教のほうが規模が大きく皆さん熱心なので、私も父も生前何度もDVDを見せられたりなどやんわりと勧誘もされていました。父は無宗教でしたが。
そういった意味でもお互い相容れない部分があるのかもしれません。私はそんな状況を見ているので距離を置いていますが、どちらもカルト的な悪いものではないので難しいものです。

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