戦争が怖いです
先日から始まってしまったロシアによるウクライナへの侵攻。
本当に恐ろしくとても悲しいです。
ニュースで流れる涙を流す子供の映像や
離れ離れになる家族を知るたびに
涙が止まりません。
少しでも情勢を理解しようと、色々調べていたら、たくさんの怖い記事を見つけ読んでしまいました。第三次世界大戦、核戦争、、。恐怖はどんどん膨らみ、不安と恐怖で一日手が震えています。一度ネットから離れなければと思い全ての通知をオフにしてみましたが、それでも不安は膨らんでしまいます。
両親と会うのは、あの時が最後だったのかな、大好きなあの場所にはもう行けないのかな。この道を散歩するのは、もう今日が最後なのかもしれない、といったように考え涙が止まりません。
わたしは一児の母です。生後半年の娘がいます。その娘の笑顔を見ると、胸がとても苦しくなります。ごめんね、こんな時に産んでしまってごめんね、、と。娘が大きくなる姿も見れないのかな、、と。怖い思い、痛い思いをさせてしまうくらいなら、いっそのこと、一緒に死んでしまおうか、そんなことも思ってしまいました。今まで生きてきてそんなことを思ったことは一度もありませんでした。折角頂いた命、育ててくれた両親になんて親不孝なことを考えるんだろう、と思いますが、どうしてもよぎってしまいます。そのくらい、追い詰められ絶望を感じています。
戦争は、私が知ろうとしていなかっただけで
私が産まれてからも色々なところであったようです。わたしのように、子供を想って亡くなった方もたくさんいらっしゃると思います。現に今も、現地で命を張って戦っている方々、家族を守ろうと必死になっている方々がいます。そんな方々の痛みも知らず、知ろうとせず、のうのうと生きてきてしまったこと、今命を張って懸命に生きている人がいるのに、こんなことを思ってしまう自分に吐き気がします。
今回のことは、悩んでも仕方がないこと、もうなるようになる、と思うしかないと思っています。しかし、どうしても切り替えられず、生活に支障をきたしてしまっています。子供のためにも、しっかりしないといけません。
どうか、前向きになれるアドバイス、死を受け入れられるアドバイスを頂ければと思います。
読みにくく、拙い文章で申し訳ありません。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
戦争とアリの巣コロリ・ゴキブリホイホイの共通点
あおさま
戦争は誠に悲しくつらい出来事です。多くの方が亡くなってしまいます・・
先に何度か回答させて頂きました内容と同じくとなりますが、戦争、疫病、災害、飢饉・・私たちの世界では、嫌なこと、憎むべきこととも出会っていかなければならないという苦しみである「怨憎会苦」があります。
他にも代表的には四苦八苦と申しまして、生老病死、愛別離苦、五蘊盛苦、求不得苦などといったものもございます。
このような苦しみと出会わなければならないのが、この輪廻という世界であります・・
皆、この輪廻の牢獄に囚われて苦しんでしまっています。
それは輪廻にある者全てにおいてでございます。皆、死も含めて色々な恐怖に苦しんでしまっています。
この輪廻から離れる方法、恐怖も含めて色々な苦しみをなくすための方法が説かれてあるのが仏教となります。
是非、輪廻を厭うと共に、恐怖を打ち破るためにも、仏教を学び修して頂くことをお勧め申し上げます。
ロシアとウクライナの戦争は誠に悲しくつらい出来事です。
皆、自分を守り、生きながらえようとする思いも同じです。戦争もそんな利己的な、自己中心的な動機、利害関係により起こってしまうものです。
同じようなことは私たちも日常でしてしまっていることがあります。
例えば、アリの巣コロリを置いたり、ゴキブリホイホイを置いたりして、何も害を及ぼさない無垢な生き物を無下に殺めているのは、くだらない利己的な動機によるところからであります。肉や魚を必要以上に食べて貪るのもそうです。
コロナウイルスだって生き残ろうと必死です。だから変異も繰り返して何とか生きよう生きようとするのであります。
もちろん、だからといってそのままにしておくというわけではありません。
害をもたらしてくる虫やウイルスをやむを得ずに殺めてしまうのはどうしても仕方のないことですが、供養の気持ちを持ってその命を頂かなければいけないということであります。
食事の際に頂きますと言って合掌するのも供養の意からであります。
命をできるだけ大切にしていくのは、大変、大きな功徳となります。
是非、お子様とともに、できるだけ命を大切にする実践をして頂ければ、誠に有り難いことであり、まさに仏教の菩薩の道に適うものにもなります。
合掌
正しく恐れる
戦争は恐ろしいですし、悲惨です。
その思いに何の間違いもありません。
怖いものは怖いのです。
申し訳ないことに私からは杞憂にしか見えない。
だとしても、あなたが怖いなら誰かの言葉で安心しようとしないことです。
自分で調べ、対策を取りましょう。
戦争はむやみやたらやるものではありません。
(愚かではあるでしょうが)頭の悪い人間がやっていることでもありませんので、狙いがあります。
それは完璧といかなくてもこれだけ情報にあふれた世の中ならある程度の予想を立てることができます。
あなたが自らの足で歩まなくては、うわべの、薄っぺらな安心が張り付くだけです。
他の相談とはわけが違います。
だって戦争は誰でも恐ろしいに決まっているからです。
自分で距離感を決めるくらいに戦争のことを知らなければ、戦争に対して安心や前向きな心などは得られないのです。
質問者からのお礼
けいじょうさま
コメントありがとうございます。
正しく恐れる、非常に心に響きました。
学んでいるつもりでしたが、恐らく上辺だけでした。これからはしっかり学ぶこと、恐るだけでなく、その恐れをどうするのかの改善策も見つめられるようにしたいです。ありがとうございます。
eishunさま
コメントありがとうございます。
輪廻、、そうですね。
わたしが感じている苦しみは、みんな感じるものなんですね。
分かりやすい例えと共に伝えてくださりありがとうございます。命を大切にします。
子供にも伝えられるよう、仏教に関する事も勉強してみようと思います。ありがとうございます。