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自分を責め続けている自分を変えたい

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有り難し有り難し 3

私は自分のことがすごく嫌いです。

最近過去のことをよく思い出し、なんであんなことしたんだろう、どうしてあんな酷いことが言えたんだろう、と激しい自己嫌悪に陥っています。
そして、私のせいで誰か怪我をしてしまったんじゃないか、病気にさせてしまったんじゃないか、迷惑をかけてしまったんじゃないかとすごく心配になります。
今は誰かとすれ違っただけでも、知らないうちにぶつかってないかと振り向いて確認するほどです。

また、思いたくもない酷いことを思ってしまいます。
大好きで大切な人に対してもものすごく酷い言葉が頭に浮かんできて、私は本当はこんなことを考えている恐ろしい人間なのではないかと心がすごく落ち込みます。
そして、自分でそんなこと私は思ってない大丈夫、心で思うことは自由だ、大丈夫、と否定する。これの繰り返しを長い間ずっとしています。
自分でこれからの自分を傷つけようしていて、何がしたいのか私自身分かりません。

行かせてもらっていた塾も遊んでばかりでちゃんとやっておらず、お金を無駄にしてしまったと親にすごく申し訳ない気持ちでいっぱいです。

こういった後悔や心配から、最近は外に出るのも怖くなり、どうして私はこんなにダメな奴なんだろうと考え込んで、何も手につきません。
逆に気分転換だと遊びまくり、結局何もしていない自分に自己嫌悪するという負のループになってしまっています。
心もだんだんと疲れていき、ずっと辛くて苦しい状態です。

ですが、私はこんな自分を変えたいです。
私にもたくさん反省するべきところはありますが、すべてを自分のせいにして自分を責め続けるのはやめ、少しだけでも好きになりたいです。
もう少し、前を向いて人生を明るく過ごしていきたいです。

過去に整理をつけて、これから頑張っていこうとしてもいいのでしょうか?
また、どのような心の持ち方をしていけばよいでしょうか?

長文乱文失礼しました。

2022年3月3日 11:35

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたを心より応援しています

拝読させて頂きました。
あなたのお悩みをお聞かせ頂きました、あなたの思い全てとは言いませんが、あなたのその思いを心よりお察しします。
あなたは決してダメではありません、ありきたりですが誰しも過去にも未来にも失敗はつきものです。そこから試行錯誤しながら学んでいくのです。
ですから過去のことは一つの経験としてとらえていきましょう。そればかりにこだわり過ぎないで冷静に見る目をつけていきましょう。

失敗してしまったこと、人を傷つけてしまったことは反省してそれからしっかりと前を向いて下さい。

「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」ですね。

自分の足元をしっかりと照らして見つめていきましょう。自分の前には何があるのか、凸凹してないか・平らなのか・穴がないか・大きな山になっていないか・風は吹いていないか・何か落ちていないか・次にどこに一歩足を踏み出せばいいのか…等々決してあわてないで見つめてあなた自身で確認して前に歩みだしていきましょう。
そして自分で決めたことはできるだけ実行していきましょう。何でもかんでもできるわけではありませんからあなたのできることをできる範囲で進めていきましょうね。そうしていく中で一つ一つ前に進んであなたは自ずと変わっていくでしょう。反省はあるでしょうけれどもどうか決して自分を責め過ぎないで下さい、自分を追い込まないで下さいね。大丈夫ですからね。

今日も春の日差しが降り注ぎあなたの目の前をしっかりと照らしていますからね、自信を持って歩んでいきましょう。

あなたがこれからの未来健やかに成長なさっていかれます様に、そして毎日を心から楽しく豊かにおおらかに生き抜いていかれます様にと切に祈っています。そしてあなたを心から応援しています。これからしっかりと前を向いて頑張って下さいね。

2022年3月4日 10:35
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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

お忙しい中、お返事大変ありがとうございます。
あたたかいお言葉をいただき、心が救われました。
すぐに自分を変えることは難しいかもしれませんが、ゆっくり1歩1歩前を向いて進んでいこうと思います。
これからの人生頑張ります!
本当にありがとうございました。

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