供養と四十九日の考え方について
先日、母が急死しました。私は近くで暮らす娘です。近々仕事を辞め、その後は年老いた両親に寄り添っていこうと思っていた矢先のことでした。
母の葬儀の後、私はコロナに感染。退職の日が迫り後任への引継ぎもあり、母が亡くなってからの1か月は自宅療養と引継ぎにすべての時間を割き、ろくな供養もできぬまま過ごしました。やっと退職となった翌日、今度は父の体調が急変。手術をして今も入院中です。
私が療養と仕事に専念し父では準備が進まなかったこと、コロナ禍で墓石の準備が整わない事情、急な別れだったからこそ父不在ではかわいそうとの思いなどから四十九日の法要は延期。墓の完成と父の退院を待って法要や納骨を行おうと考えています。いたしかたなかったとはいえ実の娘から充分な供養を受けなかった母、四十九日の法要を勝手に延期された母は成仏できないでしょうか。今になって毎朝水やお茶や炊き立てのご飯を備えたところで四十九日までにできていなかった罪滅ぼしにはならないでしょうか。「申し訳なかったね、今からでも供養させて」と手を合わせるのは身勝手でしょうか。
また妊娠中の娘から「安産祈願へ一緒に行こう。そのあとあちらのご両親とお食事でも」とお誘いを受けています。四十九日…日数は過ぎていますが、実際に法要や納骨はまだなので、事情を話し、ご遠慮した方がいいのでしょうか。
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こんにちは。お悔やみを申し上げます。
法要は本来、正当日(当たり日。四十九日法要なら49日目)より前に行うものですが、コロナやお父様のご事情などの延期ですのでやむを得ないでしょう。とは言っても伸ばし伸ばしにならないようにしたいものです。例えばお父様のご様子によっては、お父様を除いたご親戚で、百ヶ日に法要を行い、納骨はお盆や一周忌などのタイミングで行うなど柔軟に考えても良いでしょう。菩提のお寺さんに相談してみましょう。安産祈願についてはあなたに行きたい気持ちがあれば行っても問題ないでしょう。
質問者からのお礼
早速お寺や親戚に相談してみようと思います。相談をさせていただいて気持ちがすっきりしましたし、今自分が何をすべきか見えてきました。ありがとうございました。