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かなしい

回答数回答 1
有り難し有り難し 28

3月に猫が亡くなりました。
はじめて飼った猫です。
わたしが生まれてすぐに、父が保護した子です。
かわいくて大好きでした。
大切な家族でした。
去年、癌になり手術をしました。
そして、今年再発して亡くなりました。
人生ではじめて死を経験しました。
余りにもあっけなく逝ってしまいました。
心の整理がつきません。
もっと もっと 一緒にいたかったです。
辛い時も癒してくれました。
どうしたら、受け入れる事が出来ますか?
教えてください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

その猫さんは、幸せだった

死は、誰にでもあるものです。
でも、その死が誰かの心に残るのなら、きっと安心してこの世から去ることができるでしょう。

あなたのおかげで、その猫さんは幸せに生き切ることができたのです。
誰にでもやってくる“死”という苦しみを、少しでも和らげることができました。

その猫さんが生まれたときは、きっと一匹で生きていくような環境だったはずです。
でも、あなたと出会い、あなたに愛され、死んでなお、あなたの心に残ることができました。

無理に悲しみを飛び越えようとしないでください。
ただ、時が悲しみを持っていくまで、猫さんのために悲しんであげましょう。
それが、仏教でいう“供養”というモノなのです。

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有り難し
おきもち

日蓮宗の僧侶、啓誠(けいじょう)と申します。 修行に失敗し、一度は腐り切ったり、同僚とぶつかったり、挫折挫折の仏道人生を歩んでおります。 だからこそわかる、答えられることがきっとあると思ってHasunohaに戻ってまいりました。 精一杯、皆様のお役に立てるよう頑張ります。

質問者からのお礼

相談する事を悩んでましたが、相談してよかったです。
わたしは、猫ちゃんに幸せをたくさんもらいましたが、猫ちゃんは幸せだったのか不安でした。
でも、回答の猫さんは幸せだったの言葉にホッとしました。
ありがとうございました。

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