カスタマーハラスメントについて
スーパーマーケットで正社員として働いている20代後半の男です。
レジ打ちの際に明らかに理不尽な難癖をつけてキレる客がたまに出現するのですが、どう考えてもただ怒るのが目的でストレス発散をしてるようにしか思えません。仕事中だから回避することも出来ないです。
普通に道端だったら逃げることも出来ますが、接客中は反撃することもできません。日本はお客様に対して、ケンカを売られても泣き寝入りするしかありません。外国の小売業は暴言を言わたら、人間として怒るのが普通らしいです。日本の小売業で従業員が反撃したら、それこそ本社にクレームを言われて被害が拡大するだけです。
カスタマーハラスメントを受けたとき、理不尽な目にあったとき、どういう態度で、どういう心持ちでいればいいのでしょうか?
僧侶の方々のご意見を聞かせて頂きたいです。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仕事仲間と愚痴を共有する
仏教的には、怒りはストレスの原因になりますから、怒りを素早く冷ました方があなた自身のためには良いです。
怒りを冷ます方法としては、何も考えず一旦停止するか、別のことを考える。
怒りに気付いたら南無阿弥陀仏と念仏を唱えてみてください。
怒りの根本を無くすには、相手への慈しみや哀れみの心を意識するのが効果的です。
また、そもそも「私」「自分」という存在は概念上の幻だ、だから「私」を守るために怒る必要はない、と思えたら怒りの理由がなくなるでしょう。
店員に八つ当たりするような人は、きっと日常生活で悩みやストレスを抱えていて、その苦しみのエネルギーが漏れ出しているのです。つまり、怒っているお客はもがき苦しんでいるお客。
また、お釈迦様のように真理を悟っている賢い人は怒らないので、怒っているお客は全員バカなのです。
またバカが1匹もがいているな(ニヤニヤ)と思って楽しむのも一興です。
仕事を長く続けたいなら、職場で同僚や上司と愚痴を共有できる環境を作るのが良いでしょうね。
理不尽なお客にムカついても、休憩室で同僚と文句を言っているうちに笑い飛ばせる(まぁこれも仕事のうちだと受け入れる)ようになる可能性があります。
また、職場内で「明らかにあのお客は理不尽」と共通認識ができれば、店員がお客にある程度冷たい態度や反論をするのもありだと思います。
もちろん、誰でも動画撮影や録音をできる時代なのでコンプライアンスには気をつける必要がありますが。
「欲・怒り・怠け・プライドの煩悩は悩み苦しみの原因。しかし煩悩は誰にでもある。お互い様だ。」
と毎日念じるようにしましょう。
まぁべつに、怒ってキレる権利はあると思いますので、キレても良いですよ。(自己責任で)
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
参考にしてみます。