次男に酷い事をしました
3月に長男の大学受験、次男の高校受験があり、長男は第一志望に合格し県外で一人暮らしを始めました。次男は、兄と同じ高校を受験しましたが不合格となり、第二志望の高校へと進学が決まりました。
次男は小さい時から、要領が悪く友達もいなかったので、いつも、何もなくても、私は心配でした。
でも、サッカーが大好きで、〇〇高校でサッカーやりたいから、頑張る。と勉強にも人間関係で辛いことも乗り越えてきました。
第一志望の不合格を知ったとき、部屋に閉じこもる次男に私は「頑張りなさい」と叱咤激励をしました。
すると「死にたい」と泣いて雨の中、傘もささずに家を飛び出していきました。3時間ほど家族みんなで探し回りましたが見つかりませんでしたが、自分で帰ってきました。私は無事に帰ってきてくれて安心しました。
「第二志望の高校には行きたくない」「なんでお母さんは僕を産んだんだ」と1週間ほど泣いて暴れましたが、進学する高校サッカー部の監督から「春休みから練習においで」と言っていただき、なんとかサッカーをしながら入学式を迎えました。
ところが、先週の金曜日、学校から帰ると「部活辞めたい。学校は行くから」と言いました。理由は「どうしても、今の高校のサッカーが好きになれない。イヤイヤ練習しても上手くならないし、楽しくない」と。
私はこのまま辞めるのは甘やかす事だと思ったのと、動揺で「ダメだ。頑張りなさい。中途半端で逃げるな」とまた言ってしまいました。
次男は怒って「俺の事は俺が決める」「こんな僕を産んだお母さんが悪い」と
私は怒りと悲しみと疲れで「そうだね。そんなに死にたいなら死ねばいいよ。長男だけにしておけば良かった」と怒鳴って泣いてしまいました。
次男は少し寂しそうな顔をして「大丈夫。部活は辞めるけど学校は行くからね」と言いました。
3歳から13年間雨の日も猛暑の日も、週末になると次男のサッカーを見るのが、私の生きがいだったことに気付きました。
酷い言葉をかけてしまったこと。それなのに昨日から何事もなかったかのように、穏やかな顔で「いってきます」と登校する次男の姿を見ると何故か涙が止まりません。そして、自死してしまわないかとまで心配です。
他の方の相談に比べたら小さい事で申し訳ありませんが、何かお言葉をお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
問題は小さくありませんよ
拝
逃げて良いんですよ
拙僧同じ歳の子供を持つ親でもあります
とても難しい時期で日々大変ですね
初めによくある親が言いがちなセリフについてですが
「諦めるな」「頑張れ」「自分で決めたら最後までやれ」などの叱咤にはそれをしなければならない明確な根拠や論理はありません
それを限界までやり遂げたからといって成功や幸せがあるわけでもありません
親が事あるごとに
これを口にしがちなのは
親自身が子供の頃大人に言われてきたから
子供に言っているパターンと
自分ができなかったコンプレックスを押し付けているパターンがほとんどと存じます
例えば親が子供の頃から現在まで何を頑張り続けているのかと言われたらほとんどの人は何も続けて無い事が多いはずです
すみません
厳しいですね
ですがそうして
親が自分で解決できていないコンプレックスを子供にはちゃんとさせようと間違えた教育をする親はとてつもなく多いのです
当然子供も最後までできずなんか自信を無くして
自分が大人になってから子供に同じことを言う
良い結果を産む事はありません
ココアさんの人生がどうなのかはわからないので
一概には言えないので良く振り返ってみてください
引きこもりなど問題を抱える家庭には殆どの家庭に良くある事です
そして小さい問題と申されましたが
子供さんにとっては
とてつもなく大きな問題です
この認識も改めるべきです
大人になりかけてる今は
自立できるかどうかを決める大事な時期
お母さんの期待に応えようと頑張った子供
応えられなかった己の不甲斐なさ
残った無力感
それでも学校には頑張って出て行った
これが子供にとってどれだけ大変な事かしっかり理解してください
そしてもし自分の考えが間違えていると思えるようになったなら
自分の問題を子供に話すべきです
親ではなく同じ人間として
さて、これから子供は大人になります
「自分の事は自分で決める」
これは子供さんの生きる力そのものが言葉になって出ています
それで良いのです
親は今口出しや心配ではなくひたすら
「凄い」「やるじゃん」「あなたはなんでも成功できる」と自信をつけてあげる事です
わかりますか?
親の期待に応えられなかった自分がさらに親に心配かけてるなんて
耐えられない事実だって事を
理解してあげてください
合掌
質問者からのお礼
お言葉、ありがとうございました。
私の拙い文章を理解していだだき、こんなにも心に響く、そして気づかなかった自分の間違いを指摘いただき、恥ずかしさと感謝の気持ちでいっぱいです。
私には頑張り続けていることなんてありません。自分ができなかったコンプレックスを子供に押しつけています。
そして、受験に対しても、そんなに大きな挫折じゃない。もっと、辛い思いをしている人は沢山いるのに。と思っていました。本当に恥ずかしいです。
次男の為にと思っていましたが、全く、彼の気持ちを考えていませんでした。無力感。まさにそのとおりだったのではないかと思います。
今日、雨の中自転車で帰宅した息子に「おかえり。こんな天気なのに30分も自転車こいできたなんて凄いね」と声をかけると「別に大丈夫だし」と言いながら着替えていました。その背中は大きくたくましかったです。
彼が自信を取り戻せるように。
私は、本を読んで色んな考え方や言葉を勉強しようかな。そして、自分の間違えを伝えたいです。ありがとうございました。