猫ちゃんが亡くなりました
よろしくお願い致します。
10年前に保護猫センターへ猫ちゃんを
引き取りに行った際、最初に選んだ2匹とは別に、『明日にはセンターに行っちゃうんですよね』と言われていた1匹のサビ柄の猫ちゃんも一緒に我が家へ迎え入れました。
その猫ちゃんが昨日亡くなってしまったんです。
歯も丈夫で毛もふわふわで、健康そのもののように感じていたのですが、1週間ほど前から急に具合が悪くなってしまい、動物病院へ連れて行ったところ『猫白血病』と診断されました。
検査入院をすることとなったのですが、それから数日、入院先で息を引き取ってしまったのです。
この猫ちゃんは、とても私に懐いてくれていました。トイレもお風呂も一緒で、寝る時も。本当は外に出すべきでは無いのですが、元々野良猫ちゃんであったため、好きな時にお外に行けるようにしてあげており、私が帰宅すると遠くの方からでもかけてきたり、玄関先から名前を呼ぶとちゃんと帰ってきてくれる良い子でした。
家族全員、看取ることが出来ず無念の気持ちでいっぱいです。
地元のお寺さんで火葬をして頂くこととなり、明日お別れの予定なのですが、今以上に喪失感が酷くなってしまうような恐怖心があります。
今でも気持ちの整理はついておりません。
亡骸を見ると込み上げてくるものは勿論あるのですが、手元から離れた時の方が怖く感じます。
よく、火葬をした途端すっきりとされる方もいらっしゃると聞くのですが、そういうものなのでしょうか。
亡くなった猫ちゃんには健やかな気持ちで旅立ってほしいので、私もできることならスッキリとしたお別れをしたいのですが。
どのような気持ちであれば良いのでしょうか。
呆然としており大変恐縮ですが、よろしくお願い致します。
お金をすぐに使ってしまう。 他人の才能が羨ましく妬ましい。 我慢ができない。 自分にとても甘い。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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寂しく思っても良い思わなくても良い
いつでも会える存在になったのです。いのちのはたらきとして生があれは死がある。これは当然のこと、飼う前からわかっていたことだと思います。人はついつい生は良いこと死は悪いことのように捉えてしまいますが、ごくごく当たり前の事なんです。
肉体は亡くなりますが、大きないのちの働きは続きます。
法として、あなたが思えたり、見えたり聞こえたり、香ったり、味わえたり、感じたり全てが成仏した猫ちゃんだと思えばいつでも会えるのです。
死=寂しいものではないのです。時には寂しく感じる時もある。懐かしく心が温かくなる事もある。その時その時で人の感じ方は様々です。
お別れの時寂しかったらとことん泣いたら良いのです。生死を明らめるのがお葬式です。ただのお別れ会じゃないですから、その為の修行です。
人により感じ方は違うと思いますが、今から明日のことを心配する必要はないです。明日になればわかる事ですから、とにかくとことん別れと向き合うことです。
質問者からのお礼
邦元様
先ずは、御礼が大変遅くなりましたことをお詫び致します。大変申し訳ありません。
そして、このような曖昧な質問に対して親切にご回答してくださり本当にありがとうございました。
何ヶ月か経った今、この質問をさせて頂いた当時ほどひどく落ち込んだり、涙する頻度は減りました。
完全にとはいきませんが、これが時が解決してくれるということなのだとしみじみと実感しております。
邦元様に頂いたお言葉は、今でも唐突に寂しく、悲しくなった時に思い返すようにしております。
本当にありがとうございました。