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心の保ち方について

回答数回答 1
有り難し有り難し 22

こちらで何度も相談させてもらい、いつもご回答いただきありがとうございます。
こちらでの相談の中で何度もご回答いただいた通り、不安や恐れを作り出すのは幻想だと私自身も思えるようになりました。
過去は過ぎ、未来は未だ来らぬもの、そのことで心を捉えられるのは幻想にすぎないと私自身もやっと納得しました。
一日一日をその日限りと思い過ごしていくこと、一呼吸一呼吸に感謝をしようと過ごしています。
ただ身体の周期もあり波があるのは分かっていますが、憂鬱になったり苦しくなったり気持ちを保っていくのが難しくなる時があります。心は記憶の幻想に過ぎず、本当の自分の中にあるのは静かな平和だと禅の本なども読み納得しています。ただ、それを保つのが難しい時があります。乱されずに穏やかに自分を保つ方法、いつも感謝の気持ちで波動を上げるにはどうすれば良いのでしょうか。

2022年5月23日 7:48

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

焦らない。特効薬を求めない。

心とは落ち着いてしかるべき

そう考えると、そうなってない心に落ち込み、焦ってしまいます。

アスリートは、自分の体を操るのに何千、何万回と同じ動きを繰り返し、鍛えます。
いつ何時も安定したパフォーマンスを発揮する体を手に入れるためにはそう言った努力が必要です。

そして、心もまた同じなのです。
お釈迦様もまた、永き修行と思索、瞑想の末に"悟った"のです。
常に穏やかな心、というのは仏教で目指すゴールであり、特効薬でそうなるものではないのですよ。

焦らず、ゆっくりと歩いていきませんか?
それだけであなたの心を乱すものが一つ減りますよ。

2022年5月23日 9:55
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けいじょう
日蓮宗の僧侶、啓誠(けいじょう)と申します。 修行に失敗し、一度は腐...
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質問者からのお礼

けいじょう様

ご回答ありがとうございます。
焦らず、ゆっくりと悟りを得たいと思います。

ありがとうございました。

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