主人と性格が全く合わないです。
主人と二人住まいで、仕事は主人の自営業の事務全般をしてます。一度は離婚しましたが、また縁があり再婚しました。以前と比べたら自分で仕事をしてるせいか丸くはなりましたが、とにかくお酒を飲むと酒癖が悪くて…静かにして、と言っても全く聞かずそんな態度を見ていると私はイライラして叩いたりしてしまう自分がいます。普通にしてる時でも主人は暴言吐いたり、仕事が上手くいかないと私に八つ当たりします。そのせいで私がストレスが溜まり、主人を叩いたりするんだと思います。このままだとまた離婚?になる恐れがあります。どうしたら今後、上手くやっていけるか教えて下さい‼
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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自=他=○
今のご主人とは一度離婚されたにもかかわらず再び「ご縁」が巡りめぐって再婚された仲ていらっしゃるとの事。
何か、離れたいけれど離れられない「運命の赤い糸」でお互いが結ばれているみたいですね(^^)
貴女もご主人との性格の不一致や人間性、価値観の違いは一度目の結婚時にすでに経験済みでいらっしゃるはず…。
原因は定かではありませんが、そういった事も含まれた上での離婚という御決断だったのでしょう。
そして再婚し現在再び、性格の不一致、価値観の違いで悩んでおられる…。
確かに、性格や物の価値観が合わない相手と一緒に居ると、ついイライラしてしまうものです。
しかし、人間十人十色…様々な性格、価値観を持って人生を歩んでいるのです。
その全く異なるパーソナリティを持った者同士が結婚し共に生活を営んで行くのですから不具合が生じてしまうのも当たり前というもの。
「夫婦は合わせ鏡」と言ったりもしますから、もしかするとご主人も貴女に対してイライラや不快感を抱いているかも知れませんよ…。
ご質問にはご主人の短所ばかりが書き連ねてありますが、
貴女自身はどうなのでしょうか?
夫に暴言を吐かせてしまう。
仕事が上手く行かないと八つ当たりさせてしまう。
お酒に溺れさせてしまう。
ご主人をその様にさせてしまう原因は貴女には見当たらないでしょうか?
私が思うに、ご自身は気づいていらっしゃらないでしょうが、貴女は恐らく、誰よりも自分自身の事を第一に考え、自分自身を一番大切に思っていらっしゃるのではないでしょうか?
それを世間では「自己愛」と言いうのです。
その貴女が持つ、自分を第一に考え、自分を一番大切に思う気持ち「自己愛」をもう少しご主人(他者)を愛し、尊ぶ気持ち、つまり「利他愛」に転じていかれてはどうでしょうか?
御釈迦様も「自分を愛すればこそ、それ同様に相手を愛することができる」と仰られていらっしゃいます。
貴女も、ご主人を否定するばかりではなく、お互いが相容れない部分も受け入れ、尊重しあいながら、お互いを磨き磨かれつつ、お二人の人生をこれからも歩んで頂きたく思います。
それが、仏の教えにかなった生き方でもあるのです。
隆介 合掌
合わないからでは無く、歩み寄らないのでは?
まずは、素面の時にじっくりと冷静に話し合うことです。あなたは「性格が合わない」と言われていますが、それは心得違いだと思います。
もともとは赤の他人だった男女が知合ったり紹介されたりして、交際がスタートし、或る程度理解が深まって結婚に踏み切るものだと思います。しかし、結婚までのプロセスの中で観察不足の面が有ったり、理解不足の面が有ったりするものです。これらの不足をお互いに補っていくのが、夫婦として取るべき道です。お互いがしっかりと相手に向き合い、お互いが歩み寄るのが、夫婦というものだと思います。
酔っぱらって怒鳴って、八つ当たりする夫。
口論の末に夫を叩く妻。
失礼ながら、どっちもどっちと言わざるを得ません。口論を悪化させない方法として、「カーッとしたら、ゆっくりと深呼吸すること」をお勧めします。
http://hasunoha.jp/questions/739
それともう一つ。夫婦一緒に自分自身の日頃の言動を振り返り反省する時間をもちましょう。私は曹洞宗の僧侶ですから、坐禅会に参加して坐禅を通して、自分自身を振り返り自分自身を内省してみることをお勧めします。曹洞宗は大本山永平寺・大本山総持寺を始めとし、全国に約14000箇寺を擁してます。全部のお寺という訳ではありませんが、多くのお寺で一般の方を対象とした坐禅会や参禅研修を行っております。あなたの近所にもあると思います。下記のホームページを参考にして調べ、門を叩いてみて下さい。
http://www.sotozen-net.or.jp/searchsystem_zazen
尚、1回や2回ぐらいの坐禅で心が落ち着くことを期待してはいけません。むしろ、いろんなことが思い出され、いろんな雑念が湧いてくると思います。自分をじっくり観察する時間を持ったからこそ、自分自身を内省し自分の中の弱さ醜さに向き合えると思います。お互いに雑念をしっかりと見据え、お互いの欠点に向き合い、お互いを高め合える夫婦となって下さい。
質問者からのお礼
龍松山 養泉寺様、洞林寺様、ご回答ありがとうございました。今後、色々考えて生活していきます。