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違う宗派のお寺で開眼供養をしても良いか

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家の宗派とは違う浄土宗を個人で信仰していますので、浄土宗の菩提寺がありません。ですが阿弥陀如来像の開眼供養をしていただきたいと思っています。

菩提寺でもない浄土宗寺院にいきなり開眼供養してくれとは言いにくいのですが、一方で同じ県と隣の県に善光寺の別院があり(同じ県は天台宗、隣の県は真言宗)、ここなら引き受けてもらえそうです。

天台宗または真言宗の寺院で開眼供養を受けた仏像を浄土宗の作法と信仰で祀るということをしてもいいでしょうか?
なお実家の菩提寺は浄土真宗なので開眼供養というもの自体をやっていません。

2022年6月3日 21:15

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

私なら・・・

 花果山さん、あなたの信心恐れ入ります。余程浄土宗に思い入れがありますね。しかし、煮詰め過ぎずにご自愛ください。
 私がもしあなたの様な人にお願いされたら、先ずはあなたの実家の菩提寺(浄土真宗)さんに相談してくださいと回答するでしょう。勿論、日本国憲法では信教の自由が認められておりますが、檀家である以上いわゆる家族会員に近いものだと思います。自分は浄土宗を信心したい旨をしっかり伝えるべきです。一人が心細いなら家族に話して一緒に来てもらうべきでしょう。
 まずは話してみるべきです。あなたのプランを相手に伝えるべきです。私ならそうします。そうしないと依頼される僧侶やお寺さんも困ると思います。開眼供養は仏様の魂を入れるだけではありません。仏像に仏が宿り、皆に功徳があるように願いを込めております。いい加減な気持ちで出来ないし、わだかまりのまま加持、供養は出来ません。私は今の僧侶なら優しくあなたを傾聴してくれるとおもいます。
 不安や不満な事がありましたら、また投函してください。リモートも受け付けていますよ。

2022年6月4日 1:22
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ちょい悪坊主を目指しています。尊敬する人は一休さん。
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拝読させて頂きました。
大鐵 師からの回答も読ませて頂きました。なるほど、菩提寺様が開眼供養なさって下さらないのであるならば私やここのお坊さんでも開眼供養なさって下さる方々はおられると思います。或いは近隣のお寺様にお願いして開眼供養なさって下さるお坊さんはおられると思います。
お寺は時代によって宗派が変わる場合もあるものです。もともと天台宗のお寺が浄土宗のお寺に変わったり禅宗のお寺に改宗したりする例はいくつもあるのです。そしてご本尊様はそのままご安置なさっているのです。ですからお寺も人も時代によって宗派は変わっていくのですからね。ましてや今の日本には信仰の自由が保障されていますからね。
いずれにせよ試しにお近くのお寺様にご相談なさってみて下さいね。なかなか難しいと言われたらここハスノハでオンライン相談なさってみてもいいかと思います。
その仏様の開眼供養が無事になされあなたが心穏やかに手を合わせられるようにと心から祈っています。至心合掌南無阿弥陀仏なむあみだぶつ

2022年6月4日 13:21
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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

>大鐵様
回答ありがとうございます。
実家の菩提寺の先代住職が近隣に知られた頑固住職なので、僕の改宗を知ったらえらいことになりそうです。怖くてとても言えたものではありません。
家族も真宗門徒とは名ばかりで、念仏より細木数子の占いをありがたがる人なので(ごく平均的な日本人だとも言えますが)、改宗を伝えてもふーんという感じだったし、おっしゃるように菩提寺に一緒に話し合いに着いてきてほしいと言っても「また仏教に夢中になってるのか」と叱られるのが関の山です。
ご回答は感謝しますが、ご提案通りにはできない状況です。

>Kousyo Kuuyo Azuma様

いつも温かいコメントをありがとうございます。
ご回答に背中を押され、結局質問文中にある天台宗の善光寺別院で開眼供養していただくことにしました。拍子抜けするぐらいあっさり承諾いただきました。
奇しくも開眼供養の日は、心ならずも離婚せざるを得なかった元妻との結婚式と同じ日です。不思議なご縁を感じます。

「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

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回答数回答 1

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