子供の死、離婚するか
生後5ヶ月の我が子を亡くしました。乳幼児突然死症候群でした。
第一子でした。
夫婦だけの生活に戻ってしまいました。
辛くて辛くて、生きてるのが嫌になります。
なぜ私の子なのか。なぜこんな不幸が私の人生に起こるのか。
私への何かの罰なのか。
そんな事を毎日毎日考え、涙が止まりません。
更に悩んでいることが、夫との関係です。
夫は産まれた子とは違う性別を切望していたので、妊娠中に性別がわかるとあからさまに不機嫌になり、子供への興味をなくしました。
その態度に腹が立って何度も大喧嘩をしてきました。
子供は無事に産まれましたが、私の夫への気持ちは日ごとに冷めていきました。
夫は子供の世話はほぼせず、ずっとテレワーク。
私の実母が赤ちゃんの世話の手伝いをしに家に上がる事を嫌がり、ついには私の実母と大喧嘩をし、2人は絶縁状態になりました。
私は産後で身体がしんどいのに、いつも実母と夫の板挟みで、すごく苦しかったです。
そして子供が亡くなってしまい、気持ちの糸が切れたと言うか、もうこの夫と夫婦でいなくてもいいのではないかと本気で思っています。
これまでの積もり積もったものが我慢できなくなりました。
出産により仕事も退職しています。
夫のことは顔も見たくないし、実母からは夫のことをネチネチと言われ続けています。
そして何より大事な赤ちゃんを失って。何もかも無くしてしまいました。
辛いことが多すぎて苦しくてたまりません。
だけど、もし本当に離婚したら、亡くなった我が子が、自分の死が両親の離婚の決め手になってしまったと悲しむのではないかと思うのです。
もう、どうすればいいのか、どうしたいのか、気持ちがぐちゃぐちゃです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
夫君とよく話し合って下さい…
お辛いお気持ちお察し致します。
今あなたは、その辛さのために 心の痛みのために冷静さを失っているように感じます。「気持ちがぐちゃぐちゃ」とおっしゃる…無理もないことだと思います。
そして、だからこそあなたに申し上げたいのは…今『慌てて結論を出さない』ことです。
夫君から、またご実家から離婚を切り出されているわけではないんですよね。
「乳幼児突然死症候群」は本当にお辛いことではございましょうが、夫君のせいでも、無論あなたのせいでも、誰のせいでもありません。もちろんお子様に責任はありません。
『もし本当に離婚したら、亡くなった我が子が、自分の死が両親の離婚の決め手になってしまった』…「夫婦で決めること」がお子様のせいであるわけがありません。お子様に責任をなすりつけない限り、そのようなことには決してなりません。
今あなたはお子様を亡くされたことで全てをネガティブに受け止めてしまいがちのように思います。
あなたは『夫のことは顔も見たくない』とおっしゃいますが、夫君からはそんなことを言われてないのではないですか。いえ、それどころか悲しみの最中にあるあなたのことを気遣って下さっていることはありませんか。本当に気遣いなどは無いのでしょうか。
あなたが気付こうとしない、または無視しているということはありませんか。
離婚というのは最終的な結論です。
あなたが今為すべきことは、そんな早急な結論を出すことでは無く、まず夫君とゆっくり話し合うことかと思います。
きっと夫君はあなたに遠慮なさって多くは話されないと思います。しかしだからこそ、あなたがあなたのおつらい思いを一方的に話されることはなさらないで下さい。30分でも1時間でも夫君の言葉を待って下さい。聞いて下さい…聞き抜いて下さい。
どうかご夫婦お二人の時間を、この上なく大切な時間を持って下さい。どうあってもご都合を付けて、そんな時間をつくって下さい。
結論は本当に最後の最後で良いのです…仏教的にもそれが正しい道筋です。
質問者からのお礼
小林覚城様
ご回答ありがとうございます。
〉その辛さのために 心の痛みのために冷静さを失っているように感じます。
〉今あなたはお子様を亡くされたことで全てをネガティブに受け止めてしまいがちのように思います。
そう言われると、確かにそうだと思いました。何もかも投げ出したくて、周りのどんな励ましの言葉も受け入れられずにいます。自分を否定してばかりいます。
夫が私を気遣っているかは、正直よくわかりません。泣きながら「あの子がいないことが辛い」と言っても、何も言ってくれないことも多くあります。時には「それよりこの先どうすんの?」と言われたりもします。夫はとにかくずっと仕事をしています。
ただ、小林様の優しい文章から、自分の夫への態度を省みることができました。
夫と色んなことを話し、聞き、時間をかけて今後のことを決めていこうと思えました。
ありがとうございました。