どうすれば宗派を見つけられるのでしょうか
俺は、仏教からキリスト教に宗教を変えた両親の1番目の子として生まれ、何となくキリスト教(プロテスタント派)で過ごしてきました。(妹が1人います)
ですが、俺が小学生の時に母親が牧師に洗脳され始めて、やれる事がだんだんと狭まって来てから「おかしいな」と思い始め、だんだんと「おかしい」から「確信」に変わり、11歳の時に自分からキリスト教を辞めました。
その後、小学校の修学旅行でお寺や神社の魅力に惹かれて、だんだんと「仏教の方が安心して信仰できるかも…」と思いました。
しかし、親には言えませんでした。その後、両親が離婚し、俺は母親に引き取られましたが、「なぜ我が子が教会に行きたがらないのか」を 母親は全然理解してくれず、母親が無理やり教会へ連れて行かされる事は毎回続き、教会までは行くものの、入らないで車で終わるのを待機してご飯だけを食べて帰るというのを繰り返し、母親の行為+教会のイエスに捧げる歌も全てが嫌になって行かなくなりました。
その後、俺が14歳の時に義父(仏教)と母親が再婚しました。
しかし、その数ヶ月後、母親と牧師と牧師夫人、担任から俺が通う高校を無理やり決められてから、本当に頭にきて(将来の事とかもあったので…)キリスト教を本気で切って辞めて、仏教に宗教を変える決断を決めました。
そして、義父に神社へ連れでって貰い、まずは初詣をしに行く事からスタートして、今は今年の一月に京都の色んな神社へ参拝しに行ったりもしました。
そして、最近いい事続きで今に至ります。
ですが、前にお伝えした通り、キリスト教から仏教に変えても俺には宗派がないです。
実の父親からは宗派を教えて貰った事ないです。
義父には宗派は教えて貰いましたがあちら側から縁を切ると言われたので、電話で話したりして聞き出す事は不可能です。
そこで質問したいのですが、どうやって宗派を見つければいいのでしょうか?
小学校ぐらいにある程度は宗派は習ったはずですが、覚えてないです。
回答よろしくお願いします
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仏教入門的な本を読んでみる
おかけん 様 相談ありがとうございます。
日本仏教の各宗派のことを全般網羅して情報を載せている、仏教入門的な本を読んでみて、興味の沸く宗派の近くのお寺を順番に回ってみるのがよいと思います。
同じ仏教でもそれぞれ教えがありますので、多少なりとも知ってから宗派を決めても問題ありません。山の頂上を目指すのに、幾つもの道があるように、宗派が存在すると思って、いろいろ調べてみてください。
ただ、仏教の伝統的な宗派の顔をして、実はカルト的だったという教団もありますので勧誘には気をつけてください。
また、同じ宗派でも各お寺さんの住職よって(信者になることやお布施のことなど)考え方が違う場合がありますので、その点もたずねてから、決めください。
あなた自身が納得して安心して信仰できることが一番ですから。
難しいこと、解らないことは、何なりとお尋ねください。
一礼
宗派に分かれる前の仏教はいかが?
キリスト教はローマのカトリックとギリシャの正教がまず分裂して、後にプロテスタント各宗派がカトリックから分裂して、、、しかし、どの宗派も本来のイエスの教えを根底に据えているように見えます。
仏教も、日本では各宗派がほとんどですが、本来、仏滅100年後に2つに分かれ、200年後には20くらいに分かれ、500年後に大乗の各経典を奉じるグループが出てきて、で、日本では大乗経典を中心にした宗派が13個くらいできています。
各宗派の独自の言い分はそれぞれ違います。各宗派共通の言い分は、釈尊以来のブッダの教えと言ってよいでしょう。
神社なら、教えよりも清々しさや清らかさが先に出ますが、仏教なら、お寺の雰囲気も大事ですが、教えにも興味を持ってよいと思います。その際、各宗派の独自の教えにいきなり飛びつくよりも、まず仏教共通の釈尊の教えに触れるとよいのではないかと思います。
釈尊の教えをそのまま引き継いでいると自称する上座部(テーラワーダ)の教えが、スマナサーラ長老の日本語のYouTubeでたくさん出ています。本もたくさん出ています。どれも、釈尊の直説であり得るほど古くて正確に残っているパーリ語の経典を基にしていますので、釈尊の教えそのままといってよいと思います。
日本人は依存したりさせたり洗脳したりされたりが大好きな国民性を持っているようです。宗教も、先祖伝来の何となくではなくわざわざ自分で選ぶ場合、不幸なことに、感情的な依存・洗脳的な部分からのめりこむ人が多いです。日本の宗派仏教にも仏教系新興宗教にも、そういう気配が多かれ少なかれあります。
パーリ経典によると、釈尊の教え方は、「私は真実を見つけ、真実に達しました。達する方法もわかっています。同じ真実に至りたい人にはタダで教えてあげます。」です。人間に生まれたからには、この挑戦に乗ってみるのも一興だと思います。
質問者からのお礼
釋 孝修様
確かに、親の顔色を伺って図書の本とかを借りていたので、仏教についての本や動画は見ていなかったかもしれません。
近々、本を借りて読んでみようと思います。
藤本晃様
その発想は自分自身なかったので、参考になりました。
ありがとうございます。
お2人の意見、勉強になりました。
ありがとうございました。