小さい頃からの癖が抜けない
回答 1
有り難し 4私には引きこもり経験のある兄がいるのですが、いつもその兄と比べられて生活してきました。
(例:兄と違ってあなたは学校に行けて偉いね、あなたは友達がいて偉い など)
兄の事で悩んでいた母は毎回私に相談をしてきて色んな話を聞きました。
そのせいなのか、小さい頃は『兄より優秀な姿を両親に見せてあげて苦労を取り除いてあげたい』と考えて行動していました。
今では他者からの評価が自分の存在価値のように感じてしまい、常に他人の目や他人にどう思われるかを考えて行動するようになってしまいました。
また、いい歳になっているのに未だに親に褒められたい、認められたい、心配されたいという気持ちが抜けず何をするにも親が頭の中で引っかかって「どうして心配(褒めて)くれないの？」と怒ってしまう日もあるほどです。
単に親離れ出来ていない私が悪いと思うのですが、親にも責任があるんじゃないのかと頭の隅で思ってしまう自分にもがっかりします。
それを親に伝えたこともありますが、「過去のことは変えられないし謝ることしかできない。もう前を向いて歩いてほしい。」と言われました。
自分を軸に考えられないので仕事もあまり上手くいかず毎日泣いて出勤するような日々が続き休職してしまいました。
幼い頃のくせから社会に対して考えが甘く、精神的にも自立が出来ず本当に困っています。
挙句の果てにはずっと自殺を考えるばかりです。
どのように過去のことを処理したりこの癖を治せるのでしょうか。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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思いをお話しなさって下さい
拝読させて頂きました。
あなたが今までご両親様から認められたい褒められたいと思って生きていらして求めてしまいなかなかその癖が抜けずにとても困っておられることを読ませて頂きました。社会に出てからも甘えが出てしまいその思いを引きずってしまって毎日辛い気持ちを抱えておられるのかと思います。今までのことや詳細な関係性やあなたのお気持ちはわからないですけれども、あなたの辛い気持ちを心よりお察しします。
親から褒められたい認めてもらいたいと子が思うことは自然なことです。あなたがその様に思うのも自然なことですし、そう思うのは一生だと思いますよ。ですからどうか自分を決して卑下しないで下さいね。
あなたがこれからもずっと認めてもらいたいと望んでいくことは私はいいと思います。
親は成長していく子を優しく見守り続けていくでしょう。年齢によりますが子は少しずつ成長して変化していく中で自分自身で考えながら検討して自分の生き方や未来を判断しながら歩んでいくのです。障害を持っている子も親や周りの人達に支えられながら自分の人生を生きていくのです。
あなたは社会に出てとても戸惑っておられるでしょうし、自分の思う通りにはなかなかうまくいかずに、なかなか周りからも認められない評価されないのかもしれません。その様な状況や環境の中で自力して生きていこうとなさるのですから余計に認めてもらいたいと思ったり受け止めて受け入れてもらいたいと思ってしまうのも自然なことかと思います。
あなたがその思いを親にお話しなさってみることもいいでしょう、親も心の余裕があればゆっくりと受け止めて下さるでしょう。とはいえ親も生きていますし限りはあるのです。ですからあなたも親やお兄様のことを思いやるお気持ちを持って下さい。
あなたのその思いをここでもお話しなさって下さいね。或いはあなたが信頼できる第三者の方々にもお聞き頂いてもいいかと思います。そしてあなたの心の中から出していきましょう。
あなたがこれから自立して生きていく中では色々なことに出会うでしょうし、素晴らしい出会いもあれば辛い思いをなさる出会いもあるでしょうからね。
あなたの心の中だけで抱えることなく色々な方々と分かち合っていきましょう。
あなたが皆様とのご縁の中でお互いを思いやり分かち合いながら健やかに毎日を共に生き抜いていかれます様に切に祈っています。
質問者からのお礼
お返事が大変遅れてしまい申し訳御座いません。
心に寄り添ってくださるお言葉がとても嬉しかったです。
自分の気持ちを人に聞いてもらうことが恥ずかしかったのですが、両親との相談も何度か出来るようになりました。
本当に感謝です。
ありがとうございました。
