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素の自分を受け入れられない回答受付中

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有り難し有り難し 2

私は現在、実家で家業(建築系)を手伝う形で生活している。
子供の頃から家の跡を継いで欲しいと言われ、それに応えようとしてきたが、内向的で人と関わりたくない性格のため明らかに向いてない 向いてないのに期待され、自分が家を潰してしまうかもしれないことがずっと怖い 
父はお客さんとコミュニケーションを取り、職人と密に連携をとり、酒の席で交流し人脈を広げる、自分には到底それができない。できなくて苦しい。辛い。

なんとか性格を変えようとしてきたがうまく行かず、人間関係、趣味のコレクションを集めては全て捨ててリセットすることの繰り返しで、求められる理想の自分と本来の自分がごちゃ混ぜになる。本当の自分を出すと「後継の自分」から遠ざかってしまうようで、ありのままを受け入れられない。
いつも強がって、賢ぶって、後継として素晴らしい存在でないといけないような気がして身に力が入る。その結果、人とうまく関われない。素の自分を曝け出せない、打ち解けられない。それ故に交友関係が全くない。恋愛経験もない。

自分が自分じゃないような、親の所有物であり、手のひらの上で転がり続けているようで、逃げられない。金銭的にも何一つ不自由なくさせてもらっているので尚更抜け出せない。
自分を受け入れて、人と関わって生きていくには今の状況から抜け出したい。けれど、どうやって抜け出せばいいのか、自分を受け入れればいいのかわからない。

2026年4月9日 9:29
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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

そっと贈る言葉

しんどいよね。
向いていないと分かっていることを、
「向いているふり」で続けるって、
想像以上に負担がかかることだから。

しかもそれが、仕事だけじゃなくて
「人生そのもの」になっている感じなのかな?

逃げたいのに逃げられない。

その間にずっと立たされているような苦しさ、
文章からすごく伝わってきました。

いまHTさんが感じている感情はとても大切です。
ここを無視するのではなく、どうしようか迷っていることは
とても、HTさんの人間としての良さなのだと思いました。

ただ、ここはすごく大事な分かれ道だと思うんです。

今感じている苦しさは、

・期待に応え続けることで守られている安心
・でもその代わりに、自分を出せなくなっている苦しさ

この2つが、ちょうど両方に乗っている状態なんだと思う。

いわば、
「安心」と「自分らしさ」を天秤にかけている状態。

本当は、どちらも完全に失わずにいける形を探すのが理想だけど、

現実には、
どこかで“少しずつ選び直していく”必要が出てくる。

HTさんは賢いので
もし今のまま、何も変えずに続けていくと、
・無理を重ねて限界が来る
・どこかで心や体が止まる
・関係が壊れる形でしか変えられなくなる

そういう形が起きてしまうことを感じているんだと思います。

だからこれは、
「どちらを一気に選ぶか」じゃなくて、
「どこから少しずつ自分側に戻していくか」
という話にしていく事が必要のように思えます。

今すぐ全部を変えなくてもいい。
でも、
このままだと苦しい、という自分の感覚だけは無視しないほうが良いです。
それが、HTさんの人間性から出てきたサインだから。

まずは、勇気がいると思うけど、

今感じているしんどさを、親にそのまま伝えてみること。

うまく話そうとしなくていい。
整理されていなくてもいい。

「苦しい」ということだけでも、
ちゃんとした大事な言葉だから。

それでも、もし伝わらなかったり、
どうしていいか分からなくなったら、

「 またここに来てほしい。」

一人で抱え込まなくていいから。

最後に、これだけは忘れないでほしい。

「 HTさんの人生は、
親の期待を満たすためだけのものじゃなくて、
自分自身が幸せになるためのもの。」

2026年4月9日 13:08
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有り難し
おきもち

山の中の小さなお寺の住職と児童福祉施設で働いております。 毎日いろんな出来事がありますが、そのたびに、「仏教って、生きる力そのものなんだなぁ」と感じる瞬間があります。 ハスノハを始めたのは、友人の僧侶が青空説法で、人の悩みにまっすぐ寄り添っている姿を見たのがきっかけでした。 「自分にも、こんなふうに誰かの心に光を届けることができないだろうか」 そんな思いから、この場に身を置かせてもらっています。

精神的な自立を

ご質問ありがとうございます。
先ずは仕事とプライベートを分けることをお勧めします。
親の会社に就職した形にして、毎月基本給と残業代をもらいそれ以外は貰わない。
家ではおとうさんとか、おやじと呼んでも、仕事中は社長と呼ぶ。
自分の物、たとえば車などは自分の給料で買う。会社の金で買ったものは会社の物であり自分のものとしない。
仕事に関しては、分からないことは聞きましょう。聞くは一時に恥、聞かぬは一生の恥ということわざも昔からあります。
意見や提案などあれば社長や他の人にもちゃんと話すことが大事。言わなくても分かると思ったことでも、あとで言っておけばよかったと後悔することもあります。
しっかり勉強して、必要な資格もひとつづつ取得して、いつでも独立できるように準備していきましょう。独立する気はなくても、そういう心構えができると精神的な自立に繋がりますし、社長と対等に話し合うこともできるようになります。
このようにすることで精神的に自立をするのがいいです。
お酒はアレルギーじゃなければ少しずつ慣れていけばいいです。父も生まれた時から酒が飲めたわけではないです。会話する為に慣れていったのです。
でもお酒が飲めたらいいのではありません。飲んでもあまり酔わずに酔ったふりして理性を保って他の人と接しないといけませんからね。仕事関係の飲み会ですから失礼があってはいけませんしね。
ただ、最近の若い人はお酒を飲まない人も増えてきましたから、その場に合わせて、できる範囲でね。立ってまっすぐ歩けるくらいの酔いにしましょうね。
それと、会話は大事ですね。それを苦手と感じるのは自分のことしか考えていないからだと思いますよ。お客さんに(何か困ってることないかな)、職人さんに(いつも無理難題おしつけてごめんなさい)とか、相手のことを思えば自然に言葉は出てくるものです。苦手と感じるより先に相手のことを考えるように意識してみてくださいね。(それに、人脈を広げつつ信用度もあげていけば誰かいい女性を紹介してくれるかもしれませんよ)
あと、社長の息子、社長の後継者と思って、強がったり、偉ぶったりしないようにしましょうね。お釈迦様の息子さんも他の弟子に対して謙虚でしたからね。先輩弟子に対しては特に謙虚で最初はトイレで寝てたくらいです。俺何にもできないから頼りにしてますよという感じでね。

2026年4月9日 13:17
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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答していますが、無知未熟ゆえに質問を読ませていただくことしかできないことも多々ありますがお許しください。 回答は私個人の意見や解釈もあり、場合によっては浄土宗の教義とは少し異なることもあるということをご了承ください。 また、寺の紹介ページに電話相談についても紹介していますのでどなたでも気兼ねなくご利用ください。 ハスノハのお坊さんがもっと増えますように。 合掌 南無阿弥陀仏

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