怒りで身を壊してしまいそう
小学校から専門学校いくまでの間、周囲になじめずいじめられたりした期間がありました。
あれから10年近く経っても辛い記憶を思い出し続けてしまい困っています。
思いだそうと意識してやっているのではなく強制的に記憶が再生されている状態です。
こちらのサイトを見て自分が当時のことを今も恨んでいるからこそ怒りで身を壊してしまいそうなほど心身に影響を与えているのではないかと予想しました。
ノートに感情を書いたり精神科にもいきましたが効果はまだでていません。
どうしたらつらい記憶が勝手に再生されないようになりますか?
また当時のことを怒らないようにして納得するにはどうしたらいいでしょうか?
お願いします。
失敗 大切な人に迷惑をかけたこと
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我を減らすことに気持ちを向けてみる
怒りも欲も、その根底に「我」があります。
怒るときは、「『俺に』こんなことしやがってチクショウ」と怒り、欲を出すときも「こんな素敵な子が『俺の』彼女だったらいいなあ」と思っているのです。
その時々の欲とか怒りならともかく、あとから何時までも引きずるようなものは、体にも業にも悪いです。(欲も怒りも、それが出たとき心が汚れて、体にも影響が出ます。怒りっぽい人とか欲深な人とか聞くと、何となく性格にまでなってしまって、それはもう業になって治りにくいという意味で、そのせいもあって体つきまで、こんな状態じゃないかなあと、何か不健康そうな雰囲気が想像がつくでしょう?)
しかし、悪いと言われても、その古い怒りに気持ちを向けていては、かえって炎が燃えて、消しにくいかもしれません。
その場合は、もっと根本的な、気づいていなかった自分という存在に目を向けてみてはいかがでしょうか。
「うわあ、また思い出してる。俺ってよっぽどあれが悔しいんだなあ。俺ってすごい己惚れ?俺って何様?この俺って気持ちを減らしたほうがいいんじゃないかなあ。俺も周りの人々もみんな、それぞれ自分が大事で必死で頑張ってるよなあ。そうだ、まずしっかり食べて、じゃ、仕事に戻ろう」などと。
今、何か問題が起っているなら、それに集中して、しかし、過去の何かを思い起こしてしまったなら、それはちょっと暇だったから、あるいは、心に隙があったからだと考えて、「今更過去のことをまた怒っている俺って、怒りっぽい性格?」などと少し外側から自分を観察するようにして見たら、「俺」と一緒に過去の怒りも減るというかまた忘れられるようになるかもしれません。
怒りが出たら、そのたびに何度も癖になるほど、「怒っている『俺』ってみっともない?」と、自分を客観化するようにしてみるといいと思います。
質問者からのお礼
答えてくださってありがとうございます。
自分を客観的に見るようにして怒りを収めていきいずれ忘れられるよう努力して参ります。
考えている時は暇な時だけだなと思い返してみるとそうだったので仕事や課題に集中していくようにします。
本当にありがとうございました。