友人との関係に悩んでおります
友人は元上司で、退職後10年来の友人関係です。
在職中も業務で助けていただいたり、仲間に優しく尊敬する上司でした。
私が病気で精神的にまいっている際話を聞いてくださったり恩人でもあります。
私が病気をして数年間は疎遠でしたが、前述の通りここ一年ほど頻繁に会うようになりました。ですが友人の言動にもやもやします。
例えば、一緒に食事をしている別の友人の体型をバカにするようないじりを執拗にする
ブスの言うことは聞けない、あいつはブスなど他人の容姿について貶したりする
あいつは童貞だ、ホモだ、男はバカだから、というような根拠もない憶測、なにより他人が軽々しく言及することではない、配慮や尊重されるべきプライベートやセクシャリティについて差別的なことを言う
見ず知らずの人を盗撮して送ってくるなど、その言動が大変不快に感じます。会って話しても楽しい時間を過ごせません。
共に働いていた当時も、自身に対しても厳しいですが、他人に対しても辛口というか、容姿やその友人の基準から外れた人を小馬鹿にしたりといった発言はありました。
私自身も未熟な20代前半には、そう言った言動に対して良くは思っていなくとも、無神経であった部分は恥ずかしながらあったと思います。
ですが年齢や経験を重ね、そういったことは恥ずべき行為だという考えや、それに対する嫌悪感も強くなっていきました。
なので久しぶりに会うようになった友人の言動に愕然とします。
人を馬鹿にするような発言は同調しない、やんわりそうは思わないと伝えたり、他の友人がいじりをされていればフォローしたりと、モラルに反することはしないようにしています。
意見を伝える時はできる限り友人のプライドを傷つけないよう、空気が悪くならないよう、柔らかい表現をするように気を配っているつもりなのですが、
友人はなんとなく表情をひきつらせたり、私が空気を壊しているというような微妙空気を出してきます。
共通の友人も多く、本当に辛い時支になって下さった恩もあるので、その友人を悪く言ったり否定したり疎遠にしたりとかは考えられないです。
各々考え方は違うと承知してはいるのですが、友人に対する否定的な感覚が大きくなっていきます。
どのように考えたらお互いによい関係を築くことができるのでしょうか、アドバイス頂けますと幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
受けた恩と、その人の差別意識の問題は、別ではないですか。
その人の価値観が、実は偏見や差別意識がある人だったのではないでしょうか。
また、人によって態度が違う人っていますが、その人もそうなのではないかと思います。
あなたには優しくしてくださり恩人であっても、別の誰かに向けては傷つけておられる。
人は、自分に対して良くしてもらうと恩を感じます。ですから、その人に指摘をしにくくなりますし、嫌な部分は見ないように蓋をすることもあるでしょうが。実際に目の前でそのような発言をされるのは、聞いていてとても不快ですよね。(虫唾が走ります)
それでも、付き合いを続けたいのでしょうか。
あなたも、そんな人と気の合う、同じ価値観の人だと、判断されかねませんよ。
恩があるから、悪く言ったり否定したり疎遠にはなれない…
結局、何も出来ず、黙って聞き流す、それは差別の容認なのですよ。
あなたが受けた恩と、その人の差別意識の問題は、別ではないですか。
自分の大切な人、周りの人が、この人の偏見や差別により傷つけられたら、あなたは平気でいられますか?黙っているのですか?
恩人であっても、友人、あなたにとって友と言える人なら、きちんと指摘してさしあげるべきですよ。
差別的な考えに同調しないこと
拝読させて頂きました。
あなたのお気持ちを心よりお察しします。
人に対してその様な誹謗中傷やおとしめるような発言を聞くことはとても嫌ですよね、こちらもおとしめられているような感覚にもなってきますからね。
その方のことは全く分からないですけれど言動を伺う限りに於いて人をおとしめて自分の存在を上げているのか自己肯定している様に思います。その様な考えは善くはないと思います。他人のことなど私達やとやかくいえる筋合いではありませんし、人をおとしめるような考えや言葉や態度や行動すること自体自分自身をおとしめていくことです。
おそらくその方が人をおとしめるような言動をすればするほど周りの人との距離が生まれていくでしょう。そして人をおとしめていく様な排他的な人間だと差別的な方だと思われていくことでしょうし人が離れていくでしょう。
私達は誰しもが等しく尊い存在です。
ですからその方からその様な差別的な言動をされても受け取る必要はないと思います、その様な差別的な態度や言動をされても流してしまいましょう。そして自分自身の考えをしっかりと持って下さい。ですので人をおとしめる様な言動や差別的な表現に同調しない様しましょう。
あなたがこれからその様な差別的な考えとは距離を置いて皆さんとお互いを尊重しあい思いやりながら毎日を心から健やかに幸せに生き抜いていかれます様にと切に祈っています。
質問者からのお礼
中田三恵様
つぶやきにもコメント返していただきましたね。この度はご回答いただき誠にありがとうございます。
もやもやの理由はその言動に対してだけではなく、それにはっきりと不快だと意思表示できない、止められない自分に対して許せない気持ちがあったのだと中田様の回答を読み気がつきました。今後友人に対しては受けたご恩は恩として感謝して、やはり人を貶める行為については、正直に私の思いを伝えようと思います。それで響かなかったり、共通の友人たちもその人を支持するようであればそれまでのこと。共通の友人達はそのような言動を良しとするような、それで私との付き合いを変えるような方達ではないと信じていますが。
おっしゃる通り、差別的なことに私は絶対に加担したくない。この違和感や嫌悪感を絶対になかったことにしてはいけないと思いました。厳しくも暖かいご回答いただき本当にどうもありがとうございました。
Kousyo Kuuyo Azuma様
この度はご回答いただき誠に有難うございます。私の心に寄り添う優しいお言葉本当に嬉しく存じます。
差別的排他的、人を小馬鹿にするようなな考えにひどい嫌悪感をもつとともに、私自身これまでの人生で容姿を貶された経験もありますからまるで自分のことを言われているような気分になり、よりダメージを受けていたのかもしれません。
そして、そこまで攻撃的になる背景もその人にあるのかなと思いました。ですがどのような辛い背景があったとしても容認できない言動ですね。私自身も肝に銘じます。
おっしゃる通り、差別的排他的な方について私がそう思うのと同じように不快、離れたいと感じておられる方も多くいるのかもしれません。
はっきりと抗えない自分にも許せない気持ちがあったと思います。これまで誰も指摘しなかった、よくは思ってなくてもあいまいな態度をみながとっていたことでそのような言動を容認する空気ができあがってしまったのかと思います。
これからも自身の考えをしっかりもち、差別や人を傷つける行為には絶対に加担しないよう、周りの人たちを大切に尊重して生きていけるよう努めて参ります。
心温まる、そして励ましのお言葉感謝いたします。ありがとうございました。