餓鬼のような人
昨年に続き、今年も餓鬼についてご相談させてください。
今年実父が亡くなりました。問題は母、叔母、墓のある在家団体です。
母は自己中心的でお金に執着し、他人の悪口で自分が優位に立つことばかりいい、また他人の財産を狙ってばかり。母方祖母の相続では叔父と相続トラブルを起こし絶縁状態、私や父との生活でも自分が優位なようにと常に画策。父の葬儀後は、遺産相続に奔走、四十九日も行わず、遺産はほとんど全て母のものにして、さらに私の夫の遺産や収入等も当てにした生活を要求、私ともトラブルになっています。
私が何か言えば、「私は母親なのに」「あなたは冷たい」と逆切れ、不法侵入を繰り返す等犯罪めいたことも。知らない人には都合のいいことを言うなど、人格障害レベルの自己愛です。
叔母は父や私が在家団体と一定の距離を置く(叔母の信仰の仕方に従わない)ことに不満があるらしく、父の葬儀に戒名はつけない、墓にも入れない等と言い出しトラブルに。夫の納骨、三回忌についても、納骨法要だけで三回忌法要はなしと決めてきました。元々在家団体の活動で勝手に父や私の名前を使ったり、金銭トラブルを起こしています。在家団体の方も叔母に都合のよい対応で曖昧にする部分があります。
亡父は、在家団体の信者である祖母、叔母が家族を放り出し、開祖等への供養に熱心である様子に対し、家族に対して最低限の対応はすることと供養の対象は三界萬霊の方と私に言っていました。
お墓は私の方で維持するため在家団体との最低限のお付き合いはしますが、夫の三回忌法要を断られたこともあり、今後、身延山で本願人として夫と父のお位牌を立て、ご供養は移すつもりです。また、このお盆にあたり、身延の方でお塔婆供養を申込しました。
以前にご相談した際に「触らぬ餓鬼に祟りなし」「人の振り見て我が振り直せ」「「善導の精神」こそが菩提心なのであり、衆生済度の精神」とのご回答をいただきました。
仏教的に母、叔母、在家団体に対して今後どう対応すべきか、他にできることがないか、ご意見をいただければと思います。また、日蓮宗の信徒というわけでもなく身延山にお位牌を立てる形になるので、日蓮宗の方からのご意見もいただければと思います。
遠回りしすぎかもしれません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
にもにも 様 相談ありがとうございます。
私は日蓮宗の僧侶です。
身延山に本願人として、位牌・供養をすることは、これまでの宗派、在家団体がどうであれ、問題ありません。どうぞお申し込みください。
そして、その在家団体とは、距離をとるべきですし、離れてもいいかもしれません。
また身延山にご縁ができることですから、日蓮宗の近くのお寺をお尋ねになって、これまでの供養が足りないとか、戒名が必要と思うならば、ご相談なさって、戒名をいただいて、正式な日蓮宗の僧侶の読むお経で、お父様・ご主人の弔い直しの供養をすることがよいのではないかと思います。
お母様との距離も、しっかりとって、冷静な対応をするようにしてください。
事情がよくわかりませんが、お母様もその在家団体の被害者なのかもしれませんね。一人の老後に不安を相当抱えているかもしれません。わかりませんが。
ただ、それでも、しっかりと距離をとって、あなたはあなた、お母さんはお母さんです。「冷たい」と言われようが、自分の事をしっかり守ってください。
細かいことろや不足なところ、応対させていただきます。
また日蓮宗では、カルト(あなたの言う在家団体をカルトと言っているわけではありません)に対応する部所もありますので、家族間でトラブルが続くようでしたら、そんなところに相談するのも必要かと思います。
参考にしてください。
合掌礼
追伸:ご丁寧な、ご返信お礼メッセージありがとうございました。
ご自身で、距離を置きつつあるとのこと、良いように思います。トラブル等がありましたら、こちらへもご相談いただくとともに、日蓮宗の相談部所にも問い合わせしていただければ、対処ができるかと思います。
また、法華経等のお経、日蓮聖人のお話は書籍等で勉強なさっているとのこと嬉しく思います。挙げていただいた本は良書です。他にも沢山あると思いますので、遠慮なくどうぞお問い合わせください。日蓮宗の僧侶の中にも当然、学術的に勝れた先生がいらっしゃいますので、あなたの疑問にお答えできると思います。よいご縁に恵まれますようご支援させていただきます。この度のご縁に感謝申し上げます。合掌礼(字数制限でここまで)
質問者からのお礼
釋 孝修さま、ご回答ありがとうございます。
夫、父とも在家団体の方で戒名はいただいており、十分ではないにせよ、法要等を行わせていただいています(ただし、そこに至るまで問題が起きますが)。在家団体自体は、私の担当を叔母以外に変更し、距離を置きつつあります。
母については、一人の老後に関して実際の生活不安というより、自分の金銭で生活を賄うことや葬儀に参列した親族、近所の人が年金が多かったり、家族同居等母より恵まれていることへの不満、羨望ですね。信仰心はなく、ケチなので今は在家団体とのトラブルはないと思います。私は今後も距離を離していくつもりです。
>細かいことろや不足なところ、応対させていただきます。
日蓮宗のお寺とのお付き合いがないため、非常にありがたく言葉をいただきました。法華経等のお経、日蓮聖人のお話は書籍等で勉強しているところです。私が信仰というより学問的な方から入る性質なので、植木雅俊先生、中村先生等の書籍や学術論文が中心です。
まずは父夫ですが、お墓に眠る他の親族のこと、私自身の逆修への関心もあり、日蓮宗のお寺へのご縁も考えていきたいと思います。
公開の場ではこのあたりにいたします。本当にありがとうございました。