心と感情と身体が噛み合わない
以前、こちらに何度も相談や悩みを投稿させていただき、何とか社会復帰をしました。
勤め初めて一月半がたち、何となく職場にも馴染んで来たと思います。
今回、相談させていただきたいのは、以前にうつ病になり、現在も回復しないまま社会復帰をした事で、今の自分の思考と感情と身体が全く噛み合わず、「生きるためには生活費の為に働く必要がある」思考と「生きる事に疲れ全てを捨て自殺したい自分」感情と「その両方に板挟み」な身体とが毎日鬩ぎ合い、いつも出社の1時間以上前から付近のコンビニで時間をおいてからでないと出社できず、家を出る前に抗うつ薬を飲み、出社前にも飲むと言ったオーバードーズをし、「薬を飲んだから大丈夫」と自己暗示をして過ごす毎日です。
正直、今のまま居たら精神がもたずに崩壊し、鬱の悪化に繋がるかもと思ってます。
担当医は「それは鬱のせいで無く、新しい環境のストレス」と言ってきましたが、徐々に薬を飲む量が増えて来てます。
せめて、自分の気持ちが「家族を養うため」とか「趣味だったバイクでの出掛け」の為にと変化してくれればベストなんですが、中々にそっちに傾いてくれません。
こんな私に可能であれば一言でもかまいませんので、何か声をかけて下さい。
鬱が快方に向かっても、間と言うかタイミングの悪い事ばかり続き、周りに愚痴れない自分と自分の中で消化しきれない事。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたのせいではありません
ユーキ 様
鬱になったのは、あなたのせいではありません。あなたに責任はありません。あなたが悪いのではないのです。
脳が不安をあおっているのです。脳が不安をあおるとは、不満や愚痴を脳は脅威と感じます。その脅威と感じることに、闘争や逃走や凍り付き反応を起こします。これは脳の本能的反応です。脅威に対して脳が反応しないと、とっさに危険が迫った時(交通事故など)に避けようと反応できなくなるために必要な反応なのです。
しかしその脳の反応に付随する感情は、怒り・不安・自己嫌悪です。
つまり、対人関係の恐怖、仕事への不安を引き起こし、さらに脅威を増し、また闘争や凍り付き反応を起こしているということなのです。
でも、ユーキさんは、こんな脳を持ちたいを思って生まれてきたわけではありませんね。人間として進化した脳を必然的に持っているのです。ですので、鬱になるのは、あなたのせいではありませんし、あなたに責任はありません。あなたは悪くありません。
でも、その不安をあおっている状態を何とかしなくてはいけません。
安心してください。人間の進化した脳には、その脅威に反応を抑える機能が備わっているのです。
それが、落ち着き、寛容さ、優しさ、温かさ、思いやり、つまり仏教でいう慈悲を感じることで、脳は脅威の反応から落ち着きを取り戻します。その時の感情は、安らぎ、安心、安全、沈静・です。
さあ、落ち着きや、優しさを感じていきましょう。まず、ゆったりとゆっくりとした深い呼吸を繰り返し、新鮮な空気を吸い込み、脳と心を落ち着けていきましょう。そして、誰かから思いやりを受けた時の記憶を思いだし、その時の心が温かくなった感覚や、自分を寛容にみれたこと、優しく思うことを、あらためて感じるようにしましょう。瞑想するように、今ここで思いやりを感じることを意識していきましょう。
薬は決まりの範囲内で大丈夫。あなたにも優しさや愛が十分詰まっています。その優しが、あなたに勇気と強さをくれるでしょう。
質問者からのお礼
お礼が遅くなり、申し訳ありません。
私が鬱になった事、誰のせいとも思っていません。むしろ、色々なストレスを外に出せない性格故に苦しいのです。
こんな性格に生まれ育った結果でしょうね。これも自分の責任とも思ってはいません。
ただ、私の脳は自らを消滅させる事で一杯で、とても優しさや寛容さが入る余地がありません。これからの辛い日々の中で少しでも優しさや寛容さが生まれてくる事を願い。お礼を締めさせていただきます。