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六道について

回答数回答 1
有り難し有り難し 6

インターネットで生配信や投稿動画を毎日のように観るのですが、メディアの大半は修羅界なのではないかと思うようになりました。

視聴者をもっと獲得しようもっと獲得しようと競い合っているのです。

そこには後ろめたさのようなものはありません。

ここまでするか!というものも多く目立てば勝ちのような雰囲気がただよっています。

若者がよく使う「○○過ぎる(「美人過ぎる」など)」と言う言葉は争いに勝ち、目立つための言葉のような気がします。

そう言う僕も配信などはしていませんが外に出れば人より先に道を渡ろうとか、道は譲らないでおこうとか、修羅界にいるときもよくあります。しかしこんな人生はやめ、人界や天界に行き、さらにその上の仏教の世界に行きたいです。

どうすれば行けるでしょうか?

2022年7月31日 19:38

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

どこに行きたいの?

 こんにちは。六道の捉え方は大きく2つあって、それらが何となく混ざっているのが今の「六道」観でありましょう。
 つまり、今回例に挙げられた「心持ち」の問題として捉えるのが一つ。もう一つは「道」というか場所というイメージ。今回の問いは「行ける」というのですから後者でしょうけれど、問いの前半を読んでいると「こう言った行動や心持ちを修羅と呼ぶようだ」ということですから、回答としては具体的なものの方が良いように思います。
 であれば結論はお気づきのように、「道を譲る余裕を持つ」などとなります。
 そして動画の件ですが、マーケティング的な動画の反対を考えればいいのですね。完全にお金の動きと関係なくネットを利用する、というのも無理なきがしますし。せめて「このページはどうやって俺から金を取ろうとしているのか?それは俺が納得できるものなのか?」は気にした方がいいと思います。ページに飲み込まれないように。
 けどまあ、メディア全部を一括りにして良いのか?とは思います。外国のメディアは?シー国とか。

2022年8月2日 13:58
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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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