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仕事は言い訳だけど…

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有り難し有り難し 7

仕事仕事仕事の毎日、休日もあるようなないような感覚で、

とてもじゃないけど、我が身のことしか考えられていないこの頃。

身近な人に感謝する機会を失い、人間関係貧しい気がしています。

どのようにすれば、多忙な日々にも、身近な人を思い、感謝を伝えることができるのでしょうか?

いまの自分は好ましくありません。

2022年8月1日 23:32

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

世間一般のしきたり等、形から

世間一般のしきたり等は、煩わしい面もありますが、形が決まっているからやりやすい面もあります。
つまり、行動パターンをルール化するのです。
年賀状や新年のあいさつ、冠婚葬祭のご祝儀や御香典、旅行や出張の際にお土産や手土産、差し入れ、誕生日プレゼント、お中元・お歳暮など。
形あるものを贈るときには、形式的にも「いつもありがとうございます」とか「以前に何何をいただいたので」など、感謝の言葉も必然的にくっつけることになります。
行動や言葉など、物理的な行為に心が誘発される場合があります。
「口先で 南無阿弥陀仏と言えばよい 心なくして申せるものか」と言った江戸時代のお坊さんがいました。
普通、南無阿弥陀仏の念仏を唱えるときには、仏様を信じる誠の心が重要だと説かれます。
しかし、そんな難しいことを考えず、まずは口先だけでも念仏を唱えてみる。
全く信心が無いなら、口先だけの念仏も出ないはず。裏を返せば、口先だけ、形だけでもそれができるということは、心がある証拠。
ということで、まずは形から入るのもありだと思います。
大事な場面には勝負服やや勝負靴とか、アイテムで気分を切り替えるのも良いかも。

2022年8月2日 4:22
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