hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

怒った母親への対応がわかりません

回答数回答 1
有り難し有り難し 23

はじめまして、初投稿です。
自分は、医師からうつ病と診断されており、働けない者です。

いわゆる毒親の母親で、十数年前に離婚で母子家庭になりました。
母は神経質で、些細なことで激しく怒ります。兄はいますが、疎遠になったり我関せずだったりで、怒りを受け止めるのは自分になります。

親戚の話を聞くと、母親が昔そうだったので、甘えてるのかなと考えています。大きく大きく解釈すれば、そう見えなくはないからです。

ですが、流石に限界が来ました。

自分は、今までうつ病や風邪などの病気の症状を上手く隠してきました。
顔に出すと「何その顔💢どこか具合悪いの!?💢」と怒られるからです。

昔から母が怒ると、機嫌を治すのは私の役割です。
自分で掘った墓穴を自分で埋める、自己責任かもしれません。
しかし母にとって、「自分の機嫌の悪い時に起きた出来事」は後に全て「覚えていないこと」と断じられるらしいのです。
ですから、その間に言われた酷い言葉について、謝られたことは一度もありませんでした。
仮に傷付いたと言ったとしても、「どうせお母さんが悪いんでしょ💢」と拗ねられて余計長引くため、私自身の悪いところを無理矢理見つけて謝らないといけないのです。

そして昨日。些細なことで怒らせてしまいました。
そして、ついに上記の諸々に嫌気が差し「母の機嫌を直す恐怖」を本人の目の前で露呈させてしまいました。今のあなたに接するのは怖いです、という態度を見せてしまったのです。
勿論「そんなにペコペコしないでよ💢」と怒らせてしまいました。

もう嫌です。
どうしたら良いか分かりません。

私は、母のサンドバッグになるために生まれたのでしょうか?
あるいは、母は私をサンドバッグにしたくて産んだのでしょうか?

サンドバッグですら、思いっきり殴れば跳ね返ってものすごい勢いで襲い掛かれるのに。
私にはそんな勇気はありません、扶養されているうちは恩だらけです。

もうご機嫌取りに疲れました。
生きてるだけでお金かかるサンドバッグなら、生きてなくたっていいじゃん。

どうか、どうかどなたか、現状を打開する方法を教えてください。
仕事は探してる最中なので、それ以外でお願いいたします。

藁にもすがる思いです、よろしくお願いします。

2022年8月6日 11:50

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お母さんにも支援が必要。電話相談や支援団体などと繋がっていく

それは大変ですよね。お母さんの感情をそのままに受け止めていると、今度は あなたが犠牲になってしまう。

お母さんもコントロールが効かないのだと思いますし、あなたも 生活(生きていく)のために、黙って言うことを聞いてきたのよね。そこには、自分の意思や感情を出さずに、ひたすらお母さんが治まるのを耐えてきたのですよね。

辛いよね…
その環境で生きるしかなかったから、鬱になってしまったのだと思うわ。離れて暮らすのが、互いのためだと思うけれど。それは、経済的に簡単なことではないよね。

お母さんにも支援が必要だと思います。娘に当たるのではなく、気持ちを聞いてくれる第三者がいる方がいい。
あなたも、お母さんと心の距離が取れるように、気分転換出来る居場所が必要だよね。

自治体では電話相談や支援団体などを紹介してくれますから、調べてみませんか。お母さんも、あなたも、しんどくなったらそちらに繋がりながら、話を聞いてもらえる所、気持ちを吐き出しながら分かち合える場所(会)に出向いて行かれるのも必要だと思います。
親子だけの空間で、ぶつけ合い我慢し合う日常ではなく、誰かを介して外に吐き出していく。これは、お母さんが自覚していく必要がありますね。

もちろん、ハスノハにも書き込んでくださったらいいのでね。しんどい気持ちは、一人で溜め込まずに、出来るだけ周りと繋がりながら気持ちを軽くしていきましょうね。

2022年8月6日 19:28
{{count}}
有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

お初にお目にかかります、みんと申します。
支離滅裂な相談だったにも関わらず、丁寧かつ分かりやすいアドバイスを頂き、本当にありがとうございました。

二者の関係で親子となると、どうしても視野が狭まってしまって…。本当に逃げ場がどこにも無いのでは、と思い詰めてしまっていたのですね。

やはり母も、何処か不調があるのでしょうか……。進言すると頭ごなしに否定してくるので、いつも胸に秘めていましたが……自信が持てそうです、ありがとうございました。
また、第三者に頼るということも目から鱗でした。自分の中だけで解決することばかり考えていたので……、思い込みはよくないですね。
今まで見て見ぬふりをしてきた代償でもありますし、何かきっかけを作れたらと思います。

最後になりますが、貴重なお時間を割いて説法をしていただき、本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
また迷いが生じたときは、お話を聞いてくださるととても救われます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ