保身で嘘をつく醜い自分
回答 2
有り難し 42お世話になっております。
度重なる投稿ごめんなさい。
助けてほしいです。
前回まで質問させて頂いてるお世話になっている人ともあれから色々あって今に至ります。
今感じているのは、私は保身の為に嘘に嘘を重ねる醜い心を持っていたということです。
その大切な人というのも、私がされたこと自体は犯罪に抵触しかねないことなのでそこは咎めるべきことかもしれませんが、そもそも彼がそこまで激高した原因は、私が自分のした事を隠すため嘘を塗り重ねていたことです。
彼との間に限らず、多分私はこれまで30年間生きてきて、色んなところで不誠実に、自分を守るための嘘をついていたんだと思います。
何となくバレずに、自分自身も忘れているような小さな嘘もいっぱいあるんでしょう。
私は長く続く友人も少なく、新しい友人ができることもほとんどありません。
人付き合いが下手だなって悩んでいました。
下手とかそういう話じゃないんですよね。私のこの醜い人間性が、自然と人に不愉快な思いをさせていて、だから人が寄り付かないんだなと今ひしひしと感じます。
怒られるのが怖い、自分が不利になるのが怖い、前についた嘘がバレるのが怖い、きっとこんな汚れた思考が私の頭の中に詰まっている。それが切羽詰まったりした時、無意識のうちに口から飛び出してる。
この先誰と出会っても、私の醜い人間性が相手を騙し、傷つけ、関係を壊していくのかと想像して未来が怖くてたまりません。
仕事もあと数ヶ月で退職予定です。スキルと熱意不足で契約が切れました。
ですが、異常な精神状態でまともに転職活動が進められておらず、まだ残っている現職の仕事も、ミスが多く、集中力が途切れないよう必死です。
（早く活動しなければ）まもなく仕事も失い、色々拗れたとはいえ大切な人も失い、何も無くなってしまいそうな自分にただ呆然として、孤独と自己嫌悪で潰れそうです。
いっそ私なんかもう死んでしまった方が楽かもと。
友達も、家族も、知らない人も、私以外の全員が賢く優しく見えて、私だけが生きる資格のないダメ人間に見える。
自死の意思は今の所ないです。でもこれからが怖くて震えています。
自業自得です。前を見て自分を戒め、誠実に生きることを心掛ける他無いことも自分ではわかっている。
だけど怖くて、寂しくて、涙が止まらなくて。人生が上手く歩める気が全くしません。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
無限ループを抜けませんか？
再びご相談拝読しました。
結局また連絡を取ったということでしょうか？この問題についてずっと相談を続けておられますが、お坊さんからのアドバイを何か実行してみましたか？
私の勘違いなら申し訳ありませんが、お坊さんからの回答はその場限りの心の癒やし程度に扱って、結局自分の感情の思うがままに行動して自滅していませんか？
これは別にお坊さんの言うことを聞いた方がいいということではありません。自分で決断して行動することは大切です。
しかし、その行動が「感情の思うがまま」というところが問題なのではないでしょうか。
あなただけでなく、人間誰しもがそうですが、自分がダメだ、自分は醜いと言いつつその自分が何よりも愛おしく可愛い。だから自分の思う範囲内だけで行動し、結局自分という枠の中でグルグル回っていく。
感情というのは衝動的で、それが満たされるのはある種の快楽も伴うでしょう。でも感情はまた変わりますから今度はそれが問題になったりもする。その繰り返しです。
感情に任せた行動の責任は行動で取りましょう。感情で慰めてもらっても何も解決しません。
ミスをしたら謝る。嘘をついたら謝る。その後気をつける。またやってしまったらまた謝る。仕事を失うなら転職・就職活動をする。
誠実に行動できない自分をあえてさらけ出す必要はないと思いますが、いざそうしてしまったらその自分を隠さず認めて謝る。
その基本の繰り返しがあなたをその場限りの感情に飲まれた行動の連鎖から抜け出すのではないでしょうか。
人生は上手く歩むためのものではありません。どんな人生だろうと、あなたが歩むものです。その責任は誰も代わりに取ってくれません。泥臭くてもあなたが歩めばあなたにとっての唯一無二の大切な道です。
一歩一歩、ひとつひとつです。起死回生の裏技はありません。あなたの行動一つがこれからのあなたを作っていくのです。
罪悪感に振り回されない。DV被害者性質からの脱却を。
以前の問答なども拝読いたしました。
ご相談者さまがご自身のことについて、見つめなおし、真摯に反省され、ご自身を責められているお気持ちが伝わってきます。
とても誠実でお優しい性格のご相談者さまだからこそです。
ご相談者さま自身が「醜い心」、「醜い人間性」などとご自身を責めてしまっていますが、本当はむしろその真逆で、
むしろ、ご自身を責め過ぎてしまっていることが問題の本質です。
いわゆるDV（ドメスティックバイオレンス）が、社会的な問題となっていますが、ご相談者さまと「お世話になっている」「大切な」人との関係は、交際関係が無いという特殊なものではありますが、まさしくこれに該当します。
そして、このDV問題の悩ましさは、お互いが依存しあう「共依存」状態となってしまって、問題を解決するどころか、悪化していく傾向をもってしまうことなのです。
ご相談者さまが今するべきことは、ご自身を責めることを止めることです。いくら彼氏が暴力をふるっても「原因は私がつくっている」「本当の彼氏は優しい人」などの思いにとらわれてしまうDV被害者と同じ道を歩まないことです。
また、DV加害者であるその「大切な人」も、自分が好意を寄せているご相談者に対して「アドバイスしたい」「感謝されたい」「自分の価値を認めて欲しい」などの思いがあって、それが行き過ぎて転じて「思い通りにコントロールしたい」「どうして言う通りしないんだ」、また嫉妬などの気持ちがからんで、DV加害者気質が増強していっているのだと思います。
私たち人間は誰しも、そのそれぞれが持つ性格は、なかなか変えられないものです。そして、DV被害者性質の特徴でもある「自分を責め過ぎる」性格は、より変容させることが難しいものだと思います。
けれども、ご自身の性格をしっかりと自覚し、その上でどのように対応していくのかを考えていくことによって、
ご相談者さまにとって、苦しみの少ない、過ごしやすいこれからができていくと思います。
質問者からのお礼
吉武文法さま
再度のご回答ありがとうございます。
実は前回の質問の後、相手が打ちのめされた余り命を絶つと連絡があり、慌てて引き留めました。その接触のタイミングで、相手が落ち着いてくれたあと少し話し合いの時間を持ちました。
お坊様たちのアドバイスがあったにも関わらず、感情に流され結局連絡を取ったのは紛れもない事実で、せっかくの親身なご回答に沿わない行動を取ってしまいとても反省しています。
何年も私を想ってくれていた人だから、こんな事になってしまったのが悔しくて仕方なかったです。
慰めてもらうことで安心して、結局前に進めてはいない状況ですね。本当に心に刺さりました。
感情のままに流され自滅しこの悪いループから抜け出せないでいる自分を変えたいです。
起死回生の裏技はない。その通りですね。
一歩ずつ着実に前に進みたいです。ハッとするお言葉をありがとうございます。
中村建岳さま
ご回答ありがとうございます。
こんな私のことを誠実で優しいと言って頂けることに涙が止まりません。
相手はおっしゃる通り交際相手ではありません。お互いが別の恋愛関係を持っていても良しとする、特殊な関係だと思います。しかし思い入れは格別強く、相手も私のことをこれ程までに考えて、思い悩んでくれていたのかと改めて感じる出来事でもありました。
しかしそれが行き過ぎてしまったんですよね。
悔しいです。こんなことが起きず、相手も穏やかな感情のまま、ただただお互いを支え合えた毎日が懐かしいです。
ですがその日々ですら、お互いの依存心を強めていくものだったのでしょうか。
自身を責めることを止める。とても難しいですね。
でも変わらなければ、もっとひどいことになる気がします。
自分の性格を理解し、より良くなれるよう精進したいです。
