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元彼の看取りや死について。

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有り難し有り難し 29

元彼が亡くなるまで入院しましたが、最後まで看取りました。亡くなる前の一ヶ月の間、段々穏やかになり、空気が変わり透明感があるように見えました。それから、看護士さんが、夜中に起きて昼間はウトウトしていると言われました。そして、亡くなる日の夕方、私に有難う有難うと何度も伝えてくれました。その後から、誰も居ない天井等を見ながら、誰か迎えに来ているような仕草を彼がしていました。そして、まもなく亡くなりました。お迎えや、亡くなる時や、亡くなった後に魂になったあと、亡くなる前の記憶はあるのですか?お迎えも本当にあるのですか?私は霊感があります。長々すみません。いつも有難うございます。

2022年8月31日 22:03

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたは、生前の想いも記憶も、残っていてほしいと思いますか?

そうね、それはその人にしかわからない体験だと思いますが。元彼さんは、自分の命の最期を、ちゃんと覚悟して、受け入れておられたのだろうね。だから、関わりのあった人には、気持ちを伝えられたのね。ありがとうって。

来迎といって、仏様のお姿が見えたら、きっと安心出来るわね。彼には見えていたのかしらね。

あなたは、生前の想いも記憶も、残っていてほしいと思いますか?
嫌なこと、辛いことからは解放されていることでしょうね。仏様は、そうした苦しみや執着を取り除いてくださり、仏様の世界へお救いくださるのですよ。

少し前の出来事ですか?
思い出したの?気になっていたのかな?

私も、元彼さんのことを思って、手を合わせますね。

合掌

2022年9月1日 1:50
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有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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お迎えについて

こんにちは。最愛の方を亡くすというつらい体験をされましたね。あなたのご質問を読んでいて、私事で申し訳ないのですが、父が亡くなる時とほぼ同じで、「やはりお迎えは送る人にもわかるのね」と感じました。
 浄土宗はお念仏をすれば誰でも仏さまがお迎えに来られて極楽浄土に往生できる、という教えです。私は数年前にあなたと同じような体験をし、また亡くなった後に、何ともことばにできない安心感や幸せ感が満ちてきて、父が心からそのお迎えを喜んでいると実感しました。
 どなたが日頃から彼のためにお念仏していて下さったのだと思います。亡くなった彼はお浄土で先に亡くなった懐かしい方々との再会を果たして、今この世にいるあなたを見ていてくれます。あなたが少しでも楽しく生きていけることを彼も望んで、そしてしっかり見守っていてくれると私は確信しています。

2022年9月2日 17:29
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有り難し
おきもち

九州に住んでいます。 長い間、教育職をしていましたが、発心して浄土宗の僧...
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質問者からのお礼

中田様、いつもアドバイスを有難うございます。彼は一年4ヶ月前に亡くなりました。そうです。ふと思い出し、気になったのです。仏様が苦しみ等から開放してくださるのなら、寂しいけど、亡くなる前の記憶は、無い方が良いですね。でも、彼だけではなく、亡くなる人の周りの空気みたいなものが、透明の朝靄みたいなものが見えたことは未だに不思議です。霊感があるので、たまたま見えたのかもしれません。

薫誉至誓様、アドバイスを有難うございます。あの言葉には言い表せない空気というかオーラみたいなものは、とても穏やかだったので、悪いものではなく良いものなのですね。ただ天井等を見ている時は、私の事を見ておらず、この現実とは別の世界みたいな感じがしたので、懐かしい誰かがお迎えに来ていたのですね。それから時が経ち、彼以外のちょっとした霊現象はあっても、彼は未だに夢にも出てきません。そうですね。私がこの先幸せになるように、見守ってくれていますね。有難うの気持ちですね。

「死について」問答一覧

死別シングルマザー

夫と死別し、半年経ちました。 死後の手続きなどでバタバタと、忙しくしていましたが、この頃PTSDの症状がでて、とうとう仕事にいくこともできなくなりました。 一ヶ月の休職ですが、休んでる間に収入の不安、子どもたちのこと…色々と考え過ぎてよけいに具合が悪くなっている気がします。 職場からは、また笑顔で戻ってくることを待ってますと温かい言葉を掛けてもらっているのですが、夫を看取った病院が職場の直ぐ側であることや、救急車が頻繁に通ることなどから、正直一ヶ月休んだところで復帰する元気があるかわかりません。何も前に進めない自分に自己嫌悪の毎日です。お金の不安と、パートナーを失くしたことから『風俗』で働いて少しでもお金を…と浅はかな考えも拭えません。時間が長く感じます。こんな姿を夫が見たらなんて思うだろう。夫じゃなくて、不器用な私が先に亡くなればよかったのにとまで考え込んでしまいます。周りには自分のように30代で配偶者を亡くした人はおらず、まるで腫れ物のように感じます。他の家庭を見ると、赤ちゃんが生まれた…家を建てる…夫婦仲良く子育てできてて自分にないものばかり目に映り、生きづらいです。

有り難し有り難し 6
回答数回答 1

「周りの人間の死」への向き合い方

「周りの人間の死」への向き合い方が分からず、恐らく変な方向に価値観が向かってしまい、常に一定の苦しみを抱えてしまっています。 無理やり挙げるとすれば、恐らく一番大きなきっかけは、2年前に母の母である祖母が急死されたことだと思います。大きな病気やケガもなく元気に畑で過ごしていた祖母の急死に頭が追い付かず、又様々な状況を理由にしばらく会えなかったことや、恩返しなども出来なかったと感じたことによる後悔と主に、「人は急に死ぬこともある」といった至極当然のことに恐怖を覚える様になりました。 その"急死"は脳内で"事故死"等に変換されたようで、現在は「自分が何か人に頼むことで事故死するかも」といった恐怖をもってしまっています。私が親に頼んだ買い物の道中で死ぬかも、私が選んだ待合場所のせいで、指定した時間のせいで友人が死ぬかも、と思うと、所謂"普通の価値観"で人に頼る事、あまつさえ意見や提案事の提示も難しくなってしまいました。 正直自分の死は大して怖くはありません。ただ、もしそういった状況で知人が亡くなってしまえば、仮に明らかに自分のせいではなくとも「自分がこの人を殺した」と思ってしまうに違いないと感じています。又そういった気持ちを抱えてその後の人生を全うできるとは到底思えません。 バタフライエフェクトのレベルで「人の死に関与したくない」といった気持ちが大きくなってしまい、生き苦しさを感じてしまっています。 この価値観が、俗にいう「変・ずれている・間違っている・過剰」ということは頭では理解できているつもりです。ただ、どうにも心がこういった考えを除いてくれません。 もし仏教などを用いて少しでも楽に生きることが出来るのであれば、と思い、相談させていただいている次第であります。ご意見をお伺いできますと幸いです。よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 2
回答数回答 1

病気になって死を考えるようになった

現在,一人暮らしをしている中年男性です。 先日から病気をしています。病気になって,一人暮らしなので,闘病しながら食事,洗濯の家事をしないといけません。また,食事のための買い出しも必要で,誰か助けてくれないかと,常に考えています。 知り合いに食事を作って持ってきてください,といった厚かましいお願いはできないもので,そういったお願いができる知り合いがいるわけではありません。 闘病を続けながら,食欲もなく,痩せていくし,気力も失ってきています。 また,コロナ禍で,一人亡くなっていった方もこのようなつらい状況であっただろうと想像し,そのため可能であれば入院させていただいて,看病していただけないかと,勝手な思いが巡ります。 そして,こんなに苦しい状況なのに,これを乗り越えて「生きる理由」はあるのだろうかという考えが頭をよぎっています。 ある程度の人生は送ってきました。これから先もいろいろと楽しみもあると思いますが,生老病死は,四苦なので,病気を克服するのも,その後,克服した後に生きていくのも苦しいのだろうと,勝手に解釈をしたりします。 だったら,もうここでいいや,と思ったときは,死ぬことができたらいいなぁ,眠るときにこのまま目覚めなければいいな,と考えるようになっています。 自死については,以前は否定的ではありましたが,闘病の中で,それは個人個人の自由でいいのではないかと思うようになりました。 自死していった方は,苦しい中,生きることに耐えられなかったのだろうなと,共感できる心持になっています。 病気をして,手厚く看病してくれる人がいる状況であれば,それはそれで,心配してくれる人のために生きる理由があっていいのですが,そうでない私は,一人で非常に苦しい,不安です。そんな私が,命尽きるまで闘病するかもしれないという選択をして,生きる理由はなんでしょうか。 誰も助けてくれる人もいない,ただ病気と闘って,死を待つだけかもしれない。 最後は,一人,孤独死を迎えるのかもしれないと思うと,寂しく,不安です。 そういった中で,このサイトに行き当たりました。 取り留めない文章になりました。 回答をいただければ幸いです。

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死んではいけない理由を教えてください

駄文につき失礼致します。 私は大学生です。 様々なストレスが重なりうつ病を発症しました。目下治療中です。 薬を飲み始めてからは落ち着きましたが、昔は希死念慮がよくありました。漠然と死んでしまいたいと思うことがよくありました。 投薬による治療や、様々な死生観等に関する書籍を読むうちに次のような価値観が形成されました。 死んでしまっては選択肢がなくなる。 生きているうちは選択肢が無数にある。 生きる事に行き詰まって選択肢がなくなってしまったと思ったら、死ぬことを考えよう。 これは今私が生きている理由の一つですが、この考えは一見生きることに前向きなようで死ぬことを否定していないのです。 言い換えれば、いつでも死ねると言う風にも捉えられます。 私は今のところ死ぬことは勿体無いと考え自殺を踏みとどまっていますが、自殺を否定する理由は未だに見つけられていません。 生きている限りいつかは死が訪れるものであり、やがては受け入れなくてはいけないものだと考えていますが、自ら死に近づく行為はいけない事なのでしょうか? 確かに、人が皆自殺を礼讃するようになれば人間社会は成り立たなくなってしまいます。 しかしながら生きることが権利ならば死ぬこともまた同様なのではないかとも考えてしまいます。 どなたかお力添え頂ければ幸いです。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ