家庭をとるか仕事をとるか
妻と子を優先し、公務員試験に臨み関西で暮らしていく道を選ぶのか
自分のやりたい事を優先し、妻と子と別れ、一人で実家に帰るのか
いくら考えても答えは出ません。
なにか助言はありますでしょうか。
以下詳細
私は就職を機に関西に移り住みましたが、いつかは父の実家に戻ろうとぼんやり考えていました。
しかし、関西で出会った妻と結婚。
結婚前には妻は現在の職場にはこだわらないと言っていたのですが、結婚後に起こった妻の職場でのトラブルの際、妻が上司に助けてもらったという恩から一生この職場で働くと妻の意見が変わりました。
子供も生まれ、妻の希望で一軒家を買ったことから、実家には戻らずずっと関西で暮らしていくのだと自分に言い聞かせてきました。
しかし、家庭や子育てとの両立が出来ないという理由で私が転職を重ねてきました。そうする内に、私は市役所の公務員を目指し始めました。
妻や娘の事を考えれば公務員として働き、ずっと関西で働くのがいいという事は頭ではわかっています。しかし、公務員試験に向けて自己分析などをしていると両親が暮らしている離島で漁師や漁協の仕事をしたいとの考えに行きついてしまいました。
私は幼少期から父の地元の離島には何度も足を運んでおりその離島が大好きです。その離島で漁師や漁協職員になりたい。その離島に貢献したいという思いがとても強くなってしまいました。
元々私は海が好きで、大学や就職した会社も海に関連したものでした。
しかし今私が住んでいる市、受けようとしている市に海はありません。
公務員試験に受かったとしても、この気持ちはなくならないと思います。
また、妻は「自分のやりたい仕事をやったらいい」と言ってくれ、応援してくれていますが、公務員になってほしいという事も言っていました。
妻は今の職場をやめる気はないとはっきり言っていたこと、義母を一人にはさせられない等の理由から、私が離島に行くと言ってもついてこないことが予想されます。そうなれば離婚し、娘とも離れる事になると思うと、妻には離島に行き、漁師や漁協職員になりたいと言い出せずにいます。
また、私自身も子供と離れてまでその仕事をしたいのかと問われると即答できません。
第二子の計画については妻の仕事の都合を優先し、来年子作りをしようと話していましたが、このような状態で第二子をという気にもなれません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今後のビジョンを描き現状を調べてみませんか。やっていけるのか
人生は、選択の繰り返しですよね。一緒に歩むから、方向性が見えてくることもあります。あなたの悩みは、大切な人生の問いですね。
柔軟に考えるのも有りだと思いますよ。
別居=離婚とは限りません。単身赴任の人もたくさんいらっしゃるのですから、別居しながら、家族であり続けることも可能かもしれません。
また、組合の仕事に就いたとしたら、オンラインでの仕事は出来ないのか、模索してみるのもいいと思います。加工業などは、オンラインで島から全国へ。保存技術や流通も発展していくでしょう。そんな部門を、あなたがいずれ担えたら、島をもっと豊かにしていけるかもしれません。組合の仕事は、管理だけではありませんものね。どのように漁業を守っていくのか。そんな発想も、地元の人だけでは、思いつかないかもしれない。あなたの置かれた環境だから、出来ることもあるかもしれませんよ。
家庭か仕事かと、どちらかを諦め切り離す前に、今後のビジョンを描き、現状を調べてみませんか。島と家を行き来しながら仕事をするお父さんも、お子さんや妻さんには、誇らしいかもしれませんよ。
離婚して島に帰っても、漁師や漁協職員になれるのか。務まるのか。それだって、わからないことです。
決める前に、やっていけそうか、現状を調べてみませんか。
最終的には、あなたが決めなければなりません。一度きりの人生です。決めたら、後悔なく、幸せにならなきゃね。
質問者からのお礼
中田 三恵さま
早速の助言本当にありがとうございます。
確かに離島に帰って仕事に就けるのか、継続して務まるのかどうかも不安材料ではあります。
おっしゃられる通り、現実的にどのような生活になるのか、諸条件を加味して調べて、自分の答えを出し、妻と相談して決めようと思います。
ありがとうございました。