憎しみを浄化する方法
私は昔働いていたのですが、その時私は幸せでした。実は私は仕事が100%と考えるくらい大好きで働く事に喜びを感じていました。
ですがある日から私は精神的に調子を崩してしまい、他人を無視するなど不快な行動を他人にとりました。
すると腹が立った周りの人は私に仕事を辞めるように仕向けてきました。無言の警告で私をいじめにきたのです。
その後私は仕事を辞めてしまいました。3年間ぐらい無職です。
この期間はいくら代償を払っても取り戻す事のできない期間です。
腹が立ち、憎いです。私の仕事を奪った人たちが。
もう憎しみは消えないと思っています。
これからどうすればいいのでしょう。
憎しみをどうすれば浄化できるのか自分では分かりませんでした。どうか教えていただきたいです。
他人を馬鹿にしてしまう
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
慈悲の念(時間)を増やす
私達の人生を映画だとするなら、1コマ1コマの場面は念(心の時間)です。
私1人の1日の中にも8億4千の念があると昔のお坊さんは言われました。
憎しみの念を減らすために、心に慈悲の時間を増やしましょう。
他人の幸せを願い、他人の苦しみを減らしたいと願い、他人を「よく見たらけっこう可愛いところもあるじゃかいか」と許す、そのような思考回路を脳内に造設するのです。
憎めば憎むほど憎み癖がつく。
反対に、慈しめば慈しむほど慈しみ癖がつく。
日々の修行(心がけ)で心に良い癖をつけていきましょう。
ただし、今現在あなたが憎んでいる元職場の方々に慈悲を向けるのは、いきなりは難しいかもしれません。
ですから、まずはそれ以外の人々や動物たちに対する慈悲の念(時間)を増やして、慈悲の思考回路を増やしていきましょう。
いつかは、憎んでいた相手にも慈悲の眼差しを向けられるでしょう。
怒りや憎しみはあなた自身の悩み苦しみストレスの原因になります。
慈悲を増やして怒りを減らせば、日常生活のストレスが減るという効果もあると思います。
修行の一つとして、たとえばネットで「慈悲の瞑想」「生きとし生けるものが幸せでありますように」を検索してみてください。
スリランカ人の仏教僧で日本に在住されているスマナサーラ長老が日本語で作られた「慈悲の瞑想」(慈悲を念じるための言葉)が、ヒットするでしょう。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
憎むと憎み癖が付く。本当にその通りだと思います。
これからは憎むのをやめようと決意しようと思います。
すぐには難しく、また過去の事に引きずられてしまう事もあるかもしれませんが憎み続けるのはもっと嫌です。
憎んだ過去は全て捨て、慈悲の心を増やしていこうと思います。