不注意を治す方法
私は子供の頃から周りより劣ってしまっているところがあります。
それは不注意に関することです。
私は人の話を聞くのがとても苦手で、忘れ物やドジも多く、そのせいで色んな人から怒られたり、飽きれられたり、バカにされるようなことがありました。
自分でも反省して治そう、治そうと考えているのですが中々改善されません。
そこで自分なりに原因を考えてみたのですが、考えすぎが元になっているような気がしました。
私はふとした瞬間に考え事をしてしまう癖があります。それは1人の時でも、人と話している時にも、やってしまう癖です。
考えすぎてしまわないようにするには、日々、どんな心持ちでいれば良いでしょうか。
教えて頂きたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
道具を使おう
こんばんは。プロフィールも詳しく書いてくださって、ありがとうございます。
人間の行動パターンを考えるにあたり、まず大切なのは「自分が生きてこれたのは、この生き方だったから」という、早口言葉のような人生観です。
小さくて無力だった頃、あなたはあなたのご両親に適応しなければ生きていかれなかった。多少なりとも親御さんに気に入られ、生き延びられるように振る舞うよりなかった。
その生き様の、ネガティブな部分が出ているという仮説を探ってみてください。ご自身にとってはその世界が普通だったのですから、相対化するためには他と比較しなくてはなりません。友達や小説などがいいでしょう。誰しもフツーに、同じように成長してきたのではありません。
いずれ自分の「不注意さ」は何が起源なのか、見つかるでしょう。そうしたら道具の出番です。
日本人は「ToDoリストを使わない」と言われます。外国人から見ると、もう驚く程使わないそうです。使い方は…ここまで読んでくれたなら、自分で検索してみてくださいね。
あと、「考え込んでしまう」のはこれからの世の中、武器になりますよ。寧ろ「調べれば済むこと」と「考えること」をしっかり見極めることが求められます。
ただ、考えるのと空想は違うからね。何かの現実に立脚して一歩を考えることが、いいサイクルを生むと思いますよ。(一歩考えたら次は一手動く)