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不倫離婚を犯した今後の生き方

回答数回答 2
有り難し有り難し 40

妻との問題に最後まで向き合わず
好意を寄せた相手と不倫に至り現実から逃げ、その末離婚をしました。

離婚理由は夫婦問題のもっともらしいことで
元妻も納得し離婚になったので不貞行為があったことを知りません。 ですが元妻も子ども(幼児)も裏切ったことに変わりはなく時間が経過して何度も自問自答するほど自分自身にも大きな問題があったことに目を向けるようになり後悔と反省の気持ちでいっぱいです。

家族が出て行った日からずっと
元妻がこうだったから、あの時にこうでなければと何かのせいにして自分をどうにか正当化して長い時間自分を何とか騙しながら生活してきましたが自分の問題だと受け入れた時から
取り返しのつかないことを自分はしてしまったのだと気づかされました。

今さら戻りたいなど口が裂けても言えません。
やってしまった過去はもう受け入れるしかないので今でも子ども達に月に数回会わせてもらえることに感謝しながら生きようと思っています。

ここで今悩んでいるのが
元不倫相手。現彼女についてです。

現彼女は過ちについて向き合っており私を大事にしようと大切にしてくれているのはとても感じています。
ですが私はいつまでも頭の片隅に子ども達、前妻への裏切りがあり後悔、懺悔の思いが消えません。

過去の出来事は変えられないので
今後自分が犯した罪を考えて
これから先どう生きていくか。と考えた時に

これ以上は子ども達に
嘘、偽りなく父親として精一杯生きていきたいという思いがあります。

彼女は結婚も考えてくれていますが
結婚をするということは
子ども達にこの先も嘘をつき裏切り続けているように思えてなりません。

ここまでしておいて結婚しないということが
また現実から逃げていて
また人と向き合えていないのか


ここで彼女と別れて生きていくのが
過ちと向き合うことなのか

わからなくなっており
毎日ずっと考えています。

自身の犯した罪であり
くだらない悩みだとは思いますが
どうかアドバイスいただけないでしょうか?
よろしくお願いします。

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

これ以上誰も傷つけない。

元奥さんやお子さん方には
これまでの嘘は続けていくしかないでしょうね。
正直に打ち明けても余計に傷つけるだけですから。

嘘をつき続けるのが苦しくても
それはあなたが負うべき罪です。
楽になりたいからといって
誰かを傷つけてしまうような暴挙は
決してなさいませんように。

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有り難し
おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

自分自身にとことん向き合う

みょう さん
こんにちは

拝読させていただきました。
夫婦問題から不倫、離婚とこれまでの後悔と反省が募り、お辛いですね。

後悔や反省、取り返しがつかないことと、多くの気づきをされておられるのですね。
辛く苦しい経験だとは思いますが、自分自身を見つめる大きな起点であったことは確かかもしれないですね。
そんななか、月に数回お子さんに会えるのは、感謝されておられるように、元妻の寛容な優しさなんだと思います。今からでも元妻そして子供には精一杯の優しさと愛を可能な範囲で渡してあげてください。

そうですね、みょうさんの内容から感じるところ、いまは、元不倫相手(現彼女)と少し距離を置かれる方が良い気がします。でないと彼女にも元妻にもお子さんにも良い波動が伝わらず、そして自分自身にとっても後悔や懺悔にさいなまれ、ご自分を許せないまま時を過ごすことになるのかもしれません。

>彼女は結婚も考えてくれていますが
彼女も真剣だと思いますので、その思いもくんであげてください。
彼女と話し合い、期限を決めて、ご自分の奥深い部分に向き合ってみられるのはいかがでしょうか。
その先に何かみえてくるものがあるかもしれません。

>また人と向き合えていないのか
これはなかなか難しいですが、他者との向き合いの前に、自分自身との真剣勝負の向き合いである気がします!

応援しています。
一つの参考となれば幸いです。 

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有り難し
おきもち

個別相談可能
真言宗 僧侶。スピリチュアルケア師。 みなさまのお悩みに日々、寄り添えればと思っております。
◆ご相談可能な時間帯など:早朝から夜まで、ご相談いただける時間は不定期ですので、いくつか希望をお伝えください。 ◆相談のスタイルなど:どんなお話もゆっくり、ゆったりと“たおやか”にお聞きします。あなたのお悩みに寄り添った相談をさせていただきます。プライバシー、相談内容の守秘義務は遵守いたします。 ◆専門分野:会社員、公務員、教育関係の経験を通じ、教育、医療、脳科学、ビジネスなど、様々な分野について幅広く対応いたします。

質問者からのお礼

彗徳さま

ありがとうございます。
自分自身との真剣勝負。
人の気持ちも考え、元妻、子ども達に今できることも含めよく考えてみます。

和田隆恩さま

ありがとうございます。
自分の保身はあります。わかった上で
受け入れた上で相手をこれ以上傷つけないよう戒めにし背負って生きようと思います。

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