電話が怖いです
小さな頃に間違い電話がかかってきた事があり、どうしたら良いのか分からず電話を切ってしまいました。
父に間違い電話だと伝えた所、対応がなっていないと酷く叱られました。
小学生の頃、中学生の頃には無言電話が度々掛かってきたり、女性の唸り声のような物が聞こえる電話が掛かってきたり、セールスからの電話で親に聞かないと分からないと答えると声色を変え舌打ちをされたりと、電話にいい思い出が無く、電話に出る事、電話を掛ける事が怖くなってしまいました。
電話を使う時にどうしても怖くなり、頭が回らず上手く喋れません。
どうしたら電話を落ち着いて使う事が出来るのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
セルフコンパッションをお薦めします。
ハルナッツ 様 相談ありがとうございます。
私も電話が嫌いです。同じように小さいころに上手く受け答えが出来ず困ったことがあったからです。今も克服できたわけではありませんが、いろんなパターンを想定して、自分なりのマニュアルを用意しておくと、対処できるようになっていくと思います。慣れことも必要ですし、敬語など言葉遣いなんかも練習しておくと役に立つと思います。
とはいえ、対人関係が苦手だと、頭が回らず上手く喋れなくなりますよね。マニュアルも役に立たなくます。当然かと思います。
それは、過去の体験によるトラウマから、電話の音とともに脳内の脅威信号にスイッチが入るからです。スイッチが入ると脳の偏桃体が委縮し、逃走や凍り付き状態動が起きます。おそらくハルナッツ様は凍り付きの状態を起こして、上手く話せなくなるのではと思います。
これは、ハルナッツ様が悪いのでもなく、責任もありません。脳の本来の活動です。脅威信号から守るように脳が自然と活動しているのです。
それで、脳の本来の活動からくる、凍り付き、逃走、極度の緊張などを解消するには、セルフ・コンパッションをお薦めします。自分に思いやりや優しさを向ける練習です。手順は、まずは自分を癒し、安心安全を感じること。そして、優しさや思いやりを思い出す・自分に優しさや思いやりを向けるイメージを持つ・優しさで溢れた自分を想像するなどの瞑想を繰り返すことです。
過去の質問も読ませていただきました。おそらく、コンパッション(仏教でいう慈悲のこと、優しさや、思いやりと訳されています)を育むことで、ハルナッツ様は生きやすくなるのではと思います。相談に乗りながらあなたのペースに合わせてメールでできますので、心配はいりません。宜しければ今後もご相談ください。厚かましい申し出ですが、検討いただければと思います。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。セルフコンパッションで検索して、入門的な本とか、サイトで練習してみると良いと思います。難しいときはどうぞ遠慮なくご相談ください。この度のご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
一旦自分なりのマニュアルを作って、想定出来る範囲の対応が出来るように頑張ってみようと思います。
そして、自分にも今よりも優しくできるように心がけてみようと思います。
それでも改善出来そうにない時には、ご相談させていただきたいと思います。
とても暖かいご回答をありがとうございました。