導師様の態度について
いくつもの質問にお答えしていただきありがとうございます。また、あけましておめでとうございます。今年もまた質問でご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願い致します。
さて、今回は今までの質問とは違います。先日父方の祖母が亡くなってしまい、家族葬ではありますが出席させて頂きました。
葬式自体は業者の方々が丁寧にしてくださったので、良い別れができたのではないかと思います。
しかし、1つ心残りがあります。それは、お経を唱えてくださった導師様の態度です。通夜、告別式ともに同じ方が来てくださったのですが、どちらの時も読経中に草履で遊んだりマスクの中を掻いたり…また若干眠たそうに読経していました。
葬式のランクは低い方で設定しましたし、家族葬で出席した人数は少ないので、気の抜けるのはあるかもしれません。しかし、そのお経は意味のあるものだったのか、祖母はちゃんと仏様?になることが出来たのか(祖母が浄土真宗だったので)気になります。
父や叔母さんなどは特に何も言わなかったのですが、今回の導師様の読経中の態度は問題なかったのか、また問題あるとすればどうすれば祖母は大丈夫なのかお答えください。
長くなりましたが、どうかお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
向き合う姿(姿勢や振る舞い、法衣までも)全てが伝道
祖母さまのご往生
謹んで哀悼の意を表します。
お寂しくなりますね…。
年末年始は、亡き方を偲び、ゆっくり過ごされたことと思います。
通夜 葬儀式は、大切な時間です。故人を追憶しながら人生無常のことわりを聞法して、仏縁を深めていく仏事です。導師においては、そのことを伝えていく役目があります。読経をするだけでなく、向き合う姿(姿勢や振る舞い、法衣までも)全てが伝道であります。
椅子の高さが合わないとか、空調の温度や風圧により目や口が乾燥する等は、会場により起こることもありますが、それでも御本尊の前に立てば、頭の先から足元まで、全神経を集中させて務めなければと思っています。それは、どのような場であれ、人数の多少は関係ありませんし、日常のお参りや法事でも同じこと。
その導師は、そこまでは見られていないと、思っておられたのかもしれませんね。
亡き方をお救いくださるのは、南無阿弥陀仏の阿弥陀さまです。どうぞ、お念仏申されながら、大切に念仏相続をなさってくださいね。
私もこちらから、祖母さまを想いながら手を合わせます。
合掌
クレームを入れる
ウェカピポさま
葬儀は、特に信仰が薄まってしまっている昨今の日本の仏教徒においては、今後の仏道の歩み、次の行き先(生まれ先)へと関わる重大な儀式となります。
そのため、葬儀を執行する僧侶、導師の資質もそれ相応に問われてくるものとなります。
できるだけ平素、普段からお寺、僧侶とのお付き合いをもって(お参りや相談等)、導師として信頼できる者足るかどうかを図ることも大切なことになります。
檀家寺の導師であれば、今後のことも考えて、はっきりとクレームを直接につけることも必要かと存じます。直接に言いにくいのであれば、匿名投書でも良いでしょう。それにより、何らか少しでも反省を促せて今後の善処になればと思います。
葬儀社の紹介の導師であれば、葬儀社にクレームを言いましょう。それにより、葬儀社が紹介の導師の資質について再考してくれると、次の喪家のためにもなるでしょう。
下記は参考までに。
『 正しいお通夜とお葬式へ向けて 』
https://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/d2d04fc2bac8d65be93b8f4294231db2
合掌
質問者からのお礼
様々なご回答ありがとうございます。モヤモヤしていたのがスッキリしました。