振られた相手への執着
私は昔から、一期一会という言葉が好きではありません。
一度つながったご縁を大切に続けていきたいと考えており、
幼少期の頃の先生方や友人たちとも、定期的に連絡をとっています。
3年付き合った彼に、今年の始めに振られてしまいました。
私が海外赴任になったので、去年1年間は遠距離で、
私は彼と一緒になるために、あと1年こっちで過ごしたら
帰国する予定でした。
彼に、「好きかわからなくなった」と言われました。
近くにいないし、気持ちがなくなったなら
繋ぎとめておく手段が私にはないと思い、お別れを受け入れました。
彼は「真実ならまたつながる」「これで一生終わりではない」
と言っていて、彼の中でも苦しい決断だったのかもしれません。(?)
(彼も転職して環境が変わり、余裕がなかったと思うから)
ただ、彼の上記の言葉にとらわれて、私が身動きがとれなく
なってしまっているような気がしています。
私にとって初めてちゃんと付き合った彼なので、
お別れも初めてで、「これまで大切に続けてきた親しい関係が一切切れる」
という経験に本当に胸がえぐられる思いで、
ふと気が付くと、「私のことを好きじゃなくなるわけがない」と
都合よく解釈してしまおうと思考がめぐっていることに気が付きます。
人生で起きることには何事にも意味がある
と言われますが、私はこの、「一期一会」の精神を大切にして、
「ご縁を手放す」ことをここで学ばなければならくて、
彼がその機会を与えてくれたのかな、、、とふと考えたりもします。
なんでよりによって大好きな彼からそんなことを
学ばなければならないんだ!と受け入れたくない気持ちと、
彼でいっぱいだった頭から少し自分の人生について考える余白が生まれて
これからどうしよう、どうしたらいいんだろうという不安と
色んな気持ちでごちゃまぜです。
彼と過ごした大切な時間を大切に思い出せるようになるために
執着心を捨てたいです。結局別れた後も彼のことばかり考えてしまって
いる自分にうんざりします。
30手前にして、周りもライフステージが変化し、
付き合う相手も目に見えて変わってきたように思います。
これからは「一期一会」を前向きにとらえて、
目の前のご縁を大切に、去っていくご縁には感謝をもって
手放せるようになりたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
はじめまして、私は浄土真宗の僧侶です。あなたの一期一会と言う言葉の捉え方が少し違うように感じました。
あなたは一期一会を一度の出会いに対してその時だけの出会いであり後は途切れてしまうとお考えでしょうか。
一期一会とは当たり前に会うことが出来ないご縁で得た出会いをいつまでも大切にしましょうと言う事です。一度きりで終わりにすると言う意味ではありません。
それは、ともかくとして、あなたの海外赴任によって遠距離を理由振られてしまったとのこと。大好きな彼から好きかわからなくなったと言われたとのこと、苦しいですね。たった一人海外に行っている時だからこそ寂しさを励まして欲しいですよね。
そう考えてみると、私は彼があなたに好意は寄せていたものの本当に愛していたのかを疑ってしまいます。あなたの彼がそうだと断定はできませんが、わがままな男性には常に側にいて便利な女性を求める人もいると思います。遠距離になることで彼の本音を垣間見ることになったとは言えないでしょうか。
そうであれば、あなたの海外赴任は真実に近づくための良い機会だったのかも知れません。
あなたの良い思い出はあなたの心にしっかりとしまって、そして次のステップに進むのが良いのではと思います。
あなたの幸せをご祈念いたします。合掌
これからもご縁を大切になさって下さいね
拝読させて頂きました。
あなたは大切な彼との別れについて耐え難い辛い思いをなさっておられるのですね。遠距離だったことも影響してお互いの思いが離れてしまい別れることになり、何故別れなければならないのか、何故その縁を手放さなければならないのかと苦悶なさっておられるのですね。詳細な経緯は分からないですけれどもあなたのその辛い思いを心よりお察しします。
あなたでなければその辛い思い全てはわからないかもしれません。あなたが今死ぬ程に感じている辛い別れは本当に耐えがたいものでしょうし、身を切られる様な苦しみでもあるでしょう。
その様な中であっても私達の人生や生活の中では別れは必ず訪れるものです。あなたが「一期一会」の言葉をなかなか受け入れられないお気持ちもわかる様に感じます。とはいえやはり生きている中でその様な愛するものとの別れは必ず訪れるものなのです。
私達は様々なご縁に恵まれながら様々な出会いがあり共に分かり合い愛し合い生きていくのです。そして共に人生を歩んでいくこともあれば、それぞれの生き方の違いや愛情や考え方の違いによってどうしても袂を分かつことになり場合も多々訪れるのです。だからこそ「一期一会」の意味合いもより一層重要になってくるのですし、二度と巡り合うこと叶わない場合も出てくるのです。
今のあなたにとってその別れは耐えがたきことでもあるでしょうからしばらくはあなたのお気持ちをゆっくりと穏やかにお過ごしなさってみて下さい。あわてずにあせらずに決して自分を追い込んだり卑下したりダメだと思いこんだりなさらないで下さいね。
その人との出会いや共に生きた時間もとても尊いですしかけがえのない時間でしょうからね。
あなたがこれからも素晴らしいご縁に恵まれながら大切な方とお互いを理解し合い喜びも悲しみも分かち合い、心から豊かな充実した人生を皆様と一緒に歩んでいかれます様に切に祈っています。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
一期一会という言葉は、もう二度と会えないと思って、その時の出会いを大切にしましょうという意味だと理解しておりました。
「二度と会えない」と思うのではなく、「せっかくのご縁をこれからもつなげていきたい」から、私はこの言葉に少し抵抗がありましたが、生きていく以上、出会いがあれば、必ず別れも訪れるという言葉を聞いて、それを受け入れ、目の前のご縁を大切に生きていきたいと思いました。
まだまだ彼と別れてしまった現実は悲しいですが、
前向きになれる時間を大切に、少しずつ受け入れていきます。
海外赴任は私の夢でした。
夢をつかんだことをほこりに思って、これからこちらでの生活を
充実させていきます。