上司がただしいのか
先日、上司との面談がありました。内容は、私が誰かに仕事の愚痴をこぼしたら、その話を聞いた人がどうしたらいいか困るから愚痴を言うなという事と、仕事に対して向上心がなさすぎるのでは?という事でした。私は外回りの仕事をしていて、給料は歩合です。売上はあまり良くはありませんが、10年やってきました。上司からは10年やってるのに何でお前は売上が悪いのか?向上心はないのか?と言われました。私も何もしてきてはないですが、お客様相手なので、お客様に無理強いして販売はできません。その考えが上司からしたら甘いそうです。また、社内ではかなり言い方がきつい人がいて、私がミスをすると、すごい剣幕でののしります。上司からしたら、ミスをする私が悪くて、その事を誰かに相談することもおかしいみたいです。ミスをしたりする私が悪いのはわかっています。でも物事には言い方もあると思います。上司はおそらく私が気に入らないようで、給料泥棒としか思っていません。私はどうしていったらいいでしょうか?仕事をやめるべきですか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
思考を整理しましょう
1,周囲に仕事の相談をしてよいのか
これはよいでしょう。
しかし、愚痴と相談は違います。
「売上が良くないのだけど、あなたはどういう風に営業しているの?」
は相談ですが、
「売上が良くないって上司に怒られた」
は愚痴です。
愚痴は誰かに聞いてもらうために聞くふりをすることはありますが、基本的にみんな聞きたくないものではないでしょうか?
2,上司があなたを罵倒してよいのか
これはいけませんね。
言葉は出来る限り相手を不快にさせないものを選ぶべきでしょう。
しかし、10年ミスを続けても怒ってくれる上司というのは貴重に感じます。
3,ミスばかりをする部下は給料泥棒なのか
一度、自分が会社にもたらしている利益を計算してみてはいかがでしょうか?
社会保険料などもありますが、とりあえず給料より多くの利益をもたらしている計算になるなら、胸を張って違うと言えるでしょう。
まあ、歩合なら泥棒じゃないとは思いますが…
しかし、もし会社からもらっている給料の方が多いなら、売上を上げている同僚に感謝した方がいいかもしれませんね。
4,無理強いして販売することはよくないのか
ここは難しいですが、営業とは「(今は)いらないものを売る」という営業と、「売れるところにもっていく」という営業があるはずです。
必要としてくれる顧客を開拓できないのであれば、開拓できる人に相談してみればよいかもしれません。
仏教の“布教”もいわば営業です。
必要とされなくても、「必要なはずだ」と信じて説得するんですね。
ただ、本当に“必要のないもの”もあるとは思います。
もしその商品を自分が売っているのだとすれば、会社を辞める方がいいでしょう。
しかし、会社に居続けるなら、あなたが大切にすべきなのは買ってくれないお客ではなく、売らなくても給料を払ってくれる会社なのではないでしょうか?
質問者からのお礼
ちょっと考えてみます。