質問を私にした直後に必ず別の人にもする
職場の人間関係についてです。
入社3年目の後輩Hが、わからないことを私に質問した後、必ず別の同僚にも質問します。そして大抵他の同僚の意見に従います。
Hもいい加減自分で物事を判断したらいいと思うのと同時に、私に聞いても頼りないのか?と悲しくなります。だったら初めから聞かなければいいのに。
Hはどういうつもりなのでしょうか?質問しないで、と伝えるべきでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
先輩の意見が違うからこそ両方に聞く必要が
同僚の方の回答に従うということは、お二人の回答が違う場合があるということでしょうか。
そのように先輩によって回答が異なる場合、後輩としては、ますます両方の意見を聞かなきゃ怖いでしょう。
どちらの先輩に尋ねても答えが同じだという安心感がないので、後輩の立場になれば、やむを得ませんね。
その上で、もう片方の先輩の意見に従う理由は、その先輩の方が怖いか、その先輩の説明の方が説得力があるか、その先輩の説明仕方が優しくて理解しやすかった等でしょう。
だとすると、あなたが「いちいち質問するな」オーラを出しているなら、後輩はもう片方の先輩の意見に従いたくなる可能性があります。
だからと言って、あなたの意見も確認しておかないと怖いし。
ということで、あなたは後輩に対して、「そうせざるを得ないんだな」と苦しみを理解してあげる悲(あわれみ)の心と、「こんな後輩でもよく見たら可愛いとこもあるな」という慈(いつくしみ)の心を起動しましょう。
慈悲の心か起動しているときは怒りが休止します。
怒りが休止しているときはストレスも弱まります。
あなたの精神的な健康のためには、後輩に対する敵意や怒りをストップした方が有効なのです。
これからご自身でお考えなさってみる様にと
拝読させて頂きました。
あなたは後輩の方がその様に何度も何人にもご質問なさってきていることをとても疑問に思っておられるのですね。あなたがその様にお感じなさるのももっともかと思います。あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
詳細はわからないですけれどもきっとその方も不安なのかと思います。ですからついあなたや他の方にも聞いてしまうのかとも思いますよ。
できればこれからは一度ご本人がお考えなさってみることをおススメなさってみてはいかがでしょうか?少しずつなれていらしていくでしょうからその中で自ら考えることも仕事としてはとても大事になるでしょうからね。そうして促していく中でご本人もご成長なさっていくでしょうからね。
あなたもその方もこれからお仕事に充実してお向き合いなさっていかれます様に、それぞれが人としてご成長なさっていかれ心豊かおおらかに生き抜いていかれます様に切に祈っています。至心合掌