弟がなくなってもうすぐ1年
いつも心の軌道修正をありがとうございます。
弟がなくなってもうすぐ1年たちます。
最近になって本当にもういないんだと痛感しています。
生きていたころは特に頻繁に会っていたわけではありません。
けれども自分に兄弟がいることはどれほど心強かったか。。。
もっとあっていればよかったと後悔もしています。
けれども、今もし弟が生きていたとしてもそんなに頻繁に会ってはいなかったと思います。
もう会えないから会いたくなるとは皮肉なものです。
今一緒にいてくれる愛犬、夫、健在の母を大切に生きていこうと気を強く持つ持ち直し、前向きに生きているつもりなのですが、ふとした時に気弱になってしまいます。
友達もそんなに多くはありません。
愛犬も夫も母も私より先にいなくなってしまう日が来たら私はどうしたらいいのかと急に悲しくなります。
いったい何のために人は生きているのでしょうか?
老いが怖いです。世の中は感染症、いろんな事件、恐怖が先に立ち、いまひとつ楽しい気分になれないのです。
自分のこうした性格もよくないと思います。
でも前向きにと軌道修正したり、毎日心が忙しいです。
日中は仕事に集中し、ふとした時間にこんなことを考える毎日です。
心の持ちようをご教示いただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
いつも後ろ向きで申し訳ないです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
諸行無常ということ
弟さんが亡くなってもうすぐ一年なのですね。まだまだ喪失感があるとお察しします。あなたがおっしゃっるように愛犬もご主人もお母様も亡くなってしまうかも知れません。また、コロナ禍によって人とのコンタクトが希薄にならざるを得ない時期を過ごしましたね。そう言う抑圧感も私たちに大きな影響を与えていると思います。
あなたが楽しい気持ちになれないのもごもっともです。
お釈迦さまは「一切皆苦」とおっしゃっいました。世の中は自分の思い通りにはならない真理をあらわしています。
しかし、自分の思い通りにならないのは自分の心が決めているのです。
そうであるならば、逆にそう言う事もある、こんな事もある、でも考え方を変えればどうにかなるとも言えるのです。
苦しみや辛さは自分の心が決めます。弟さんが亡くなった事は本当に残念です。しかし、生老病死の苦しみは人間として避けて通ることは出来ません。
そうであればご自身の心の持ち方を肯定的に変えて行くしかないでしょう。
人生は諸行無常です。常に物事は変化し続けるのです。その一つ一つに一喜一憂していては前に進めません。
起こってしまった事実を受け止めながら、一緒に前に進みましょう。hasunohaのお坊さんはいつもあなたの味方です。
苦しくなったらいつでもご相談ください。合掌
質問者からのお礼
諸行無常。確かにそうですね。いつもありがとうございます。
心が安らぎます。また明日違う気持ちになってしまうかもしれませんが、弟の分までしっかりと生きていきたいと思っています。