緊張の無くし方について
こんにちは
いつも素晴らしい回答をありがとうございます。いつもお坊様の方々の回答が励みになっています。今回もよろしくお願いします。
さて、本題に入ります。
私は中学校にて生徒会長させていただいております。そのため、入学式にて在校生代表の話をさせて頂くことになりました。
しかし私はとても緊張に弱く、その場の雰囲気に流されてしまい、みんなの前で話をすることが、得意ではありません。
緊張すると、いつも噛んでしまったり、原稿が頭からとんでしまいます。
こんなことを言っているとなんで生徒会長なんかになったんだと言われてしまうのも致し方ありません。
そのため、会長がこんなんでいいのか、と自分に言い聞かせ、失敗するたびに練習をしていました。もちろん一度も噛まず、とても上手く話ができたことも多々あります。
しかし最近行った予餞会で生徒会長の話にて、私はやはり噛んでしまいました。
そこでいつもならやってしまったと思いながらも話を進めていったのですが、どうやら私が変なタイミングで噛んだせいで、とてもおかしなことを言っているように聞こえたらしく、全校生徒に笑われてしまいました。
私の所属していふ学校はいわゆるマンモス校で、生徒が約800人います。その全員に笑われて私はとてもショックで、それがトラウマのようなものになってしまいました。
入学式では、予餞会の生徒会長の話よりも何倍も練習し、本番に挑みますが、やはり緊張してまた噛んでしまいそうです。そこでまた笑われると考えると怖くてたまりません。
そこで質問です。
どうしたらこのトラウマを克服し、緊張せずにスピーチできるのでしょうか。教えていただけたら幸いです。
拙い文章でしたが、どうかよろしくお願いします。いつもありがとうございます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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緊張の正体は「我」
緊張するのは、「私が」うまくきちんとやりたいという気持ちが強すぎるからでしょう。自意識過剰ということです。
逆に当意即妙にやりたくてそうなっていなくていわゆる慌てて失敗ということになるのは、「我を忘れてしまった」状態です。
「私」という主体を離れて、客観的に、この行事がうまく行われるといいなあと暖かな気持ちで、その一部分である自分の役割を果たせば、落ち着いていられると思います。
日本人にはどうも完璧主義というか欠点や失敗を嫌がる傾向があるように思えます。最初から完璧はあり得ませんし、ミスやマイナスを気にすると苦しくなるのではないでしょうか。
日本以外のアジアでも欧米でも、失敗や成功などの経験を積んでだんだん成長するという考えが多いです。プラス思考です。これだと気持ちも楽です。
今はたまたま生徒会長の仕事を割り振られている、では、この仕事をやりましょう、と、準備は大事ですが、本番は淡々と行動すればよいと思います。「今回は嚙んで笑われたな。では、次はわざと噛んで受けを狙ってみようか」くらいの気持ちで。
「私が」ではなく「この行事が」と自分を離れることがポイントだと思います。
質問者からのお礼
藤本晃様
ご回答ありがとうございます。
自分のことしか考えていなかったから緊張していたんだということがわかりました。
確かに私が行事の主役なわけでもないですよね、これからは行事全体がうまくいきますようにと願いつつ、自分の役割をこなしていきたいと思います。これからは、主語を自分ではなく、「みんなが」「全体が」というように考えられるようにします。
ありがとうございました🙏