本当の優しさとは何ですか
私は中学生の頃、人と上手く関係を築けなかったのですがその理由として、他者と優しさの認識が違ったことかと思っています。
私は争いや対立を起こしたくなく"優しさ"を追求した結果、何もしないという結論に達しました。優しさや思いやりも人によって受け取り方が違い、私にとっては優しさでも相手にとっては嫌な場合があるかもしれません。
クラス全員と互いの価値観を認め合い平和な空間を作りたかったのですが、中学生にそれは無理だと感じて、争いや対立を嫌いすぎるが故に「こうしたら嫌かもしれない...」などと懸念しすぎて行動できなかったです。
実際、自己開示よりも自己主張し合っている人が多かったです。
その結果、自己開示もせず優しくもせず傍観者のようになりました。私なりの優しさでした。自己開示するから価値観の違いで対立し、自分の尺度だけで優しさや思いやりを測るから争いが起こる。
互いに認め合える人もいたかもしれないです。そう考えると私も自分の尺度で他者を測っていたことになりますが、自己開示すれば受け入れない人もいたと思います。そうなれば対立します。でも対立は意地でもしたくない。
そのせいでどうしても信頼できなかったです。
とても全員と互いに認め合うことはできなかったと思います。対立することを受け入れてでも自己開示するべきだったでしょうか?それとも私が相手を受け入れればよかったのでしょうか?
実際、周囲の理解は得られずネガティブな誤解をたくさん受けました。でも見方を変えれば傍観者のせいで誤解させたとも捉えられます。でも傍観者を変えて自己開示すれば対立して争いが......という感じでこのループから逃れられません。
私はどうしたらよかったのでしょうか?
私の優しさは本当の優しさではないのでしょうか?
だとしたら、本当の優しさとは何なのでしょうか?
長文になり申し訳ございません。
20歳男性です。 家族構成は母親がいません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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皆様と共に分かち合いながら
拝読させて頂きました。
あなたが人との関係性の中で本当の優しさとは何なのだろうと思い悩んでおられることを読ませて頂きました。あなたがその様に悩んでしまうお気持ちもとてもわかる様に感じます。あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
あなたが学校のクラスの中でも人とどう付き合っていくことがいいことなのか、どの様な気持ちや態度や言葉や行動していくことが人として望ましいのか、優しさなのかと思い巡らすことはとても素晴らしいことだと私は思います。「優しさ」や「思いやり」や「人を尊重する」というのは言葉にすると簡単な様ですけれども、実際には様々な環境や状況や関係性によっても大きく変わってくるものです。
自分は悪気がない言葉や態度であったとしても他の人からすればとてもショックを受けてしまったり深く傷つくことも沢山あります。それは他人だけでなく自分もそういうことがありますからね。
何げなく言われた親しい方々からの言葉で本当に心に衝撃を受けてしまってもう何も考えられなあ何も言えなくなってしまうこともあります。ただそのことをおっしゃった方々にはわからないことですからね。
とはいえそれをずっとそのままでもいいのかと言うとそうとばかりは言えません。
その辛い思いや苦しみをできれば独りで抱え込まずに親しい方々や信頼できる方々に少しずつでも話していきながら人も自分も受け止めてもらうことやわかってもらい分かち合っていくことがとても大切なことかと思います。共に受け止め合い寄り添い合い分かち合うことが「優しさ」や「思いやり」につながっていくのではないかと私は思います。
どんな人も独りではこの世を生きていくことはできません。私達は誰しもがとても弱く小さく儚いものです。ですから共に助け合いながら生きていくのですからね。
あなたがこれから生きていく中で様々な環境や状況の中で一層人とのつながりや交流が深まっていくでしょう、そして人とのつながりの中であなたは成長なさっていかれます。どうかあなたの心にいつも「優しさ」や「思いやり」のお気持ちを持って生きて下さいね。
あなたがこれからの未来を沢山の方々とのご縁の中でお互いを「尊重」し「思いやり」共に「優しさ」を分かち合いながらお健やかにご成長なさっていかれます様に切に祈っています。そしてあなたを心より応援してますね。
質問者からのお礼
互いを尊重し認め合うということですね。
中にはそれができない人達もいると思いますがその場合はどうするべきなのですかね。。。
仮に否定されても、自分は相手のことを尊重してあげた方がよいのでしょうかね。
自分は否定されても、それは"相手の捉えよう"だと割り切ってこれからも相手のことを尊重するよう努力しようと思います!
ご回答いただきありがとうございます!