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老い支度

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有り難し有り難し 15

事あるごとに両親が「老い支度」と口にします。父親は次男であり まだお墓はありませんが「お墓はいらない、海に散骨して」と母親は言います。父親は何も言いません。おそらく私と母に気を使っていると思います。

私は祖母の葬儀で骨を拾ったとき、肉体がないという感覚が 言葉では表せない何か、空洞のような感覚がありました。「祖母はもう、いないのだな」と認識させられました。

両親の散骨は、私が寂しすぎて嫌なんです。

供養とは、忘れないでいてあげることが大切だと言葉ではわかっていますが、両親の散骨は 寂しすぎます。

気持ちを母親に伝えても、「お墓はいらない」というだけです。

私は 両親の気持ちを尊重してあげるべきなのでしょうか。
どうかアドバイスをお願いします。

2016年4月17日 16:43

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

それほど人は強くない

しかこ様
なごみ庵の浦上哲也と申します。

以前は死について話すことを「縁起でもない」と避けていましたが、ここ最近は「終活」という言葉もすっかり市民権を得て、雑誌やテレビでも、葬儀はお墓の特集を組むと評判がよくなるそうです。中には終活専門雑誌なども出ているぐらいです。

そういったご時世ですから、ご両親も事あるごとに「老い支度」について口にされるのでしょうね。そしてお母さまは、ご自身のお骨を散骨して欲しいと仰っているようですが、しかこさんご自身としてはそれを寂しいと感じていらっしゃるのですね。

10年ほど前にお寺によく寄せられた相談は「散骨したい」というものでした。しかしここ数年増えているのは「散骨してしまったが、手を合わせる場所が無くて苦しい」というものです。様々な事情があるのでしょうが、お骨を全て散骨してしまい、その結果手を合わせる対象が無く、遺族が「精神的な危機(スピリチュアル・クライシス)」を迎えてしまう例が少なからずあります。

また、やはり様々な事情で何の儀式も執り行わずに火葬のみした遺族が、「やはり法要をしてもらいたい」とお寺を訪れるケースもありますが、これも同様の現象かと思います。多くの人は、何も無いところで故人を偲ぶほど強くなく、また何も儀式をせずに済ませられるほど強くない、ということではないかと存じます。

しかこさんのお母さまは何歳ぐらいでしょう。また健康情態はいかがですか。これが80歳を超えていたり、あるいは重い病気で余命宣告をされている上で「散骨」と仰っているなら、見上げたものです。でも60歳代ほどで仰っているなら、今後考え方が変わる可能性が高いと思います。

いずれにしても葬送の儀式やお墓は、故人ではなく遺族のものです。もし万が一のことがあっても「故人の遺志だから」と安易に従う前に少し考える時間を持つべきです。亡き方も、自分の意思によって子や孫が苦しむ姿を見たいわけではないでしょうから。

◎お礼を拝見しました

お母さまの思いも大切ですが、しかこさんのお気持ちも大切です。
例えば散骨するにしても、一部を分骨して手元に取っておき、しかこさんの気持ちが落ち着いたら残りを散骨するのも方法のひとつですね。

ご両親が元気な時からこうしたお話が出来るのは健全なことだと思います。皆が納得する落とし所が見つかることを念じています (^人^)

2016年4月18日 0:09
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有り難し
おきもち

浦上 哲也
横浜市神奈川区で、新しく小さなお寺を営んでいます。 仏教の教え・浄土真宗...

質問者からのお礼

浦上様

お返事ありがとうございました。

両親は還暦を迎えたばかりですが母は自分の父親を早くに亡くしているため、また「長生きはしたくない」と言って身辺整理をしているようです。

手を合わせる対象が無く、遺族が精神的な危機(スピリチュアル・クライシス)を迎えてしまう。
とありましたが おそらく私は当てはまります。

葬送の儀式やお墓は、故人ではなく遺族のものなのですね。
本人の意見、意思をい尊重するばかりが良いとは限らないことを知り少し心が救われました。
もう少し両親と話し合い私の気持ちを伝え お互いが納得した結論が出るように日々大切に過ごしていきたいと思います。
ありがとうございました。

「老い・老後」問答一覧

老害

私は対人恐怖や社交不安による病気の側面もあること念頭に、聞いてください。 普段街中を歩いてるといわゆる、団塊世代の60代過ぎのおっさんの行動が気になります。 手をポケットに突っ込んで、余裕かまして周囲を見渡す感じが見ていてイラつきます。 自分はこんな安っぽい心のこんなやつの様にはなりたくないです。万が一見た目通りじゃない方としてもそれを詮索する我が心の余裕はゼロ。 引き寄せの法則で且つこんな安っぽい老害に虚勢を張ってる自分がいます。時間の無駄、情けないです。 あーこんな奴まともに相手するだけ、意識するだけ損だ!と理屈でわかってても抵抗しないと納得出来ません。つまりわかっていません。 このままだと、自分もこいつらみたいに老害と言われかねません、残りの人生穏やかに、来世も人間として産まれたい。 明らかに理不尽な事、またはされたと想像したら直接相手に物申したい。しかし場合によっては何をされるか分からないこのご時世。 チキンな私は泰然自若になれません。 お坊さんなら、もし身近に不本意な不利益な状況が降りかかってきたら、どう対処してますか? アドバイス下さい。 アンガーマネジメント意識するも、先頭態勢入ると、何処かプッツンしてしまいます。

有り難し有り難し 8
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老いに対する恐怖

こんにちは。現在中学3年生の者です。 タイトル通り、自分は老いが怖いです。 よく、老いることと一緒に質問される「死」についてはあまり怖くありません。 もし生まれ変わりというものがあるならば、そのまま悪行を行わないようにして、また生まれ変わり、一方でもしないのであればそれを認識する術もないわけですから、特に恐怖というものは出てきません。 しかし、老いることだけはどうしても怖いんです。 僕は2004年生まれなので、もし80歳まで生きれるとしたら その時は2084年です。僕はその時、おそらくこの時代の中学生や高校生の「若さ」を羨望するでしょう。 一つ目の質問ですが、皆さんは10年前,20年前の自分、もしくはその年齢の人を「若さ」で羨むことはあるのでしょうか。 そして、二つ目の質問に関してですが、1年前、国語の授業で 「無常観」について習いました。 自然を対象とした無常観というのは、非常に美しく素晴らしい考え方だと思いました。しかし、人間関係や自分の老いに関する無常観は「儚い」という一言で表せると思ったのですが、 その「儚い」が怖いんです。 例えば、今は両親や祖父母が生きていますが、いずれ、どの順番かはわかりませんが、亡くなり、お別れが来ます。 また、今自分は「若い」という部類に入り、体力もある時期なので基本いろんなことができます。しかし、そんな自分もいつかは衰え、できることが少なくなると思うとどうしてもなんともいえない気持ちになります。 二つ目の質問なのですが、皆さんはこの「老い」についてどう思いますか、またはどう考えますか。そして、もし仏教にそれに関する教えがあるのでしたら、教えてくださると幸いです。  

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老いにきびしい子供達

20代の子供達が私の老いにきびしいのです。 10年前には子供に言われた通りにタバコをやめました。 それが終わると痩せろと言われたので体重を15kg落としました。 それができると今度は頭が悪い、老いているから何か努力をしろと言います。 耳が少し遠い(聞こえない自覚はないのですがよく聞き返すことはあります)のでおかしいとも言われます。 ダイエットでは運動もしましたし体に良い食生活をしてきましたので、一緒に行動をする機会があると息子には負けますが娘よりは元気なのです。 それも、「ランナーズハイみたいなものでしょう。無理しないで。」と言われてしまいます。 家族以外の人と居るよりはひとりで居る事が好きなのも元の性格なのですが、それも人と交流をしないから老いたと言われます。 何をしても老いだと言われます。 ありのままの自分ではだめで、いつも軽蔑されている気がして悲しいです。 出来る努力をしてきましたが自分でも自分の事を何も肯定的になれなくなってきました。 老いていると言われれば言われるほど老いた気分になります。 言ってもらえることに感謝してこれからも老いない努力を続けるべきなのでしょうか。 疲れてしまいました。 悲しいです。

有り難し有り難し 10
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中年の息子の愚行に、年老いた親はまだ責めを負うべき?

弟の事で悩んでます。 弟はもうすぐ40歳になります。  非常に幼い思考で、短気で、すぐ暴言をはき、物を投げたり、時には暴力を振るうこともあります。虚言癖もあり、中学生がつくような、バレバレのたわいない嘘から、犯罪行為に等しいと言えるような重大な嘘をも平気でついたりもします。職も気に入らないとすぐ辞め、すでに何回も転職しております。  こんな弟に、私の親、特に母は、心底、心痛しており 「私の育て方が間違っていたのか」 と、毎日自分を責めて苦しんでいます。 しかし、こんな大人になっても、子の失態は親の責任と責められなければならないのでしょうか? 私は、もう、親の責任ではない、二十歳超えて、社会に出たら全て自分の自己責任だよ。と慰めてはいますが、それ以上に母を慰めてあげられる言葉が見当たりません。何か良いアドバイスがあればよろしくお願いします。 (追記 母は、今で言う、ワンオペ育児の状態に加え、幼い子供だった私達に加え、一時期は義父の介護までしたりと、大変な日々の中、私達を育ててくれました。特に、弟が中学の三年間不登校になった時は相当、苦しかったそうですが、母は、不登校における様々なカウンラーに相談したり、受け入れてくれる学校を探したりと、一生懸命でした。結果、高校を無事卒業し、大学まで行けました。周りは本当に奇跡だとびっくりしたほどでした。母は、真面目で熱意とそして愛がある人だと私は尊敬してます。)

有り難し有り難し 22
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