hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

子供が嫌いです

回答数回答 2
有り難し有り難し 51

子供が嫌いで、街中で子供や親子連れ見るたびに憎しみを感じてしまいます。
自分自身の幼少期にコンプレックス(両親が高齢出産だったため周囲の若いご親御さんを羨ましく思っていたこと、兼業農家だったため休日は農作業があり家族でどこかに遊びに行くことが少なかったこと、酒癖の悪い父親に嫌な思いをさせられたこと、容姿について学校でいじめを受けたこと等)があり、そんな自分には結婚も出産も無縁だと思っています。
だからこそ、街中で子供や親子連れを見るとイライラしてしまいます。
この子達には将来の色々な可能性があるのだろうな、都会に生まれていいな、若くて綺麗な親御さんでいいな等、私にはないものを子供たちに投影してしまい、羨ましさを通り越して憎しみを感じてしまいます。
子供たちの甲高い笑い声や屈託のない振る舞いが本当に嫌いです。憎らしいです。
どうしたらこの憎しみをなくすることができるでしょうか。お知恵を頂きたいです。

2023年4月8日 21:01

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

厳しいことを申し上げます

(編集部より。規約より投稿の一部を削除しています。)

まず申し上げますとあなたの考え方はとても残念です。マイナス思考ではあなたの質問である憎しみをなくす方法は見つかりません。通常私は相談者の気持ちに寄り添いながらも別の考え方もあるかも知れませんと言う言い方をしますがあなたには寄り添えないと感じました。
仮にあなたが10代ならば違う回答をします。しかし、あなたは30代ですよね。立派な大人です。
本質的なことを言えば親は親、他人は他人、自分は自分なのです。あなたは誰の人生も背負って立つことは出来ません。出来るのは自分の人生だけです。

勘違いしないで下さい、私はあなたをディスっても何のメリットもありません。あなたに気付いて欲しくて言ってます。きれいごとを言うつもりはありません。例え容姿にコンプレックスがあっても心が前向きで人を気遣うことができる人ならば必ず結婚もできます。それはあなた次第なのです。
今のあなたの考えはハッキリ言って卑屈です。それを直せば憎しみの心は無くなります。
私たちの心はほとんど煩悩が支配しています。残念ながら煩悩は死ぬまで無くなりません。しかし、煩悩は無くならないのだけれども心の持ち方で減らすことはできます。
別に誰かを好きにならなくても良いのです、その代わり誰かを憎むのもやめましょう。自分は自分、他人は他人で良いのです。
私は今のあなたを悲しく思います。寂しく思います。あなたに変わって欲しいと思います。
他所の親子連れを見たら微笑むあなたになって欲しく思います。心が優しくなれたらあなたは必ずモテます。恋愛も結婚も出産も出来ます。絶対できます。
最初にあなたには寄り添えないと言ってしまいましたが、あなたが気持ちを変えてくれるなら寄り添います。応援します。だから悲しこと言わないでください。

※辛い気持ち、憎い気持ち、全ては自分の心が決めます。気付きを得られる事を祈念いたします。合掌

2023年4月8日 21:40
{{count}}
有り難し
おきもち

仏教の目的は、抜苦与楽と成仏です。 生きている人の苦しみをどうしたら癒せ...
このお坊さんを応援する

その思いあなたが選んだのではありませんね

るるみ 様 相談ありがとうございます。

回答が遅くなりすいません。
子供が嫌いなこと、その原因が家族や家庭環境にあり、学校でいじめにもあったこと。それらはあなたが選んだのではありませんね。あなたが悪いのでもなく、あなたに責任はありません。
そして、お父様のとの折り合いの悪さも含めて、(それが、大きな原因かもしれませんが)、自分の楽しみたい、充実したいという希望や嬉しいという感情を抑え込み、他人を羨ましく思い、子供が嫌いという思いを持ち、温かい家庭に嫉妬しているかもしれません。その辛い怒りに似た思いや感情を(本当はあなたそういう思いでいたくないと思っていても)もってしまうのは、そういう思いを持たなければ、自分自身が壊れてしまうようなことを知らずに感じて、もっと辛い、もっと苦しい気持ちにさせられていたかと思うと、あなたはその環境の中で、サバイブし、一生懸命生きてきたと私は思います。

さて、辛い苦しい感情を癒やすのは、あなたのその嫌だと思う気持ちの思いをセラピストや心理士や僧侶に吐露し、感情を吐き出し、さらに、過去の辛い体験をした幼い自分や、成長途中の自分を慰め、癒し、安心させて、大丈夫だよと愛情や優しを向けていくことが大切かと思います。
そのために、誰かに頼ってください。優しい温かい(セラピスト。心理士。僧侶など)を頼ってください。
心に温かさ、穏やかさ、寛容さをセラピストなどの他者から感じる練習をしてそんな思いを持つことで、自然とあなたは穏やかになり、社会性も穏やかになっていくでしょう。きっと大丈夫と私は思います。参考にしてください。
もし、難しい時はどうぞ遠慮なくご相談ください。一礼

追伸:早速にお礼メッセージありがとうございました。そうですね。本当は穏やかに生きたいのです。ご縁があればそのお手伝いはさせていただきます。どうぞまず、自分を癒し自分の心身をご自愛ください。再礼

2023年4月9日 14:25
{{count}}
有り難し
おきもち

お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

「通常私は相談者の気持ちに寄り添いながらも別の考え方もあるかも知れませんと言う言い方をしますがあなたには寄り添えないと感じました。」
「自分には結婚も出産も無縁だと思うから他人の子供が憎い、親子連れが憎いと思うこと。それは喩えれば、人生に絶望して無差別殺人をして死刑になりたいと考える人と同じです。つまり究極の自分勝手です。」
ものすごく傷つきました。

「最初にあなたには寄り添えないと言ってしまいましたが、あなたが気持ちを変えてくれるなら寄り添います。応援します。」
相談にたいして上から目線だと感じました。相談者に寄り添う・寄り添わないと感じるのはそちらの自由ですが、それを文字にすること・公にすることで、さらに人を追い詰めることになると、事前に考えてくださらなかったのでしょうか。悲しいです。救いようがないのならそれで構いませんが、それをネットの場で言及されたことが本当に辛いです。

「辛い気持ち、憎い気持ち、全ては自分の心が決めます。気付きを得られる事を祈念いたします。合掌」
そうかもしれません。私も気付きを得られることを祈ります。
和尚様におかれましても、あなた様のお言葉が人の悲しみも喜びも増幅させることをご留意ください。合掌。

釋 孝修 様
ありがとうございます。泣きながら拝読させて頂きました。
お言葉とても心に響きました。
自分の足りない面も含めて、色々な人のお力をお借りしながら、穏やかに生きていくことを目指していきます。
またお話がお聞きしたくなりましたら、その際はご相談させてください。
本当にありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ