hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

母への態度をどうにかしたい

回答数回答 1
有り難し有り難し 6

父が亡くなってから色々と相談されることが増えるなどあらゆるところで頼りにされるようになりました。決断を委ねられたり、私自身わからないことを聞かれたり、調べればわかることを聞かれたりなどイラッとして口調が強くなってしまい怒ってしまいます。

父がいた頃は(私も)母も父に頼りにしていて何か有れば父という流れだったので私に委ねてくるのだろうと思います。他に家族はいますが近くにいるのは私で、父がやってた役割が一気に私に来た感じがしします。突然頼りにされる事がどっと増えてストレスを感じ当たってしまいます。だけれども父を亡くし母のメンタルがあまりよろしくないし、このままでは私の態度がエスカレートしそうでどうにかしたいとは思いますがうまくいきません。どうしたら母に優しく接せられるようになるでしょうか。アドバイスいただきたいです。

2023年4月24日 0:01

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

修行ですよ

親の介護の現場ではよくあるこの怒りの問題

親が子供を育てる時も同じ心理で怒りを抑えられなくなる

その原因は自分の所有物や
自分の一部のように考えてしまっているから

子供が親が求めるようにできない事も
親が衰えていく事も
ありのまま受け入れられないと怒りになってしまいます
もしかすると
お父様が亡くなられ
その負担が自分に向いている現状をありのまま受け入れる事が根本かもしれませんね

怒りとは脳内で「受容」
という処理が出来ないうちに言葉や行動に移った時
暴言や暴力、卑劣な行為として現れます

まずは自分に受容の時間を設ける事でしょうか
息を深く吐いたり
「調べておくね」
「夜まで考えておくね」
と少し時間を作る事が有効です

あとはジョークです
誰かの面倒を見る時は
結局シリアスになっても
お互いに苦しくなるだけなので
あまり賢くならず
よく笑いを取り入れる事で大体はなんとかやっていけます

あまり真面目になりすぎると
誰かの世話をする事で
自分の人生が
怒りで満ちてしまう事になります
これでは本末転倒です

人のお世話は
自分磨きです
布施の修行です

それを怒りで満たせば修羅の道
笑顔で満たせば仏の道

どの道を歩むかは自分次第です

先に逝かれた方願いも
仏の願いも
皆が楽しく生きる事

貴女がその気になれば
喜んで手を貸してくれますよ^_^

合掌

2023年4月24日 7:23
{{count}}
有り難し
おきもち

山形のそれは小さなお寺の住職です。 私は子供の頃いじめられ、社会からドロ...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ありがとうございます。
今の現状を受け入れられてない、受け入れたくないと思ってるところがあったなと自覚しました。
受け入れながら時間置いたり、ユーモアを取り入れて関わっていこうと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ