生きるのが辛い
現在就活中の大学4年生です。就職活動を通して、魅力を感じて志望したはずの企業の面接を終える度「私のようなゴミみたいな人間はこんな素敵な場所にいるべきではない」という思考に襲われ、とても苦しいです。
良い企業に就職したくて、内定が欲しくて活動しているはずなのに、面接前も後も、ずっと不安に襲われます。心が弱く、自らブラックな環境を望んでいる訳ではありませんが、選考に進んでいた企業から「お祈りメール」をいただくと、悲しい気持ち以上に安心してしまいます。
少し話は変わりますが、幼い頃から「将来の夢」というものが全くなく、未来について考えることがとても苦手でした。今まさに考えねばならない時期ですが、やりたいこともなく、また、やりたいことでなくとも取り組まなければならないということも頭では分かっているのですが、どうしても動く気になれません。
正直、早く死んでしまいたいという気持ちが1番大きく、死にたいはずなのに就職活動を行う矛盾が気持ち悪く、なぜ生きるのか、なぜ生まれてしまったのか、というような事をぐるぐると考え込んでしまいます。
長々と語ってしまい申し訳ございません。生きるのが辛くどうしようもないので何かアドバイスを頂けたらと思います。
どうかお力添えいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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上手く行かなくても大丈夫
うんうん、わかるわかる。判りますよその気持ち。就活って受験よりイヤですよね。私は大学生の時(もう43年も前)に、安定性だけを考え具体的にやりたい仕事も無く目標も無く、夢も無く、ある公務員を目指したけど見事に落ちました。多分公務員試験は鉄板で受かると思い込んでいたからその他の就活は皆無でほとんどの同級生は内定していました。
さぁ、困ったと思っていたところ親戚の叔父さんが勤めている会社にコネで入れてもらいました。ですから全く希望外の職種に無理矢理ついたのです。当然仕事は訳わからないし面白くないし、先輩に言われた事をこなすだけみたいな生活になりました。
でもね、3年くらいしたらなんとなく仕事のコツと言うかやり方が分かって来たのです。そしたら、いままで辛いだけの仕事がね面白くなって来てね、業績が伸びて五年生の時にその会社の営業のトップになってしまいました。
何を言いたいかと言えば、学生と社会人はやっぱり違ってね、少しずつプロの認識って言うのかな、そういうものが身に付いてくる。
もちろん良い企業を選ぶに越したことはないけどね、案外自分の手の届くところに入るのも面白いかも知れませんよ。
私ね、今年65歳です。受験もダメで志望校に行けず就職はいま書いた通りでしょ、それで45歳になってから坊さんになりました。いろいろ経験したからさ、皆んなの質問に答えているのだけどね。
そんなに真剣に考えなくたって良いと思うよ、正社員ダメなら非正規でもバイトでもなんでも良いよ。
生きてさえいればね。何故ならお釈迦さまの言葉で天上天下唯我独尊と言うのがあるでしょ。これは誤解されがちな言葉だけど、決して自分だけが唯一この世で尊いと言う意味じゃなくてね、全ての人間は生きているだけで尊いと言う意味なんです。
だからね、あなたは死にたいほどイヤなことならさっさと辞めて楽な道を選んだら良いのです。そうしているウチに必ず転機があります。気づきがあります。そして、「あー、生きてて良かった」てことが必ずあります。人間はその為に生きているのです。
上手く行かなくても大丈夫、そのあとに、その分だけ上手く行くから。だいたい運なんでプラマイゼロだよ。だから上手く行かない事が多ければ多いほど後から上手く行くって事です。多分あなたより40年も多く生きてる私が言うのだから間違いないよ。
気楽に行ってみよう^_^
質問者からのお礼
遅くなってしまい申し訳ありません。
結果的に新卒の就職活動自体はうまくいきませんでしたが、何とか働きながら生きています。
生きていれば何とかなるものだなとお言葉をいただき考えることができるようになりました。ありがとうございました!