供養のお線香について
先頃はは温かなお言葉をありがとうございました
無事に弟のお子さんにお祝いをお渡して喜んでいただきました
亡き弟、生前なかなか寄り添えなかった後悔もあり、今私にできる事はといつも考えております
仏壇を前にに手を合わせると落ち着くので、できる範囲で供養してます
お線香についてお伺いしたいです
知り合いより「あまちゃ香」を焚くと仏さまも喜ばれその家の気も浄化されると聞きました
どうぞ僧侶さまのお考えをお聞かせください
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
染香人
こんにちは。前回のご質問にお答えした坊主です。弟さんのお子さんにお祝いをお渡しできたとのこと、良かったですね。
お線香についてのご質問ですね。お線香の意味は一般的にはお詣りする場所を清らかにして心を落ち着かせてお詣りする環境を整えると言われますね。
私な浄土真宗の坊さんですが、
宗祖親鸞聖人は次のような和讃(詩のようなもの)を残されています。
染香人の
その身には
香気あるが
ごとくなり
これをすなはち
なづけてぞ
香光荘厳と
まうすなる
(現代語訳)
香りに染まった人の身から、おのずとかぐわしい香りが漂ってくるように、阿弥陀仏の本願を信じて念仏する身になった人は、如来の智慧のうるおいが香り、その輝きによって身が飾られるために香光荘厳といわれます。
お線香は周りを清めるだけではなく、お詣りする人の心も清らかにしてくれると言う感じですかね。
ですから「あまちゃ香」でももちろん良いのすが、特にお線香の種類にこだわらなくても、あなたが良い香りと思うものをお使いになったら良いと思います。
付け加えれば、仮にお線香をあげなくてもあなたが弟さんを想って西の空に手を合わせれば弟さんはお浄土から、手を合わせてくれてありがとうと見守ってくださいます。なによりも、あなたのお気持ちが大切なのです。合掌
質問者からのお礼
宮本龍太さま
ご丁寧な回答ありがとうございます
お線香にまつわるお言葉もありがたいです
あまちゃ香を炊き供養してから不思議と気持ちが落ち着くので仏さまも喜んでくれていれば嬉しい限りです
偶然にも西の方角に仏さまがいます
手を合わせると今まで以上に近くに感じてます
前回同様、心より感謝いたします