一人娘を亡くして生きるのが辛い
7か月ほど前に9歳10か月の一人娘を1年弱の闘病と、3か月の在宅の後に見送りました
直後は布団をかぶったまま動けませんでしたが、『分かち合いの会』を調べては数か所行きました。ほとんどの遺族会はパートナーや親御さんを亡くした方が大半で、子どもの場合は乳幼児や自死が多く、病気で子どもを亡くした親はとても稀でした。その中でも2か所ほどは同じ境遇の親の会なので、今でも参加しています。
年明けからは小学生に勉強を教える団体や、ご縁のあった遺族会でボランティア活動を細々としていました。
しかしこの1ー2か月は直後のように動けなくなりました。日中は『普通の世界』の気配がするだけで落ち込むのでずっと寝ています。昼夜逆転です
グリーフの本などによると、喪失を受け入れる段階に来るとひきこもる傾向がある、とのことなので、その状態なのだろうと思います。
娘はもうこの世にいない、死ぬまでその肉体とは会えないことは理解しています。病気になったことは単なる偶発的なことで、稀ではあるけれども誰にでも起こりえること。誰のせいでもないとは思いますが、やはり自分が産んだ子ですから、健康な体で産んであげられなかったことは今でも申し訳なく思います。
生きる意味、は考えていません。私の考えでは、人は生まれて死ぬ。それだけの事。生まれ落ちた場所を嘆いても仕方がない。草花の種が風に乗って飛び、たまたま落ちた環境が良ければ成長するし、良くなければ枯れる。それと同じ、と考えてはいます。
しかし、娘のいない時間があまりにも辛すぎて、生きるのに疲れました。
私には高齢の実父がいます。娘が産まれたときから同居しており、娘は『じいちゃん』が大好きでした。たった一人の孫を亡くした父の面倒は見なければならないと思っています。父を悲しませるわけにはいきませんから。
ただ、もう疲れてしまいました。母を介護し、看取り、やっと娘だけに時間を使えると思った矢先に発病し、闘病中は付き添いをして、その甲斐なく娘を見送ることになり、父を見送れば私は一人になります。
私も娘もただただ普通に暮らしたかっただけなのに。
今の私には、父を看取ること、私と娘二人の永代供養の場所を決めること、その2つしか生きる目的はありません。が、その目的を果たさなければ、と思う事さえ辛い毎日です。
どのような心構えで日々を送ればよいかご教示ください
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自慢のお母さんと言わせてください。
PandaMama 様 相談ありがとうございます。
まず、お嬢様のこと、ご愁傷さまでございます。お悔やみ申し上げますとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。合掌礼拝。
本当は、誰のせいでもないと理解しつつも、健康で生んであげられなかったことを申し訳なく思ってしまうのですね。それは致し方ないかもしれませんね。お嬢様を愛してこられたのですからね。申し訳なく思ってもいいので、自分を責めないでくださいね。自分を悪く思ったり、自分一人が罪のようなものを背負うような感じにならずに、ただただ、申し訳なく思っている自分を受け入れてくださいね。
泣いてもいいし、感情をあらわにしていろんな言葉を発してもいいと思います。
そんな自分がいるんだと、何も評価も善悪の判断をせずに受け入れてくださいね。
そして、今もし、お嬢様が目の前にいたり、隣の席に座っているとしたら、どんな優しい言葉をかけますか?そしてお嬢様は何と答えるでしょうか?
姿が見えなくても愛情が伝えらえるとしたらどんな答えが返ってくるでしょうか?
「おかあさん、私はあなたの子供に生まれてよかったです。運命で先にあの世に行ったけど、今いるところで、私のお母さんは世界一優しい、私にとっては大切な思いやりのあるお母さんですと、周りのみんなに自慢をしています。こちらでおばあさんとか親戚のみんなと仲良く暮らしていますので、どうぞ心配せずにいてください。そしてこれからもあなたの子供でよかったと言わせください」
と答えているかもしれませんね。
グリーフの状態がまだ続くかもしれません。それでもこうやって何かヒントになる言葉を聞いたり読んだり、何か行動したりすることは大切です。
まだまだ、動きにくいかもしれませんね。出来ることからできる範囲で、気持ちの回復を待ちながら、何かしてみましょう。気持ちもいろいろ動いていくと思いますので、その都度、遠慮なくお話しください。幾らでも投稿していいのですから。
参考にしてください。
一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。グリーフケアとして、お気持ちを支え認めることが第1です。でもあなたが否定しても私はお嬢様にとって、唯一かけがえのない自慢できるお母様であると思います。文面から深い愛情が備わっていると感じます。またどうぞ遠慮なくご相談ください。字数制限でこの欄はここまでです。合掌礼
質問者からのお礼
釋様、温かいお言葉有難うございます。
娘が自慢できるような母親ではありませんでした。娘は本当に優しい子だったのに私はそれに応えられるほどの優しさがありませんでした。
もし輪廻転生があるならば、健康な体で、もっと優しい両親ときょうだいのある家族のもとに生まれ変わり、幸せに生きて欲しいと願うばかりです。
娘が自慢できるような優しく愛情深い人間になるように努力したいと思います。重ねてお礼申し上げます。
釋様、再度の温かいお言葉で、『唯一自慢できる』人になること。そして娘のように控え目でありながらも明るく、小さな虫にさえ思いやりを持てるような人になることで娘を『生き返らせる』ことができるのでは、と気づかせて頂きました。子は親を選べませんから。私の努力次第です。頂いたお言葉、心より感謝申し上げます。