子どもの名づけの漢字について
もうすぐ第二子を出産予定です。
候補はプロフィールにある名前なのですが、
長男の名前の漢字と並べた時に、「空を詠む、、?」と漢字の意味が不安で心配になってしまいました。
とても悩んでいるのでここでご相談させて頂きました。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人名漢字の解釈は一通りではないので大丈夫です
江戸時代に「無学絶宗」という名前のお坊さんがいました。ダイレクトにみると、「学が無く、宗が絶える」と良くない意味に解釈することもできます。
ですが、このお坊さんの場合は「無学」=「もはや学ぶべきものが無いほど優れている」、「絶宗」=「仏教の世界観は俗世間の価値判断を超絶している」という意味を持っています。
人名に使う場合、漢字の解釈は一通りではなく、どのようにも良い意味を持たせることができますので心配ありません。大丈夫です。
大丈夫です
兄弟の名前を並べて読む必要は無いと思いますので、心配無用。
大丈夫です。
なお、「空」は仏教的に重要な言葉で、歴史上の有名なお坊さんにも、名前に「空」が付いている人がたくさんいます。
物語に出てくる孫悟空も、師匠の三蔵法師から付けられた名前ですよね。
だから、仮にお坊さんが「空を詠む」と聴いたら、「有難し、有難し」と感動しちゃいます。
また、「詠」は、大変美しい漢字だと思います。
あなたは、何も心配する必要はありません。
そもそも世の中に完璧な名前なんてなく、ケチをつけだしたらきりがありませんし。
心(思考や気分)は無常であり、心は瞬間瞬間に浮かんでは消えてゆき、心は変化しています。
たまに不安に襲われることや、妄想雑念に思考が支配されることや、嫌な気分になることもあります。
しかし、妄想雑念もまた空(くう)であり、執着に値しないのです。
それでも妄想雑念に支配されがちな心。
そんなときは歌でも口ずさんだり念仏やお経等を詠唱して、リラックスしてみましょう。
たとえば、三蔵法師(実在の人物です)が翻訳した般若心経の一節「色即是空空即是色」でも詠唱して、妄想雑念をいったんリセットしましょう。
質問者からのお礼
貴重な回答をありがとうございました。