子離れとは何でしょうか。
私には、一人暮らししている二人の娘がいます。
相談相手がたくさんいるのは、いい事ですが、次女が親には何も話さなくなりました。
私も主人も、何でも話し合えたり、助け合える家族でいたいです。
でも次女は、休みは遊びばかりで、家事をしないで着るものがないと私達に洗濯や掃除を頼まれました。
季節が変わる頃には服がいる。と言い、玄関開けて置いて、そのまま帰りました。
主人は何も言いませんが、寂しそうな顔を見たら、涙がこぼれます。
自立したいから。その言葉を信じて応援していました。
長女は、もう独立した大人だから、ほっときな。と言います。
私が心配して、次女に聞いたら不機嫌になったり、怒ります。
娘たちの成長のスピードに追いつけず、心配ばかりしています。
公共の無料カウンセリング受けましたが、お母さんが子離れしてください。とか、お母さんが楽しみを持ってください。
ドン!と構えていたら、子供さんから話してくれますよ。と言われました。
家族って、子離れって、自立って何でしょうか。
次女が言わない限り、私は話しかけるのはいけない事でしょうか。
長女の言うことは、ごく普通の事でしょうか。
帰省して来る時に、何を話したら良いのか分からず、涙が止まりません。
どうぞ、よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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あなたに苦しんで欲しくない
あなたに「子離れ」を勧めてくれる人達に共通しているのは、あなたに苦しんで欲しくない、あなたにもっと気楽に生きて人生を楽しんで欲しい、ということでしょう。
子離れした方があなたは幸せになれるのです。
執着(娘にはこうなって欲しい、親はこうあるべき)は、悩み苦しみストレスの原因になりますからね。
もう、娘さんが人間であることさえ忘れて良いのです。
娘さんが猫であなたが飼い主だったら、娘(猫)はふらっと出掛けてふらっと帰ってきても、まぁちゃんとどこかでエサを食べていて元気そうならそれで良いかと思えるでしょう。
また、次女さんがあなたに何も相談しなくなったのは、相談するとあなたが怒ったり悲しんだり、干渉したりしてくると予想しているからでしょう。
口うるさいから話したくない、つまり、あなたが子離れしていないからウザがられるという悪循環なのです。
ということで、娘が生きていればそれで充分だ、ここまで育てたことで親の役割は充分果たした、あとは親(自分たち夫婦)が自分たちの人生を楽しむ段階だ、と明らめ(あきらめ)ましょう。
心は無常です。
心は瞬間ごとに浮かんで消えて、あなたは1秒後には新しい自分に生まれ変わっています。
娘さんのことで怒ったり悲しんだりしても、その感情は必ず過ぎ去る脳内分泌物だと思いましょう。
子離れできているときとできていないときがあっても良いのです。
いままでの結果が今。
こんばんは。次女さんの態度について、寂しさというか残念さ、情けなさのようなものを感じておられるようです。
ごく単純なこととして、現状とは過去の積み重ねによって起きていることです。「自立するよ」といったはずなのに、私たちの思うようにはなっていない。今は嘘つき状態ですね。
「自立するよ」との言葉をもって、人は自立するのでしょうか。そんなことはありませんね。本人なりの問題意識とか決意、そして何より実践があって、言葉は現実になってゆくものです。「言った」あと、それを現実にできなかった、実践できなかったのは、彼女と親御さんの共同責任であろうと思います。
義務を伴わずに権利だけ得ようとしている姿は、彼女が「自立というもの」を曲解していると、私の目にも映ります。あるいは宣言を忘れていると。
私も学生時代、下宿をしましてね。帰ってきた時に、朝脱いだ寝巻きがそのままクシャクシャになっているのを見た時、「ああ自分でやらねばならんのだ」と気づきました。親との関係で、ではなく自覚の問題としてね。
ですから、応援するというなら、長女さんの言うように「放っておく」事が肝要と思います。意図的に、冷たいほどに手を出さない。
これは子育ての仕上げです。出しっぱなしのものはゴミ同然。頼まれても「自分でやりなさい」しか返さない。
いっときは抵抗するでしょう。でも怯まない。「あなた、自立するって言ったでしょう。やり遂げてごらんなさいよ」を崩さない。もう小学生ではないのです。
そういう経過を辿ってこそ、人として対等な関係が築けるようになるのです。「誰ちゃんのママ」ではなく、ののさんの人生も、新しい章に入る時期なのだろうと思います。
質問者からのお礼
願誉浄史さま。お盆の忙しい時期に、ありがたいお言葉をありがとうございます。おっしゃる通り、今までの私は、次女が話した事に対して、自分の考えや気持ちを話していました。娘から求めれた以外の意見は、やはりウザいですよね。気になり、つい聞いてしまう。もう気にしなくていいんだよ。と背中を押してくださり、ありがとうございます。私なりに一生懸命心育てしてきました。社会に出て好きな事を仕事にして頑張っている。それで充分。そう思えるようになりました。これからは、心身の健康を願いつつ、主人との暮らしや、趣味を大切にしていきたいと思います。
佐藤良文さま。お盆の忙しい時期にありがとうございます。おっしゃる通り、娘は口だけで自立はしてないです。お盆に帰って来た時、私は娘の事を一切しませんでした。他様から見たら悪い母親でしょう。お盆なのに仕事に行っているから。と主人や長女は構う。その仕事を選んだのは次女。本人に気付きがなく、パジャマ脱いだままでした。今まで様々な事がダメダメ親子でした。やると言ったらやってほしいです。私も本気で取り組みます。不思議と顔を見ても、まあ、言わなくてもいいな。と思う私がいました。長女と次女の会話を聞いているのが平和でした。見守りつつ、私も成長して行きたいと思います。