研究職 役に立っていないことが辛いです
私は研究職をやっているのですが、自分のやっていることが何の意味もないような気がして辛く思います。
研究というのは上手くいけば非常に社会の為になるものです。ですが自分の研究は現在、社会貢献への見通しがうまく立たず、今一生懸命取り組んでいることは結局何にも役に立たないのかもしれないと何度も思い絶望的な気持ちになります。
社会人として給与を頂いているにも関わらず、社会や人の役に何も立っていないことが辛いです。
前向きな気持ちで頑張るにはどうしたら良いでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
バットを振れるのはあなただけ。
リト 様 相談ありがとうございます。
意味のないような気がして失望感があったり
研究に行き詰まりを感じていたり、
絶望的で打ちひしがれているようで、
そして、申し訳ないような感じですね。
でも大丈夫、かのアインシュタインは、「挫折を経験した事がない者は、何も新しい事に挑戦したことが無いということだ。」といい、失敗しても失敗したことを証明したことになると、何度でもいろいろ試して挑戦したようです。
どのような研究かわかりませんが、地道な研究が目立った社会貢献をしなくても、社会を支えていくことに変わりはないと思います。
継続は力なりとも申しますので、理想の結果にすぐに結びつかなくても続けていただきたいと思います。
野球で喩えますが、凡打を繰り返していても何度もバットを振り、打ち方を工夫する練習をすれば、やがてヒットが打てるようになります。
しかしバットを振らなければ凡打もできません。
その場所、その瞬間に、その空間で、研究しているのは(バットを振れるのは)宇宙がどんなに広くてもあなただけです。あなたは貴重な存在です。
と私は思います。
それから、ストレスが溜まるようでしたら、あなたなりのストレスの発散をして、
お体をご自愛していただいて、休憩もしっかり摂って、あなたなりのペースで研究を行ってください。これもご縁です。応援しています。一礼
あなたを心から応援させて頂きますね
拝読させて頂きました。
あなたはご自分がなさっている研究が社会の役に立っていないとお感じなさっておられ、自分は社会の役に立っていないと思い悩んでおられるのですね。あなたの研究内容やあなたの状況についてはわからないですけれども、あなたがその様にお悩みなさっておられることはとても伝わって参ります。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
今あなたが研究なさっておられる内容が具体的にどの様なことなのか全くわからないですが、あなたが今までその様に取り組んでいらしたことは決して無駄なことではないでしょうし、全く社会や人々の役に立っていないということはないと思います。
私は研究者の研究については全く知識はありませんけれども、様々な分野がある中で実用化されていくのはほんの一握りだと聞いたことはあります、だからと言ってそれ以外の研究が決して無駄になっているわけではありませんでしょうからね。様々な基礎研究や応用があまたあることにより新たな発見の糸口につながっていくのでしょうし、これから先も無限に可能性は広がっていくことでしょう。
今あなたがなさっておられる研究がもしかしたら明日にも新たな発見につながるかもしれませんし、1年後・10年後・30年後或いは100年後に大変な発見や成果につながり、あなたの研究は認められるかもしれませんからね。
人類史の中でも本当に大変な発見や成果は最初の研究者が亡くなられた後に評価されることも幾つもあるでしょう。或いは素晴らしい芸術や技術や仕事も本人が亡くなられたしばらく後に大変な価値として社会や世界が認めることも沢山ありますからね。
ですからどうか決してあなた自身を卑下することなくあわてて判断なさって自分をおとしめないで下さいね。
そしてあなた自身の志を大切になさって下さいね。
あなたがこれからの未来をあなたの志す道にしっかりと向き合って自信持って歩んでいかれます様に、様々な苦難も力に変えて心から豊かに充実した人生を先ず生き抜いついかれます様に切に祈っております。あなたを心より応援させて頂きます。