御守りをよく無くす。壊れる。
御守りを無くす。壊れる。
というと、
身代わりになってくださった。
不幸を連れてどこかへ行ってしまった。
役目を果たした。
などよく伺います。
わたしもよく御守りを財布や携帯、鞄などに付けて、身に付けています。
そして年に一度は必ず壊れるか無くしたりします。汗
気になるのは今年は既に3個ほど無くしてしまったことです。
お祓いなどしたほうが良いのでしょうか?
あと、10歳したの弟がいるのですが、2人で同じお寺で買った御守りを1ヶ月しないうちに、しかも同じ日に壊れてしまうということもありました。
気にしすぎなのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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これは不注意です。
みいみさん。これは不注意です。まず、なぜ、失くすのか?原因をよく冷静に考えてみましょう。
カバンに着けておくと、ワシも学生の頃よくしましたが、電車通学していると色々なところに引っかかったり、満員電車の人ごみの中で引っかかって外れたことが良くありました。ですから、外に出さずにカバンの中や寅さんのように首から下げるなど工夫をしたらどうでしょう。お守りやキーホルダーは結構脆いものです。本当に外れやすいです。だから、人に怪我をさせずに安全に付けれるかもしれません。これがワイヤーならとんでも無いことになっていたかもしれません。
お守りを失くした、壊れたといった類は本当に身代わりになってくださった。不幸を連れてどこかへ行ってしまった。 役目を果たした。と思って1年過ごしてください。1年たったら購入したところでお焚き上げしましょう。これがお守りを持った者の責任です。
お守りについて
みいみ様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
お守りの紛失につきましては、これまでにも下記のような各問いにお答えさせて頂いております。
問い「厄除けの御守りを紛失してしまいました…」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1005744674.html
問い「古いお守りを全て紛失してしまいました…」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1002960031.html
「・・少し仏教としての補足ですが、本来、仏教では現世利益的なための祈祷という点でのお札や御守りの類は扱いません。ただ、厳密には、仏道修行の妨げとなる災難や災厄を退けるためという面では認めうる余地はあるかと存じております。その仏道修行も、あらゆる一切衆生を救済するための悟りを得んがためにということが重要になるものと考えております。そのため、拙生も、もちろん神社に参拝して、お札や御守りを頂きますが、どうか仏道が成就できますように災難や災厄を退けて下さいとお願い致して有り難くに頂いております。・・」
確かに、お守りがよく壊れたり、失くしたりと続きますと色々と気になりますよね・・
この度の場合は、既に大鐵様もおっしゃっておられるように外に吊り下げておかれずに、中に大事に仕舞われておかれるのが良いかとは存じます。拙生も御守やスンドゥ(チベットの御守紐・金剛線)などは財布に仕舞っております。
とにかく、お守りやお札、あるいは占いや御神籤などもそうですが、因果の流れを善くしていくための一つのきっかけ、判断材料とするのが良いかと考えております。
あくまでも善き結果へ向けて大切となるのは、それぞれ自身の「行い」次第であります。例えば、大学の受験生であったとして、勉強もせずに怠けていては、どんなにご利益があると言われているお守りを持っていたとしても、それだけで大学に合格できるということはありません。やはり、しかるべくに実力を付けておいて、本番の入試にて点を取らないことにはどうにもならないものであります。あくまでも、努力が9割以上、そしてあと1割ぐらいの助けを頂けるかどうかという程度と考えておく必要があるかと存じております。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
ご提案していただいたとおり、付けるところを代えるなど工夫をしてみます!
ご相談できて、心が軽くなりました。
ありがとうございます。