中絶後、身勝手な自分が嫌でたまりません
6月末に第3子になるはずだった我が子を、夫から産むか離婚かを迫られ、1人で育てられる自信もなく、中絶を選びました。
夫とは夫婦生活もありますが、1度も供養に行っていない、話も出ないことから中絶がなかったかのようにされていると感じ(最初は誘っていましたが、返事を貰えず、1人で水子地蔵にお参りに行っています)、今の家族を選んだはずなのに、なぜ私は、あの子を諦めなければならなかったのか、もしいたらもう性別もわかっていただろうか、など無意味なことを考えてしまいます。今更そんなこと考えてもどうしようもないことは分かっているのに、産みたかった、愛したかった、抱っこしたかったと思いが消しきれません。
妻として母として未熟だったから、産むのが許されなかったのではないか、私がもっときちんとしていたら、私が、わたしのせいでと思います。
今ですら「だから産まなきゃ良かったのに」と夫に言われています。「クズ」や「そんな価値しかない」等言われますが、その通りかもしれませんが、傷つくし、これ以上傷つくのが嫌で自分の本音を話すこともできません。
自分にそんなキャパはなかったのだから、今いる子供たちと夫と、生きていくしかないと思う日もあります。
しかし先日知人から出産報告を受けた時に、「おめでとう」と思うのに、「私はどうして産めなかったの」とすごく身勝手などす黒い気持ちが出てしまいました。
中絶された子は、二度と私のところにもどってくることはありません。
はやくその子の元へ行き、謝りたいと思いますが、誰にも言えない子にしてしまった私しかその子のために手を合わせら祈ることが出来ません、唯一私がその子にとってしてあげられることなのだから、強く生きなければとも思います。
それでもイヤになってしまいます。
子を殺した罪から逃げ出したい、人に言えないことをした自分が恥だし、自分の気持ちも分からず、もう楽になってしまいたいと考えてしまいます。
子供を選べなかった自分は母としても失格です。
「価値もない」と言われればそうだよなと思うし、いない方が子供たちのためではと考えることもあります。
それでも生きていたい気持ちも消えません。
矛盾した気持ちの間でウロウロしてばかりで疲れました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
わが子を想い、生きるには、いろいろな形があるわ。
苦しいわね…ずっと…
あの時だって、あなただけを責め、あなたに選択を迫り。今だって、価値がないと あなたを傷つける。
夫さんは、何様なの⁈
なぜ、平気でいられるの?
命を軽んじてほしくないよね。
妻として母として未熟だったから…
違うわ。夫さんが、それを許さなかったからよ。あなたに酷な選択をさせた。命を感じながら、諦めなければならないなんて、こんなに辛いことはない。
あなたのつぶやきを、いつも読んでいました。あなたが自分を責め、償いのように今を生きておられることに、苦しかった。なぜ、いつだって、女性だけが傷つくのだろうか。そうでしか生きられない母(妻)の一番の理解者でいてやることが、夫のつとめなんじゃないのか。なぜ、「支え」でいてやろうとしないのか。あなたを傷つけないでほしいって、夫さんへの怒りもあるのよ。
わが子を想い、生きるには、いろいろな形があるわ。
あなたは、価値ない失格な人なんかじゃない。こんなに大切に想い続けているじゃない。仏様の世界で会える道があるわ。あなたにそう伝えたいの。私だって、あの子を想っています。あなたひとりじゃないわ。
一緒に手を合わせ、一緒に想っていきましょう。そんな生き方があっていいんじゃないかしら。あなたひとりが、泣かなくてもいいように。私もあなたのそばにいます。
苦しい時、メールをしてくださっても構いませんからね。
質問者からのお礼
中田様
こんな遅い時間にお返事ありがとうございました。頂いたお言葉を読んでいたら、自然と涙が出てきました。
自分でも気付かぬうちに、だいぶ心が疲弊していたのだなと思います。
夫は何も言いません、でも中絶をして1ヶ月くらいたったときに、「オレだって傷付いている」と呟いていました。傷付いているのなら、きっと自ら供養にいこうといってくれるだろうと待っているのですが、一向にそんな素振りはみせません。 そうです、軽んじて欲しくない、法的には認められる期間でも、私にとって間違いなくあの子は命で我が子だったのに、夫にとっては違ったのかと悲しくなります。
仕事も忙しいのか、会う日も少ないです。
つぶやきまで見ていてくださっていたのですね。恥ずかしい限りです。
前回に引き続き、今回も暖かいお言葉ありがとうございました。
この子を覚えているのが私だけでない、この子の事を祈ってくれている人が自分以外にもいることがとても心強かったです。
毎日、どこかで「産んであげたかった」と後悔し続けるでしょう。それでも、この子の事を思い、手を合わせていきます。そんな生き方があっても良いと言っていただけて、嬉しかったです
夫とまだ向かい合い、話す勇気も気力もありません。
でもいつか、身勝手で空に返してしまったこの子とも、きちんと話し合いたいと思います。
本当にありがとうございました。