自分の意見が言えない
自分の意見が言えないことに悩んでいます。学生の頃からディベートや会議などで自分の意見が言えない、というより自分の意見が分からなくてその場で主張することが出来ずに周りの意見を聞いて相槌を打つだけになってしまいます。何か言わなきゃ!と思えば思うほど頭が真っ白になって何も思いつかずいつも「また言えなかった...」と自己嫌悪してしまいます。無意識のうちに的外れな意見だったら...とかその会議の話し合いで正解を探してしまうクセがあるのかなとも思います。このようなクセを治す方法と意見を言えるようになるためにはどうすれば良いでしょうか?ぜひアドバイス頂けたら幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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自分を否定しない
ココ 様 相談ありがとうございます。
自分の意見を言おうとすると、緊張して頭が真っ白、意見もわからないということは誰にでも起こりうるし、そうなりやすい人も多々います。
幼い頃に、自分の意見を否定され続けたり、意見を言う前に高圧的に遮られたりすると、意見を言わない方が安全だと認識するからです。安全と認識しても意見を言えない自分を嫌悪し否定します。
子どものころからのその傾向は、あなた自身のせいではなく、あなたに責任はありません。あなたが悪いのではないのです。安全だと認識したその方法を意識せずに身につけてしまっただけなのです。
ですので、まず相槌だけをしている自分を否定しないことです。実は相槌も方法によっては意見を出していることになります。大きな頷きは、話し手を肯定していることになりますし、優しいほほえみ返しは、相手を勇気づけることにもなります。
この相槌を意識して行っていきましょう。
それで、もし自分の意見を言うことになったら「同じ意見ですが・・・」と前置きして肯定したい人の意見を採用しましょう。これでいいと思います。
そして
自己嫌悪する心の癖が減れば、段々意見が出るように思いますので、この点に少し注力して日常を過ごしていけば、宜しいかと思います。
自己嫌悪すること減らすには、自分に思いやりを向けて自分に優しさを向けて、自分の心を落ち着かせる練習をして、心にエネルギーが溜まっていくことですので、まずは、心を落ちつかせる練習(瞑想や写経やヨガなど)を取り組んでみては如何でしょうか。メール等で思いやるを向ける方法などお手伝いさせていただきますので、ご縁が続くようでしたら、ご遠慮なくご相談ください。
一礼
追伸:早々にお礼メッセージ、ありがとうございました。自己を否定せず肯定していくことが難しかもしれません。自分に向き合うことになりますから。でも安心してください。心を落ち着けることや自分を慈しむことを練習すれば必ずできるようになりますので。またどうぞ遠慮なくご相談ください。再礼
質問者からのお礼
釋 孝修さま
回答して頂きありがとうございます。相槌をしてる自分を否定しない、相槌も方法によっては意見を言っているという言葉に救われました。まずは自分を否定せずに、受け入れていきたいと思います。ありがとうございました!