別れを乗り越えるには
宗教が原因で彼氏とお別れすることにしました
お互い大学生で付き合って1年でした
付き合い初めから土曜は会えないと言われ、1年の間に何度も理由を聞きましたが、教えてくれませんでした。私に将来的に関係するかと聞いた時は、関係ないと答えていました。
1年記念日に、実は土曜日は教会に行っていて、家族全員キリスト教の信徒であることを明かされました。彼は毎週教会に行き、年何度か東京での大集会に参加し、給料の十分の一を教会に渡すなどしていて、神社や寺への忌避感もあることから、完全に信者でした。
彼と結婚するには、私が洗礼を受けて信徒になるか、彼が家族と縁を切るかのどちらかしかありません。私は以前から宗教というものに懐疑的で、私は絶対に洗礼を受けないと話しました。すると、俺は家族と縁を切りたくないから両立できる道を探すといっていました。しかし両立はかなり難しいと思います。彼自身も信仰しているため、正直結婚は絶対したくないと思いました
結婚という未来が0なのに付き合い続けるのはお互いのためにならないので、私から別れを告げます。このような重要なことを1年間も隠していたところにも不信感を抱いてしまいます。
別れは決定事項です。しかし辛くて涙が止まりません。人柄や見た目全てが大好きでした。教会がベースとなった彼自身のことは受け入れられるし、彼の驚くほどの真面目さや誠実さはそこからきていることも理解できます。私のコンプレックスを理解してくれて父のように心配してくれる彼のことが大好きでした。頼り甲斐もあって面白くて、一緒にいた時間全て幸せでした。しかし結婚となると子供の問題もあり全く現実的ではありません。
お互い大好きなままで別れるのがこんなに辛いと思っていませんでした。この選択は間違っていないでしょうか?彼の宗教は犯罪系ではないし受け入れるべきでしょうか?私にはどうしても、宗教というものが理解できず受け入れられないのです。
今は以前彼と約束したデートのことや初めて会った時、付き合った日のこと、優しい彼の一面などを思い出してとても辛いです。
宗教にさえ入っていなければ、、、
もう少し活動に消極的であれば、、、
そうなったら今の彼はいなかったのですから、運命だとは思いますが、つらいです。
この選択は間違っていますか?
この失恋は乗り越えられますか?どうしたら乗り越えられますか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「やさしさ」を優先順位ですよ。
人は生きる上に何かしら信仰するものはあるかも知れません。
日本では宗教が混在しているのは事実であり、科学の進化により時代は現代科学を優先とする合理的な社会が心を支配しつつあるかも知れませんね。
日本人が使用している日常用語のほとんどは仏教用語もしくは神道用語です。これも宗教です。
例えば「いただきます」も立派な宗教です。ご飯を食べる作法ではなく"命をいただく"という命の合掌です。
宗教と耳にすると警戒心のアンテナが立つかも知れません。しかし、これから無宗教にしても何かにこだわりを持つ偏執していることも一つの宗教観に近いものもあるものです。
例えば1)結婚をしたとしても、仕事優先で家族を顧みない。
例えば2)結婚して、お金を全然家に入れない。
例えば3)結婚して、浮気をして克己心をもっていない。
などなど、キリがないほど家庭問題は挙げられます。
しかし、彼がどのくらいキリスト教に帰依しているかも肝心なことです。
ある程度の信仰なら普通かつ、良いことです。何故か?といいますと。
戒律を心(思念)にもっているからです。
仏教では特に戒律を重んじますが、戒律は「戒(道徳)」、「律(倫理)」です。
宗教をある程度、自覚程度でもつことは約束を自身にも相手にも守ることにつながるからです。仏教では基本「十善戒」としてお授けします。
多少なりとも自覚につながり、感情(理性)のコントロールや制御、また善悪の判断にも形成させます。
ある意味、彼を好きになったことは神を信仰していたからこそ、人間性が形成されることにより、素敵な内外面をもち、そこに惹かれる はるさん もおられたのではないでしょうか?
現在はたしかに宗教に敏感になることが事実かも知れません。
大切なのは、やさしさが最後にものをいうものです。
合掌