お葬式に出たくないです
お世話になった母方の祖父が、先程、亡くなりました。
素直に申し上げますと、上京してから数年、交流が浅くなったこともあり、
子供の頃に抱いていた「大好きなおじいちゃん」という気持ちは、あまり持ち合わせておりません。
しかし、幼い頃から大人になった今も祖父母に対して深い恩を感じるほどには、お世話になりました。
私も、祖父を見送りたい気持ちはあります。
けれど、葬式に参加したくありません。
お恥ずかしい話ですが、小学生の頃から自殺未遂を繰り返しておりました。
常になんとなく死にたくて、大好きな趣味が失われそうになったり、大好きな友人とトラブルが起こるたび、生きる意味がないと絶望し、自殺を試みておりました。
二年ほど前に何度目かの自殺未遂をし、ゆっくりと生き方や考え方を変え、
他人への興味を薄くし、自己中心になり、哀しいことや辛いことを避けるようになって
ようやく仕事や趣味、人間関係を健康的に楽しめるようになりました。
もう会えないのは哀しいです。しかし、その程度で留めておきたいのです。
祖母や母親の弱る姿や哀しむ姿を見て、思い出して、哀しくて哀しくて仕方がないのです。葬式に出席すれば、哀しい気持ちの中で、私も哀しい気持ちで押し潰される。
半年前、四年ぶりくらいに仕事へ復帰できました。忙しいけれど、仕事をし、お金を稼ぐのは楽しいです。
趣味も、夢も、命を削らない程度に楽しめるくらい、心身のバランスをとるよう、気を遣っております。
人生のパートナーも見つけました。遠い土地に住んでるため、なかなか会えないけれど、来年一緒になる予定があります。
今、生きていて、ようやく死にたい理由がなくなったばかりなのです。本当に幸福です。それが崩れるのが、本当に怖いのです。
新しい仕事は1か月前に始めたばかり、何年も前から時間を掛けて準備していたものも、ある。今、逃したら頑張れる気がしない。
今、葬式に参加し、今を棒に振ったら、葬式を恨んでしまう。祖父を弔う気持ちになれないのです。
自分が生きることに精一杯で、お世話になった祖父の葬式に出席をしない。自分勝手なのでしょうか。許されることなのでしょうか。非常識なのでしょうか。
自分勝手だと、責めてほしい気持ちもあります。
けれど、良いんだよと許してほしい気持ちもあります。
どうか、気持ちの整理をつけられるよう、ご助力ください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
親族は安心するでしょう
ねばならないということはないですよ。お葬式は残された人たちのケジメの場でもあります。もう会えない、声も聞けない、触れることもかなわない、そうした事実と向き合いきちんとお別れをするための修行の場です。
今あなたがお葬式に行けないのであれば、それはそれで仕方がないこと。しかし、落ち着いた時にきちんとお墓参りをして、お別れをしてほしいと思います。想像することと現実は違います。目の前で、遺体と向き合い、火葬した骨を拾う、こうした体験は間違えなく事実を受け入れるきっかけにはなります。
いずれにしても行かなければならないこともないでしょう。インフルエンザにでもかかったと思い、落ち着いたら顔を出してあげてください。
心からお祈りなさって下さい
拝読させて頂きました。
あなたはお祖父様がお亡くなりになられて、あなたの状態もあまり宜しくない為にお祖父様のお葬式に出席なさりたくないのですね。
詳細なあなたの状況やお気持ちはわからないですけれども、あなたのそのお気持ちを受け止めさせて頂きます。
あなたがその様に思われるならば無理にお葬式にご出席なさらなくても宜しいかと思います。あなたがいる場所からお祖父様が心から安らかになります様にと心を込めて手を合わせてお祈りなさって下さい。そしてこれからもお祖父様にあなたをお見守りなさって下さいます様にとお願いなさって下さい。
私もお祖父様が心安らかになります様に心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたのその思いを仏様や神様やご先祖様は受け止めて下さり、お祖父様は必ず仏様や神様に導かれ、ご先祖がお祖父様を必ずお迎えなさって下さいます。お祖父様は仏様や神様のもとでご先祖様と一緒に心から安心なさり一切の迷いや苦しみからも救われていきます。そしてこれからもずっとあなたやご家族の皆さんのことを優しくお見守りなさって下さいます。
お祖父様とあなたやご家族の皆さんとのご縁はこれからもずっと続いていくのですからね。きっとあなたの心が回復なさり毎日を穏やかに安らかに過ごすことができる様にとお祖父様は見守り支えていて下さいます。
あなたがこれからもお祖父様のことを大切になさり心を込めてご供養なさり、これからの未来を心穏やかに健やかに生きていかれます様に、皆さんとのつながりの中で心から幸せに生きていかれます様に切にお祖父様にお祈りさせて頂きます。至心合掌
焼香だけでも
だいふく餅さま、祖父さまの永眠に察しましてはお悔やみ申し上げます。
私はどんな事情にしてもお世話になった親類縁者の葬儀には出席すべきです。あなたはいつまで現実から逃げますか?みんなは他人ごとだから優しく声をかけてくれます。仕事にかこつけて葬儀に行かない。あなた一人の仕事ですか?後々あなたに部下が出来たとき、部下の身内の葬儀に出席させられますか?今大事なプロジェクトに休むかよ。と言ってあなたが葬儀に行かず仕事をしていたことを引き合いに出されて部下が辛い思いをしたらどうしますか?時間が経てば事実しか残りません。あなたの感情はそのときだけです。あなたはもう自立しています。自分の意志に忠実に生きましょう。多様性は案外脆いものです。
ただ、私の見解ですから、参考にするかしないかはあなた次第です